堀井雄二のレビュー一覧
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令和に復活、藤原カムイの「DQⅦ エデンの戦士たち」。2006年に第一部完の形で終了し、「紋章を継ぐもの」の連載に移行。おそらく「紋継ぐ」が最後のドラクエになる、という言葉もあったので、DQⅦの続きはないのかな、と諦めていたのですが、復活です。嬉しい。藤原カムイの作画とDQのファンタジーの世界観はあっていると思うのでね。
物語は、過去の砂漠の王国から。ここのボスのセトが強かったのは思い出です。DQⅦRでも、一回全滅したはず。痛恨で壊滅したんだよな。漫画でも、かなりの強敵として描かれています。しかし、あの倒し方はどうなの?水牢の術で溺死というのは、反則気味。物語的には砂漠のドラマパートは少なかったように思えて斬炎ではあるけど、ここの物語は後の四精霊復活にあるのだと思って待つことにします。
別れたキーファの冒険も並行して描いてゆくことになりそう。漫画のキーファはゲームと違って、己の道を征くという彼の決意を独自の解釈で深掘りされているので、ヘイトはあるけど理解できない、拒絶には至っていないです、個人的に。アルスたちが背負う世界の命運とは違うものを、こちらの彼は背負っているので。ロトの血脈という、DQシリーズ全体の運命の血筋。
DQⅦRの要素も入ってくるのかもしれないね。彼が残った時代でどんな冒険をして、アルスたちの冒険を助けることとなっていたのか。DQⅦの好きなところとして、一つの石板世界で出会った人たちの物語の続きが、他の石板世界で見られるところにありました。レブレサックの神父とか、ハーメリアの老楽師とかね。
アイラの加入で、1巻は終了。
アイラが大地の精霊の紋章を宿す者ということで、四精霊も残すは風のみか。こちらのアイラはキーファの子孫ということではなく、ジャンとライラの子孫設定。掟と運命のために結ばれなかった恋人の想いの結実。
過去の石板巡りは、なんとなくですがサクサクと進んでいきそうな感じがします。メルビンの復活と精霊の紋章関係は、今回みたいな感じなのかなぁ。リートルードやクレージュは振り返りになる?クレージュは世界樹なのに、DQⅦRでは削除だったしなぁ。漫画的な理由でダーマもカットされているので、ゲームを忠実にということではないからね。
復活が嬉しいDQⅦ。
ベゼルやグレンは今頃何をしているのか。彼らの再登場で、他のDQシリーズとの関係も明らかになると思うので、すごく楽しみ。公式ではないけど、公式に準じるものとして設定を考えているので、ワクワクが止まらんですよ。 -
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『ドラゴンクエストのつくりかた』堀井雄二
一番印象に残ったのは、「人に楽しんでもらうものをつくる」とはどういうことか、という徹底した姿勢だった。
まず、キャラクターをものすごく大切にしている。魅力的なキャラクターをつくり込んでいくと、作者の意図を超えてキャラクターが勝手に動き出すという。これは鳥山明や井上雄彦も似たことを語っていたのが面白い。物語を動かすのは設定やプロットだけではなく、そこに「生きた人物」がいることなのだと思う。
そして何より、徹底したユーザー目線。「ゲームで遊ぶ人はわがまま」という認識があるからこそ、「これくらい分かってくれるだろう」とユーザーに甘えない。シナリオだけでなく、難易度、経験値、敵の強さ、導線など、あらゆるパラメータをプレイヤー体験から逆算して調整している。
これはゲームに限らない。仕事でも、「説明したから分かるだろう」「正しいことを言っているから動くだろう」ではなく、相手が実際にどう受け取り、どう行動するのかまで設計しなければならない。人を動かすことは、命令や説明の問題というより、体験設計の問題なのだと思った。
もう一つ良かったのは、堀井雄二をはじめとするクリエイターたちが、本当にワクワクしながらものをつくっていることが伝わってきたこと。
「クリエイティブな仕事」というと、特別な才能を持った人だけの世界に見えてしまう。でもこの本を読むと、面白がって、考えて、試して、直していくことの積み重ねなのだと分かる。
ものをつくることのハードルを少し下げてくれた本だった。それが一番ありがたかった。 -
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新装彩録版10巻。鬼岩城とダイの剣誕生です。超魔生物化するハドラー。ポップの帰郷とロン・ベルク登場。鎧の魔槍ヒュンケルVSミストバーン。
ベンガーナ国王のクルテマッカⅦ世と戦車隊のアキームさん登場。何気にいいキャラの2人です。今後も要所要所でいい味出してくれますね。アキームさんは武人として。クルテマッカⅦ世は後援者として。
ダイの剣が完成するまでの間、ダイ抜きでミストバーン軍団と戦うこととなったポップたち。無限に湧き出るモンスターを撃退する中、新たに魔槍の力を習得したヒュンケルの加わり、ミストバーンとのボス戦となります。
無尽蔵の雑魚を薙ぎ倒してゆく時のマァムの強さが素晴らしい。シンプルな力が一番強い、という真理を見せつけるのはいい。強さが絶対ではない、というのはテーマの一つであるけども、強さなしでは何もなし得ない、というのも事実。アバンの教えでもあるし、ハドラーやバーンの拠り所でもあるし、ダイが悩み続けるところでもあります。
ヒーローは遅れてやってくる、の言葉を借りるなら、ヒュンケルやダイがこの場面では当てはまるのですが、チウやバダックさんが前フリとなっているのも見逃せないかな、と思います。なんだかんだとコメディ担当になる2人ですが、漢気あふれるコンビなのですよ。前フリには違いないですが。ここがあっての真打登場なので。
その真打として、ダイの剣装備の勇者ダイ参戦。
「ダイの大冒険」でいうと真魔剛竜剣のような、古来から伝わる伝説の武具というのもいいのですが、これからの活躍で伝説の装備になるぜ、というのも趣があってとても好き。DQⅢで勇者が装備していた武具が、ロトの装備として後世に伝わったみたいなやつですね。
ダイの剣で真っ二つにされた鬼岩城。それを見て闇の衣を脱ぎ捨てようとするミストバーン。ここで中身を披露していたら、全滅確定でした。全員、ワンパンで粉砕されて世界終了だったでしょうね。キルバーンナイスアシスト。
撤退したミストバーンとキルバーンを追いかけて、突出したポップがたどり着いたのは死の大地。展開が早い。
ゲームなら、結構な間セーブしてなくて、不意打ち全滅で泣くところです。
最近のオートセーブは非常にありがたいのだけど、hageた時の絶望感が薄くなりましたね。ありがたいんですけどね。 -
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新装彩録版9巻。丸ごとロモス武術大会編。武闘家となったマァム加入と超魔生物ザムザ。閃華裂光拳。あ、チウ登場するのもここからです。
何気にチウは、今後も要所要所で活躍するキャラクターになっていきます。ただのコメディリリーフではないんだよなぁ。ポップのそういった役割を担うための登場だったのか。
武闘家に転職してパワーアップしたマァム。フレイザード後からの離脱、再加入のサイクル早いな、とは連載当時から思っていたけど、物語上で経過しているであろう日時を考えるとさらに驚きますね。開幕から大魔王撃破まで3ヶ月弱とかいう話だったはず。となると、マァムの修行期間は週単位なのか?
まあ、ゲームだと転職後のメタル狩りでドーピングするから、成長速度がおかしいというのも納得はできてしまう。最近だとくちぶえで即エンカに、レベルアップで全回復なので宿屋もいらないし。
マァムの必殺技・閃華裂光拳。理屈を考えると鬼畜な技だと思います。過剰な回復によって体を破壊する、って敵側のマッドサイエンティストが使いそうな技だわ。
そういう意味では、敵と味方のイカれた技術の粋のぶつかり合いだったのかな。マァムとザムザ。
ダイとザムザ。父子の愛情がすれ違う子供の戦い。父からの、父への、という違いはあれど、双方向の情愛を感じることのできない二組。
バランと生死をかけての戦いを演じたダイが、憎しみでなく親愛を感じていることをあらわすようになったのは、心の成長か。ダイは思春期に入るぐらいの年齢なので、強がり頑なになってしまうけど、本当は素直になりたい、というのが見える落日の場面は切なさが溢れます。
ザボエラに、その気持ちは届いていないけどね。あいつ、本当に最低だな。 -
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新装彩録版8巻。バラン編決着と外伝・勇者アバン収録。竜魔人。ポップのメガンテ。記憶復活。親子激突。バラン撃退。ポップ蘇生。ハドラー奇襲失敗。アバンの書。
メガンテにバランを撃退するきっかけとなった不意打ち呪文。そして、竜の血による蘇生復活と、ポップが主役以上の活躍をする8巻。もちろん、最後の一撃を決めるのは勇者であるダイなのですが、それまでの経緯を考えると、竜騎衆への特攻から
ポップの功績は大きすぎる。
もちろん、バランを倒したのはダイが言うように、これまでの経験が積み重なった結果。ダイの力と、アバンの技と、ヒュンケルの魔剣と、ポップとの思い出の結晶。そして、クロコダインがバランの力を削っていたから、と言うことも言っておきたい。ダイは記憶ないし、現場を見てないので知らないけども、あのギガブレイク連発があればこそ、最終盤でライデインによるギガブレイクになってしまったわけで。ドルオーラに耐えたのもでかいけど。タンウとしてのクロコダインが輝いた瞬間です。レオナのベホマもね。
パーティー全員の力を振り絞って撃退したバラン。束の間の休息かと思いきや、ハドラーが奇襲敢行。
強さだけが先行して、どんどん心の中が薄っぺらくなってゆくハドラー。多分、ここが一番小物でしょうね。奇襲も失敗、自分の強みであった極大呪文もマトリフの存在で、優位性がなくなります。この後の外伝の頃の方が、魔王という怖さ強さが全面に出ていて、好ましい。あとがなくなったハドラーの逆襲は、もう少し後。
しかし、ここでポップは退場する予定だったという話をどこかで聞いたけど、真偽はちょっと確認できないけど、蘇生復活させて大正解です。自分は今後の展開を知っているという側面もあるけども、冒険の最初から共に旅をしてきた仲間で、誰よりも精神面での成長が著しいポップ。一番読者視点に近いのは、ポップだと思います。
『ペルソナ』の順平や花村、竜司のようなポジション。
人が抱えている弱い部分をさらけ出す立ち回りもするために、ヘイトを買うことも多いのだけど、それを踏まえての成長物語が、心を打ちます。
ここで退場していたら、その為だけの存在になってしまったような気がする。そうじゃないよね。
ハドラー率いた魔王軍との戦いはここで終わり、新たな展開へ。
ここから、もっとポップがかっこよくなってゆくんだ。もちろんダイも。 -
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新装彩録版7巻。丸ごと竜騎衆戦の7巻。敵前逃亡のポップ。VSガルダンディー。援軍ヒュンケル。VSラーハルト。バランの過去。受け継ぐ鎧の魔槍。VSボラホーンは別にいいや。
またも逃げ癖か、と思わせたポップの漢気。アンチ魔法使いみたいなガルダンディーと仕留める強さは流石です。どんどん強くなるポップ。そして、呪文の強さが魔法力の強さという設定になってきている様子が窺える戦いでしたね、とどめのイオ。これはもう、後づけ解釈の感想になってしまうんですが、渾身の魔法力を込めたイオという表現があればこそです。攻撃魔力依存の呪文ダメージは、ゲームのDQでも取り入れられているやつですが、ここら辺が発端なのかな、と思います。前も書いたかな。
颯爽と援軍に駆けつけたヒュンケルがボラホーンを瞬殺し、これはもう楽勝でしょと思った油断をたたき伏せるラーハルトの強さ。ヒュンケルとは違った強みの戦士タイプ。同じ装備なので素早い方が有利、というのは先制できる方が有利ということですね。互いに回復方法がないので、先にHP削った方が勝利という戦い。
ただ、ラーハルトの相手は不死身特性なので、不死身でなければ食いしばり持ち、あるいはFA持ちなので、ラーハルトは相手が悪かったです。
異種族ハーフというダイと共通項を持つラーハルト。きっと、バランはもう1人の子供のつもりで接していた面もあるのでしょう。だからこその過去語りをしたのだろうし、後の展開にも繋がってくると思います。
親である存在を失ってしまったヒュンケルが、親である存在のために命を尽くしたラーハルトの遺志である鎧の魔槍を受け継ぐシーンもいい。
あの時は持っていなかった強さを持って、これからの戦いの人生のために活かす、という贖罪と決意のようにも思えます。
あと、シンプルに魔剣より魔槍の見た目の方が好きというのもある。
VSボラホーンはやっぱりいいや。 -
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新装彩録版6巻。バラン編開幕。デパートでお買い物。ヒドラと重圧呪文。竜の騎士の強さと怖さ。占い師ナバラとメルル。テランでの遭遇。ギガブレイクに竜闘気。記憶消去。
ベンガーナで買い物するダイとレオナとポップ。日常回だけど、すぐにヒドラ急襲でイベント戦闘開始。圧倒的な強さで撃退するダイと、それに恐怖を覚える一般人。まあ、血まみれというビジュアルの怖さもあってのことだと思います。重圧呪文ことベタンのお披露目でもあります。「ダイの大冒険」オリジナル呪文。かっこいいよねポップ。浮世離れしたお姫様レオナが、かわいくうざい回でもありました。ビキニアーマー?賢者がどこにいる、とつっこむポップですが、ゲームストーリー後半になると、水着でも防御力・耐性ともに優秀な装備あるので、あるあるではあります。アニメでは天使のレオタードでしたね。
自分が何者であるかと知るために、伝承の残るテランへ。
そこで自分の出自を知り、存在意義を疑うダイ。さらにバランとの父子関係も暴露されて混乱が進みます。ただただ己が勇者であることのプライドを持って、魔王軍のバランを相手に戦いを続けるダイ。しかし、全てが己の上位互換のバランの前にどう戦うのか。ここのギガブレイクの衝撃はやばかった。ライデインの上位であることは当然の知識だったし、ライデインストラッシュと同じ魔法剣を使う、というのも衝撃。魔法剣はダイの専売特許で、だからこその強さだったのに。
クロコダインの援軍と合体技で退けるも、記憶消去という反則技を残してゆくバラン。
今でこそ、負けイベと割り切れるのですが、当時はどうもならない、という敗北感強かったなぁ。記憶消去がどういう風に影響するのかわからなかったし。
バラン強い。 -
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うーむ
ついラスボスを倒したダイたち。そして・・・。
最後の最後までベタを拒否、というか意表をつかずにはいられなかったのか。
正直この終わりは不満であった。
ともあれお疲れ様でした! -
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コア
バーンはまさに血も涙もない奴、というのが見せつけられる巻。
ハドラーがいかにも人間離れしているのでまだしもだがトラウマもの。
ついにミストの顔が出るが、つまり??? -
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剣
ダイの力に耐えられる剣を求める巻。
そんなこんなで恐らく最強の剣が手に入るが、
ここでロトの名前を期待してしまったなぁ。
こうなるとなぜこのタイトルだったのか。 -
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鮮烈
胡散臭さしかない覇王の剣とやらを賞品とする武術大会。
体を魔族を超えた怪物にするという敵に、彼女が新たに
身に付けた技を見せる。急に強くなりすぎな気もするが
大変ヒロインぽくなってさてさて。
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記憶復活
バラン、ある意味ではダイと仲間たちを強くしてから戦線離脱。
また出てくるにしても、今のところ魔王軍に残っているのは
小ずるい奴ばかりに見えるが果たして。