バウンドのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
SDGsをしっかり学びたいけど、何故そうするか、目標達成のためにはどうしたらいいか、というところを求めていたらこちらの本に巡り会いました。こども向けながら必要なところを適切に抑えて、考えさせることができる良書です。ただ、2030年までに罰則なきこの制度がどこまで拘束力があるか疑問です。今は食べられる、着る物がある、住む家がある。枯渇するのは相当先の出来事ともたくさんのひとたちが考えるでしょう。しかし限りある資源の奪い合いで、戦争が起こるとも限りません。大人たちに子どもから働きかけて、と本書は言います。しかしながら大人たちがSDGsを理解し自ら行動に移す事が大切です。子どもたちに選択肢のない未来
-
Posted by ブクログ
ネタバレ目標
なぜSDGsが世界に求められているのかを知る。
→環境や人としての権利を尊重しないと、地球は壊れ、世界は成長できないのだ。
企業にとって環境への配慮や人権の尊重をすることはコストがかかり、企業の成長を妨げると考えてしまいがちだが、環境や人権を守ることは企業のイメージアップに繋がり、消費者や投資家から支持を得ることで業績が上がる。また、発展途上国を支援することはマーケットの拡大に繋がり、将来的な利益に繋がるのだ。そのことが分かっていない企業は市場から淘汰されこの先生き残れないだろう。
要約
持続可能な開発には経済開発と人権を尊重する社会、環境保護の調和が必要である。
私たちは人間が環 -
Posted by ブクログ
ネタバレここ数年、ビジネスシーンで使われる、初歩的な統計の本がヒットしていましたが、いよいよ子ども向けが出たか、とさっそく読んでみました。
私自身は、週に1度、図表を使ったコラムを新聞に書いています。単純なイラストの図よりも、データを集計してグラフを作成することが多いので、学ばせて頂こうと思いました。
最後に「グラフにだまされるな」として8つの項目が挙げられています。
これらの項目は、世に多くあふれている情報を、正確を読み取るために必要なポイントだと感じました。
専門書ではピンと来ない説明が、子ども向けの表現で腑に落ちることが多くあります。ぜひ、消費者として、社会人として、大人にも読んで頂きたい -
Posted by ブクログ
60分でわかる! SDGs 超入門
著:バウンド 監修: 功能 聡子他
SDGsは、持続可能な開発目標の略称で、2015年9月国連サミットで採択された、国連加盟193ケ国が達成を目指す2016年から2030年までの国際目標である。
地球規模の問題を解決するために、「誰ひとり取り残さない」という共通理念をもと、17の目標と、それを達成するための169のターゲットを設定している。
「持続可能な開発」を「将来の世代のニーズに応える能力を損ねることなく、現在の世代のニーズを満たす開発」と定義している。今だけはなく子ども、孫といった先の世代までのことを考えた開発がもとめられている。
言葉の意味 -
Posted by ブクログ
SDGsに関し、イラストや事例を交えテンポよく簡潔にまとめた入門書。SDGsとは何か、なぜSDGsに取り組まなければならないか、どのように取り組向くかについて、よく理解できました。
SDGs(sustainable development goals)とは、国連加盟193カ国が達成を目指す2016-2030までの国際目標であり、17の大項目の下に169の具体的な小目標とその達成手段について定められている。
大きく3つの視点から構成される。
環境保護
海洋汚染、森林伐採、気候変動、生物多様性の担保
社会包摂的
ジェンダー平等、貧困、飢餓、教育、健康と福祉、エネルギー、平和
経済開発
経 -
Posted by ブクログ
このままでは地球が持たない。分かってはいるけど、じゃあ何をすればいいの?が分からなかったし、子どもたちに教えられればと思い購入。
その中でも、『「他人が悪い」ではなく、「自分ができること」を考える』に納得した。
結局は自分の行いが全て。その中で、他人の責任にするのはとても簡単。でもそれだと何も変えられない。現状を変えるのは自分の行動。だからこそ、分かりやすくSDGsを書いてくれていることがありがたかった。
できることは考えようとしないだけでたくさんある。だから想像力を高めて、意識を高めて、自分の行動を変えていこうと思う。
人間と自然は一体。その自然を手前勝手に壊してはいけない。 -
Posted by ブクログ
子供向けになっていますが、堅苦しくなく、SDGsとは何なのかを再確認したい大人にもお勧め。
大枠のところは知っているつもりだったけど、ターゲットのところまで、きちんと読んだことが実は無かったな、と気づいたり、17の各目標が、実は絡み合っている問題なのだと改めて認識出来たり、有意義な学びになった。
日本での中小企業での認識度の低さや、2019年時点での達成度の低さなど、残念な情報もあったが、
この本で、著者が子供たちに、若者から積極的に大人にも伝えていこうよ、と言うメッセージがあったように、自分発信で出来ることは無いかな、と思った。
まずは手始めに、この本を周りに勧めてみようか。 -
Posted by ブクログ
「地政学」という言葉自体になじみがなく、とはいえ少し前からよく耳にするようになったので読んでみた。まずここから。
地政学とは地球の政治学(geo politics)。地理的な条件が国家に与える影響を研究する学問。たとえば日本は韓国や中国と隣接している。そのことが及ぼす政治的、経済的な影響を研究する。戦争の正当化に使われる側面があったため、日本では戦後、GHQによって地政学の研究が禁止された。
とても苦手で興味の持てない分野なので、子ども向けのこの本はわかりやすかった。
ただ、見開き構成で項の終わりに「考えてみよう」と設問があるのに具体的な回答が明示されているわけではない。深く考えて、だれかの