友藤結のレビュー一覧

ウルフル・ムーン

友藤結

同じ作者の『幾星霜の夜を越え』や『影に咲く花』より、あまり新鮮さがなかった気がします。
もちろん絵は好みなんですが、わりとよくある感じの設定でした。

ウルフル・ムーン

友藤結

まるごと1冊狼が出てくる話。表題作のウルフル・ムーンとウルフズ・ファミリアの2つの話が収録されてます。続きがありそうだけど1巻ってついてないのでこの巻で完結なんでしょうかね？
普通の人には見えない化け物が見えてしまう女子高生・夜々(やや)。ある日、化け物に襲われそうになった所を子犬に助けられるが、その子犬は実は魔界の狼王のフェンリルで、夜々のことを喰らうと言ってきて…！？
話はまぁ何となく有りがちな感じですが絵はとても綺麗で丁寧。画力がある漫画家さんだなと思います。
個人的には話はウルフズ・ファミリアの方が好きです。キャラはウルフル・ムーンかな？フェンリルが可愛い(笑)

ウルフル・ムーン

友藤結

内容としてはあんまり魅力的ではないように思えました。人によって好みわかれます。しかし、絵がとても綺麗で丁寧！高評価です。

影に咲く花

友藤結

江戸時代初期、世に巣食う闇を祓う妖奇譚。この作家さんの初コミックですが初コミックとは思えない程絵が上手いです。デビュー作の「子どもは大人の夢を見る」が掲載されているのですが、デビュー作とは思えません。この先が楽しみな作家さんです(^-^)

影に咲く花

友藤結

本誌で読んだ時に「これはまとめて読みたい」と思ったので購入。
繊細なイラストと、かわいらしいキャラクターに惹かれました。
正直男性キャラはもうちょっと年齢高めな外見で良かった気がしますが、こどもっぽい主人公のキャラクターとのバランスを考えればこれでもいいのかも。
ストーリーはともかく画面の動きが同時期に掲載されていた短編の中できわだっていたと思います。

影に咲く花

友藤結

江戸時代、という設定だけど、異世界でよかったんじゃあって気がする。江戸時代だからこその描写も設定もないし、江戸時代ということでかえって違和感を覚えさせてしまうようなことになっちゃうのなら、異世界のほうがずっといいと思う。
帯の文句通り、絵はとてもきれい。話もまとまっている。最近の白泉社の新しい作家さんのなかでは好印象のほう。
これってアンケートの結果が良ければ、連載につながると思うのだけど、微妙な立ち位置なのかな。冒頭で江戸時代ということにケチはつけたけど、連載になればまた色々よくなっていくような感じがするのになぁ