友藤結のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
体感としては随分長い期間付き合ってきた気がする本作も遂に最終巻ですか。何とも感慨深い……
これまでサリフィは魔族から正当な后であると認められるため、受け入れられるため様々な活動に従事してきた。
それがここに来て魔族の王であるレオンハートの正体が半分人間であるために、もっと大規模な意味を持ったように思う。
魔族は人間を受け入れられるのか、種族の違いを乗り越えられるのかという話に拡張される様はクライマックス感がある
アヌビスがサリフィに問うた王様が人間の血を持たない純然たる魔族であっても受け入れるのかという投げかけ
この問いやサリフィの答えは今の状況を全て代弁するかのようなものだった
魔族の王が純然たる魔族でないからオズマルゴに混乱が生じてしまった。一方でこれまで己の正体を隠して来たレオンハートはいついかなる場面でも完全に魔族として振る舞ってきたのかと言えば、必ずしもそうとは言えない
どれだけ誤魔化そうとしても人間と魔族の血を引くレオンハートがオズマルゴを統治してきたのだという現実が有る
だから、アヌビスも二心なく仕えるわけだし、レオンハート支持の声も各地に広がる。自分の血統のみで正当性を主張するセトへの支持は広がらない
そうして状況が揃うからこそ、あの場面からの大逆転劇には興奮してしまう。納得してしまう
けれど……、だからこそ、味方が殆ど居なくなった状態で更に無残な真実を告げられてしまったセトに思わず同情してしまいそうになった
サリフィが最期の最期に思い出させたようにセトが本来欲するべきであり、そして与えるべきだったのは親子の愛情だったというのは何とも寂しくなる
印象的なのはセトが最期に思い出したこの想いは一方でレオンハートにも通じるものが有るという点
国を愛し、国に愛されたからレオンハートは再び玉座に戻ることが出来た
また、レオンハートは愛されて生まれてきた者であり、今は誰かを愛することが出来る者でも有る
だからレオンハートが最大の愛を向ける国とサリフィが一堂に会するかのような88話の終盤の絵は感動的に見えたね
最終話はめでたしめでたしの後日談
以前からレオンハートとサリフィの間の子供はどのような存在に成るのかと気になっていたのだけど、ああなりましたか。随分とやんちゃな王子のようで
でも、彼がやんちゃに人と魔族の姿を使い分けて駆け回れる国が作れたこと。それが何よりもサリフィとレオンハートが成し遂げた成果の象徴と言えるのだろうね
贄として差し出された少女が魔族の王の心を動かし、やがて国すら動かした物語
壮大でありながらも、レオンハートとサリフィの心の触れ合いを中心に描ききってみせた物語にはただただ感服するばかり
本当に素晴らしい作品を読ませて頂いたという気持ちで一杯ですよ -
購入済み
めでたし、めでたし♡
1巻無料で読み始めてから全巻購入することになふとは。よくある話かなと思いつつ、最後のエンディングまでじっくり楽しめました。ステキなハッピーエンドを迎えられてよかった〜。主人公の真っ直ぐなところが大好きです。読みごたえ大満足なお話でした。
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購入済み
友藤さん作品は絵も綺麗だしキャラクターも素朴で嫌気がなくて応援したくなる。けどキュンポイントもちゃんとあって好きです。
少女漫画のアクションシーンって安っぽくて迫力無いの見て萎えたりするけど友藤さんは上手!
これが初コミックスとは驚きです。
もっと続き描けそうなのに3話しかなくて残念…
デビュー作もかわいらしい~よくまとまっててデビュー感無い -
ネタバレ 購入済み
サリフィが王様を連れ出すところ、子どもを庇って出て兵に説教かますところ、王様に私を逃げるための理由にするなと一喝するところ
逞しすぎる!好き。
ラントが好きです。
震えながらヨルムンガンドを助けるアミトさんも忠誠心のかたまりなヨルムンガンドも
結局どのキャラも魅力的。
神官補佐みたいなもさっとしたやつかわいい笑
元神官長切ない…
アミトさんは誰を見つけたんだろう!?
早く次読みたいけど終わってほしくない~ -
恋心
サリフィの無垢で真っ直ぐなところが現れている巻で、これからの試練をどう乗り越えていくのか楽しみ💕
王様のサリフィに対して気持ちの現れ方も見所でついつい読むペースが早まってしまいました。 -
購入済み
クライマックスまで
一直線!
サリフィも逞しくなったなぁ、としみじみ。
指図め、現代に置き換えると、
ディープステートの社会主義vs
多様性で自由な資本主義みたいに。
選ばれた一部だけが選民思想と共に
特権を持って身勝手に振る舞う世界は
滅びるだけだ。
サリフィはこの巻迄に誠意を持って人々の意識を変え、
仲間を増やしてきた。
その集大成、次巻を待ってます。 -
ネタバレ 購入済み
最後のヨル様イケメンすぎヤバい
本編ももちろん面白かったですが、私がずっと大好きだったヨル様が人Ver.に!
想像通りのイケオジで、1人で身悶えたw
そのままでもステキなのに、人でもステキなんてずるい!結婚して! -
ネタバレ 購入済み
どうなるの!!
いつも楽しみに読んでいます。とても面白いです。いよいよ佳境に入ってきて、ついに皆の前で人間の姿になってしまったおーさま。どうなるの⁉︎⁉︎
次回で最終回とか無いですよね…
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ネタバレ 購入済み
予想以上にキュンキュンしました!
友藤さんの代表作の贄姫は人×獣というのもあって個人的には胸キュンというよりストーリーやキャラクターの良さと絵柄の綺麗さが好きで読んでますが、
友藤さんが人×人のラブストーリー(?)を描くとこうなるのか…!と胸を打たれました。
やっぱり好きだな~~ -
購入済み
連載当初から好きで読んでいます。
絵が綺麗で、魔族一人一人の描き分けもすごく上手だと思います!こんな人いるよねってなる。あとイケメン多い。
サリフィの明朗さも素敵です。
物語がラストスパートに入っているとの事で、続きが気になるけど終わってほしくない作品。
ケモ姫、逆転にえひめも可愛いです。 -
ネタバレ 購入済み
ええ⁉︎!!
ええ!!民の前で人間に変身しちゃったよ!!セトのが仕組んだのか⁉︎それともサイショー⁉︎毎回引き込まれて読んでしまいます。早く14巻を出して下さい!お願いします。
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Posted by ブクログ
ネタバレ先にぶっちゃけると、私はまだ、(12)を読んでいない
本当に面白い、と感じさせてくれる漫画は、感想を書くまで、新刊を読まない、と自分ルールを設けているからである
漫画読みなので、新刊は出たらすぐに読みたい、その気持ちは、私にも他の漫画読みの方と同じく、ある。けれど、前の巻が、冗談抜きでイイものだと、そう、すぐには、自分が納得できる感想が書けないのも事実
これは、単に、私の感想を書く能力が、他の方より劣っているだけだが、一度、決めたルールは、そう簡単に撤廃できないのは事実
実際、早く読みたい、って焦りの気持ちが、却って、頭を冷静にさせ、心の熱を高めてくれる事もある
初っ端から、自分語りをかましてしまったが、本題に入ろう
最初に書いた通り、私は、まだ、(12)を読んでいない
しかし、よっぽどの衝撃的な展開がなけりゃ、この(11)を乗り越える事が、友藤先生は出来ないんじゃ、と心配になるほど、この巻は激烈な内容だった
系統的に言えば、間違いなく、この『贄姫と獣の王』は、ゴリゴリの少女漫画となる訳だが、この(11)で展開されたタイマンは、むしろ、男の漫画読みの方が胸を打たれそうだ
立場や思考を考えても、フェンリルは悪ではない
善ではないにしろ、レオンハートとは、通すべき信念、抱く野望、見ている未来が違うだけで、フェンリルもまた、強き王の器だ
ゆえに、レオンハートとフェンリルは衝突するしかない
フェンリルが、サリフィを危険に晒したのであれば、尚更だ
国を守るべき王としてだけでなく、一人の雄として、愛すべき女の為に戦えるのが、レオンハートだ
例え、他の奴が負けを認めるしかない状況でも、他の奴なら死んでいてもおかしくない傷を負ってしまっても、レオンハートは、サリフィの前で負けてはいけないし、死んでもならない
愛すべき女性に、男が捧げられるのは、勝利だけなのだから
二匹の獣が、野生を剥き出しにし、その牙と爪だけで、相手の命を奪おうとする姿勢は、ほんと、ファンタジー系とは言え、少女漫画として、ギリギリ
けど、この描き方でしか、友藤先生は、自分の想いを、私たち読み手に伝えられなかったんだろうか
なら、私は、友藤先生の猛攻を、この体で真っ向から受けきりたい
サリフィの声で、一度は諦めかけたレオンハートが立ち上がり、勝利への執念を剥き出しにして、フェンリルの圧を上回り、勝利をその牙で噛み取った決着に、グッと来ない男はいないだろうよ
しかも、その後の展開が、これまた、良い意味で少女漫画的じゃなくて、私としては、ますます、友藤先生への好感度が爆上がり必至
勝者がすべき義務があるように、敗者には敗者の、譲れない矜持と渡せない「何か」がある
それを貫き通したフェンリルとニル、彼らの王、右腕としての姿勢には、目頭が熱くなった
言うまでもない事だが、決して、ニルの忠義が、サリフィの純愛より劣っていた訳じゃない
何が勝敗を分けたのか、ハッキリ言って、それは誰にも判らない
ただ、あえて、強引に、レオの勝因を挙げるのであれば、彼が天に選ばれた、そういう事じゃないだろか
この戦いで、サリフィやレオンハートは多くの大切な事に気付き、距離を大きく縮め、より深い愛で結ばれるようになった
一方で、ラントベルトは、大人らの強さを間近で見て、己の体で受け、心に響かされた事は、戦士として良い成長の糧になった様子
彼は、まだまだ、強くなれそう。これからが楽しみ
しかし、二人の王の衝突、これは、何者かの計略であった可能性も出てきた
できりゃ、レオンとサリフィには、しばらく、イチャついてほしいが、新たな敵の影がチラつくとなると、難しいか?
この台詞を引用に選んだのは、シンプルに重く、鋭く、威力があったので
私個人の勝手な受け取り方ではあるが、この言葉こそが、友藤先生が、この『贄姫と獣の王』を愛読するファンへ、最も強く言いたいメッセージだったんじゃないだろうか
大袈裟でも何でもなく、友藤先生が、迷いながらも、自分で選び続け、ここまで来てくれた事には、心からの感謝しかない
けど、先生なら、まだ先に進める、とも信じてる
「・・・私も、この頃、考えることがある。生きる、ということは、選び続けるということだ。何を成すも、成さぬも、どこへ行くも、行かぬも、その選択を他者に委ねることさえ、結局は、その道を自分で選んだことになる。たとえ、それで、望まぬ結果になろうとも、それを間違いだった、と誰が決められる?答えは、出るまで誰にも分からない。選んだ先に、答えがある。そこには、きっと、正しいも間違いもない。ただ、結果があるだけ。そして、また、次に行く道を選択する。生きる限り、選び続け・・・そして、どんな結果に到ろうとも、そこから、目を逸らさず、向き合わねば、前へ進むことはできないのだ、と・・・」(byレオンハート) -
ネタバレ 購入済み
続きが楽しみ
今回、王さまの過去がほんの少し明かされます。新キャラが可愛いです!!この作者さんが描く獣たちは可愛くてカッコいい子が多く、それだけで癒されます。話も進みこれから二人がどうなっていくのか楽しみです。
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購入済み
話が進んで
カモノハシ回、不器用で一生懸命でみんな良い子。善良の塊みたいなストーリーでほっこりした後、次章へ続くで終わり。おーさまの出生の秘密がわかるかもしれない先が気になる。カモノハシアーサー君は、海の男になって王妃サリフィを支えるのかな?というような布石っぽいけど、まだまだ道のりは遠いね。
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Posted by ブクログ
友藤先生、(10)到達、ありがとうございます
そこは、「おめでとうございます」じゃない? と言われそうだが、私的には祝福よりも、どちらかと言えば、感謝の方が強いのですよ
そもそも、これだけ良い作品なんですから、多くのファンに愛されているでしょうし、(10)に到達してもらわなきゃ、漫画読みとしては困るんですよ
しかし、この(10)の表紙を書店で見かけた人は、ジャンルは何? と思っちゃったでしょうねェ
ここまで読んで来たファンなら、きっと感じたでしょう、作品としての厚みが増している事に
良い王を目指しているのであれば、その道を自分の足で歩む半ばで、それにぶつかるのは当然
本物の王になるために乗り越えるべきもの、それが、同じく王を志している者
この(10)の表紙で、レオと睨み合っているフェンリル
性質こそ、恨みや憎しみ、そして、王座への渇望で歪んでいますが、王としての資質は本物、と言えるでしょう
だからこそ、レオがぶつかる存在として申し分ない
それに、王として成長する、それ以上に、愛しい女性を救う、その目的がある以上、レオはこれまで以上の力を発揮してくれるに違いない、と期待が膨らみます
果たして、レオはサリフィを救い出し、王として強くなる事は出来るのでしょうか
きっと、(11)は、友藤先生は、ファンに見せつけてくれるに違いないですね、自身の進化を
アップしたら、すぐに(11)を読まねば・・・しかし、今度は、(12)が出る前に、感想を書きたいもんです
この台詞を引用に選んだのは、間違っていなくて、なおかつ、フェンリルに王の資質を感じ取れたからです
自分が認めた王を守りたい、その気持ちは、護衛として持っているのは当然
けれど、守り方を間違えれば、意味がない
ランベルトの、青い、若い、のではなく、拙く醜い覚悟を前にし、苛立ったフェンリルは、王として持っているべき物を有しているのではないか
レオには、こんなフェンリルに勝ってほしいが、レオが勝った時、サリフィが、どんな行動に出るか、そこが楽しみ
何様だ、と怒られそうだが、それで、友藤先生の覚悟が見えるように思う
「・・・小僧が、安い覚悟をひけらかすな。命を捨てるべき潮時も分からんのなら―――――――今、ここで死ね」(byフェンリル) -
Posted by ブクログ
ついに、この『贄姫と獣の王』も、一つ目の大台目前まで来たか
しかし、ほとんどのファンは驚いちゃいまい
これほど、読み手の心を揺さぶる打撃力がある漫画が、一つ目の大台に到達できないほど、まだ、この世界は冷たくない
それにしても、また、友藤先生、成長しているんじゃないだろうか
ベースである、サリフィとレオンハートの恋路が最も力強さを感じるけど、それを補強する、様々な要素もまた、一撃が重い
まず、この(9)の表紙を飾っている、アミトとヨルムンガルドの関係にも、変化が生じている
アミトが作ったお守りを、任務から戻ったヨルムンガルドは彼女へ返してしまう
何故、返されたのか、理由が分からず、ヨルムンガルドにしつこい女と思われたくなく、平静を装うとするも、悲しみに暮れてしまう親友の為に、サリフィはいつも通り、お節介を焼く
どうして、ヨルムンガルドがアミトへお守りを返してしまったのか、その理由は、あえて伏せるが、それを知った読み手は、彼に対し、不器用な男、無骨な武人、素直じゃない奴、そんな感じの印象を抱き、好感を持つに違いない
また、サリフィの、レオンハートの傍にいるに相応しい王妃になるための努力にも、読み手は胸を打たれる
訪れた国が、自分達に隠している陰の部分に気付いてしまったサリフィ
タイミングが悪い事に、自国でも問題が起こり、二人は戻らなければならなくなる
しかし、サリフィはここに残りたい、とレオンハートへ訴える
今、ここで、悲しんでいる人がいると知っているのに、自分が放棄すれば、自分が目指すべき王妃にはなれない
虐げられている人の為、レオンハートの為、そして、何より、自分の為に、サリフィは決意を翻さない
その強さに、レオンハートは折れるしかない。惚れた女の意地っ張りぶりに呆れながらも、彼女を好いて良かった、と思うのだから、相当である、彼も
まぁ、聡明なレオンハートも、サリフィがここまでの無茶をし、危機に陥るとは予想できなかっただろうな
彼女の正しき強さが宿る言葉で、囚われていたクリスティーナ王女が、悪に立ち向う勇気を発揮してくれなかったら、どうなっていたのか
ともあれ、強さと王としての立ち方を誤った小悪党は討たれ、サリフィは新たな絆を結べたので良かったとしよう
けれど、オズマルゴには、今までにない危機と強敵が迫ろうとしていた
数々の反乱軍を一つに束ね、オズマルゴに挑まんとしている組織のトップは、新たな王を自称する
その名は、“狼王”フェンリル。一体、何者なのか
レオンハートは、このフェンリルと、どう戦うのか
そして、サリフィは、この戦いで、どんな役を担うんだろうか
この台詞を引用に選んだのは、サリフィとアミトの間にある、種族を越えた友情パワーを感じ取る事が出来たので
元より、自分の気持ちを前面に出す事が得意ではないアミト
けれど、サリフィと交流する中で、彼女は少しずつ強くなっていき、良い意味で我儘になれるようになった
ヨルムンガルドの気持ちも分かるが、ここまでイイ女になったアミトからの恋慕と覚悟を蔑ろにしちゃ、男が廃るぜ
「・・・ヨルムンガルドさま・・・私は・・・特別な才能も、力も、何も持っていません。だから、私にできる精一杯のつもりで、あのお守りをお渡ししました・・・命をかけて戦うお方に、想いを託しました。それならば、私も・・・これからは、同じ覚悟を持ちます。もっと、強くなります。何が起きても、揺らがないくらい・・・だ・・・だから・・・だから・・・どうか、もう一度・・・・・・あなたのお側に置いてくださいっ・・・」(byアミト)