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Posted by ブクログ
ゲーム、ニーアオートマタの前日譚。
ゲーム中に登場するヨルハ部隊で使用されている女型とは異なる、男性モデルのデータ収集を極秘に行うことを目的として実験モデルとして誕生した男性モデルのみで編成された部隊の話。
何度も任務に挑んでは生きては帰ってこれない彼ら。そのたびに任務前にバックアップしてあったデータで復元される。しかしそれは復元されたものであって、任務に挑んだ彼らはもういない。自分は何者なのか。そんな疑問も生まれる。
そんな中ただ一人死ぬことを許されないヒーラー型である九号。彼の役割は彼らのバックアップである。任務にて毎回予期せぬことが起こり部隊の誰かが死ぬ。それを復元する彼は彼らの苦悩を見てまた自身も彼らを救うことができなかったことを悔やむ。
そんな彼ら一人ひとりの未来へ繋がれなかった想いを綴る。
ゲーム本編に出てくる9Sとこの9号は同一モデルなのか、また短イ話にでてくるモデルと同じ番号同じ形式のモデルもでてきて、これも同一のモデルなのかなど色々考えながら読んだ。彼らの想いは未来へ続かなかったが、彼らの実験から得たことが本編に確かに反映されていることが読み取れる。例えばバックアップデータは直接本部サーバーに送られることになるなど。そんなことを見つけられたときはちょっとうれしかった。
Posted by ブクログ
舞台『少年ヨルハ』を見た上で購入したが、買って良かった。
いろいろなキャラの視点から物語がつぶさに描かれており、舞台では受取りきれなかった細部まで補足されていた。
また、『人形達ノ記憶』で触れられた某エピソード(これもちょうど現地で見たものだったし、台本も読んでいたのだが、小説としての描写が加わってまた楽しめた)や、本編の後日談まで収録されていて、舞台の内容以上のボリュームになっている。
正直舞台のときには(時間の関係か)描写が足りず「猟奇的な方向に持って行きたかったのだな」という印象を受けた場面もあったのだが、小説としてしっかり補完されていて、きちんと噛みしめることができた。
ニーアのノベライズはいつも本当に良いものだが、中でも特に素晴らしいノベライズだったと思う。
舞台を見て内容を知っている人にも是非読んでほしい。
Posted by ブクログ
原作となるゲーム『NieR:Automata』のノベライズ、第3巻の“少年ヨルハ”です。
ゲームの前日譚となる舞台『少年ヨルハ』を小説化した、原作の世界観が広がる一冊でした。
女性型が多いヨルハ部隊ですが、男性型のみのヨルハM部隊が新設されます。
健気な少年兵といったメンバー構成ですが、ブラック教官や二号から醸し出される不穏な雰囲気が素晴らしい。
又、途中から合流するレジスタンス(脱走兵)の旧型アンドロイドにはヨルハに無い人間臭さがあって面白いです。
人類のように多様性を模して造られたアンドロイド達ですが、心身の痛みを背負い感情に振り回される彼らはもう人間そのものと言えるのではないでしょうか。
人類ではなく、個人となった彼らにこそ“栄光あれ”と言いたいですね。
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少年・青年マンガ
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