印南一路のレビュー一覧

  • 交渉学が君たちの人生を変える

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    交渉学が分かりやすくまとまっている。
    考え方、交渉の分類、プロセス、問題対策が網羅されていて、いい入門書。

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    2022年10月05日
  • 「社会的入院」の研究―高齢者医療最大の病理にいかに対処すべきか

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    社会的入院の発生原因とその解決策について述べらている本書。
    発生原因については、入院の出口たる在宅介護や介護施設の問題だけでなく、低密度医療が生み出す長期入院そのものに原因があることに言及。つまり、「病床過剰→病床あたりマンパワー不足→低密度医療→社会的入院の発生→廃用症候群→ADL低下、認知症の発症ないし悪化→要介護度悪化→社会的入院」という悪循環を生み出すと論じている。
    解決策については、①高密度医療実現のための病床再編と削減政策②在宅医療・介護を促進させるための保険の自己負担率の改革、医療&ケアの質を担保するための診療報酬支払制度の改革③入退院の適正化、患者教育の実施を行うための保険者機

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    2011年09月04日
  • 意思決定トレーニング

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    意思決定についての技術についてのワークスタディの本
    はじめにやり方を説明して中古車購入を例に上げて流れを説明している。
    意思決定は心構えじゃなくて技術という感じで良いが、絞りすぎている感じもある。ただ多数の中から絞るというやり方には仕事の上で非常に有用。
    仕事で受ける数万円の講習を本にしたようないい内容だけど、本にするならもう少し概念を丁寧に説明するのが良いと感じた

    ①メタ意思決定、重要性・緊急性・必要性・精密性
    ②問題設定、どのような問題か
    ③選択肢の発見・生成、情報を集める
    ④選択肢の評価、評価基準
    ⑤選択、決定ルールをどうするか

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    2022年04月10日
  • サバイバル決断力 「優柔不断」を乗り越える最強レッスン

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    ネタバレ

    意思決定をどのようなツールを活用して行えばよいかという本。
    決められない優柔不断は、自分の性格のせいにするのではなく、こういう風に考えるとうまくいくのでは?というアイデアやツールが読みやすく記載されています。
    優柔不断には2タイプあり、普段と異なる状況による「状況困惑型」と、意思決定するための情報は揃っているのに決められない「熟慮逡巡型」がある。したがって、問題の方に”問題”があるので、意思決定に関するツールをつかってみましょう、ということ。
    それと、意思決定には大小あるものの、いずれもパワーを必要とするので、普段の小さい決定はルーチン化しておくともよい。有名なスティーブ・ジョブスがいつも同じ

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    2021年01月03日
  • 交渉学が君たちの人生を変える

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    交渉学を教える大学教授による、交渉の種類と対処法が書かれている。分配型よりも、利益交換型、創造的問題解決に持っていけるとよい。

    交渉は苦手で、読んでいて過去の失敗が蘇り気持ち悪くなった。何を求めるかによるが、目の前の利益を追って相手をおとしめても、長期的には損だと思う。交渉は自分の器を大きくしてくれる。一番最後のリフォーム見積もりの交渉は参考になった。

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    2019年10月29日
  • サバイバル決断力 「優柔不断」を乗り越える最強レッスン

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    ネタバレ

    ・確証バイアスに左右されがち
    ・メタ判断(その選択肢で悩むに至った本当の目的はなにか)を知ることが大事
    ・決断後の評価学習では自己奉仕バイアスに左右されがち
    ・決断の難しい選択肢は判断材料を書き出し、ウェイトを付けて判断する
    ・そもそも重要でない判断はルーチン化してしまい判断しなくて良いようにする

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    2019年09月04日
  • 人生が輝く選択力 意思決定入門

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    次の技法について簡潔に解説されている。
    ・総合評価法
    ・突出評価法と事前選択
    ・自動選択機(熟慮速断法)
    ・集団力学による意思決定/発散させて効率よく収束させる技法
    その他に、悪魔の弁護人、満場一致は無効、グループシンク(集団浅慮)なども勉強になった。悪魔の弁護人では意外と評論家ッぽい人が自然に役を演じていたりする。グループシンクは、同質の人が集まる組織では陥りがちだと思う。

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    2019年05月02日
  • 交渉学が君たちの人生を変える

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    交渉が人生を変える。交渉は、互いの認識とInterestにギャップがある際のコミュニケーションである。

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    2019年03月08日
  • 人生が輝く選択力 意思決定入門

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    ネタバレ

    私たちは、人生のあらゆる場面において、大なり小なり選択をし続けています。

    私も、いまここでBooklogのレビューを書くか、それとも明日に先延ばしするか、という選択の中、レビューを書くことを選んでいます。

    以前から、効率よく「選択」できるといいなと思っていたので、本書を手に取りました。

    何かを選ぶということは、同時に何かを捨てるということ。上手に取捨選択しながら、日々過ごしたいと思っています。

    その場その場で、瞬間の判断で物事を決めなければならないことは多いものですが、その対処法として紹介された「掟を作っておく」が最も響きました。

    事前に時間のある時に、考えて掟を作っておくと、とっさ

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    2017年12月01日
  • 「社会的入院」の研究―高齢者医療最大の病理にいかに対処すべきか

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    この本は慶応大学総合政策学部教授が、健康保険組合連合会より資金提供を受けて社会的入院の現状と対策についてまとめたものです。
    厚労省の現在行っている施策のベースになった研究だと思います。
    日本では、社会的入院の方が多く医療の問題点であり医療費増大の一因となっています。入院している高齢患者の1/3~1/2(総数約32万人)は、社会的入院患者であると考えられます。日本で社会的入院が増えた理由は、昭和48年に老人医療無料化政策が施行され老人病院が乱立したからです。社会的入院を解消させることにより1兆5千億円の資金が捻出できると試算してます。
    社会的入院の原因は、介護力不足、介護回避、介護施設不足の3つ

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    2012年11月26日
  • 「社会的入院」の研究―高齢者医療最大の病理にいかに対処すべきか

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    著者は社会的入院の定義を6ヶ月以上といった期間で決めるのではなく、治療が必要な段階が終わったのに一般病床に入院している患者を社会的入院と定義している。その結果、一般病床でもかなりの患者が社会的入院であることが判明する。例えば、施設待ちや在宅の準備待ち、などである。このような社会的入院が発生する要因として、まず日本では一般病床の数が他の先進国に比して過剰であること、その結果、病床あたりのマンパワーが不足し低密度医療が常態化しており、それが高齢者を寝たきりにしていると指摘する。また、患者や家族に過度の病院信仰(入院していれば安心)や、施設入所には様々な審査など手続きが必要なのに、入院は医師の裁量で

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    2012年08月28日
  • すぐれたゴルフの意思決定 「熟慮速断」の上達法

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    論理的に意思決定フローに従い、最もスコアがよくなる確率を導き出すと、偶然?にも自分の課題と一致していた。
    考える、考え続けることはやはり大事なことである。

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    2012年04月13日
  • すぐれたゴルフの意思決定 「熟慮速断」の上達法

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    意思決定論でゴルフを考える。1部では錯覚に関する話。2部ではショットの確率を掛け合わせてスコアをシミュレート。3部では記録をつけて自己分析することにより学習スピードがあがると説く。
    「最も少ないスコアで上がる意思決定ができるのは、ミスター超人ではなくミスター確率戦略である。」
    スコアメイクにはOBを出さないことが最も大切。

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    2012年02月26日
  • 交渉学が君たちの人生を変える

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    交渉に対しての認識が変わりました。事例を用いながら丁寧に理論の説明が書いてありました。理論の種類が多く消化不良感は否めませんが、実務として落とし込めるヒントがあり良かったです。

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    2024年12月14日
  • サバイバル決断力 「優柔不断」を乗り越える最強レッスン

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    意思決定に欠かせない5段階フィルターモデル
    ①メタ判断
    真の問題は何か←これ一番重要
    意思決定自体の必要度緊急度重要度コストを考える
    質にこだわるか、スピードや合意形成にこだわるか
    ②選択肢の生成
    ③選択肢の評価
    総合評価法
    評価項目を書き出し、絞り込む
    評価項目にウェイトを置いて総合評価する

    評価項目
    ・福利厚生の充実 40%
    ・前職のスキル活用 20%
    ・労働時間 20%
    ・リモートワークの導入 20%
    ④決断
    ⑤評価学習

    ・日常の些細な判断は省力化、重要な意思決定に注力
    ・毎回最善の意思決定は出来ない。決断を振り返り、学習する。リカバリー案を用意しておく。
    ・最終的には幸せとは何か

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    2024年09月14日
  • 交渉学が君たちの人生を変える

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    SFCの名物教授である印南先生の交渉学の本。日常的・小さなものから、本格的・大型のビジネスで行われるものまで、また、自己PRみたいなものまで、良い交渉のためのコツが理論的に説明されている。交渉といっても、その真髄はコミュニケーションであり、信頼関係の構築がないとどんな手段を使ってもうまくいかない。また、その場限りの言い逃れや論破、摩擦を恐れた曖昧な態度は、長い目で見ると人としての信頼をも毀損する落とし穴。上手な交渉、上手なコミュニケーションのためにとても役立つ一冊。

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    2023年05月20日
  • 交渉学が君たちの人生を変える

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    交渉学ってあるんだなぁというのが最初の感想。
    体系的。

    これを読めば力が付くわけではないけれど、実務の後のリフレクションにやくだつ、そんな本。

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    2021年10月24日
  • サバイバル決断力 「優柔不断」を乗り越える最強レッスン

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    意思決定を行動経済学の観点から解説した書籍。
    意思決定の際、人が優柔不断になる原因は、性格ではなく問題そのものにある。例えば、選択肢の数が多すぎたり、情報がほとんどなかったりすると、なかなか意思決定できない。

    ■確証バイアス
    人は、ある仮説を立てると、それに合致する情報のみを求め、自分の仮説は正しかったと確信する傾向がある。このバイアスが働くと、情報収集とその解釈がゆがむため、良い意思決定はできない。

    ■自己奉仕バイアス
    人は、成功すると自分の実力だとしてその要因を自らに帰属させ、失敗すると「運が悪かった」などとして外部に帰属させる。ゆえに、失敗しても自分に都合よく結果を解釈し、原因を分析

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    2020年04月11日
  • 交渉学が君たちの人生を変える

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    この資本主義に生きている以上、仕事でも買い物でもいつも交渉している。資本主義でなくても、交渉は日常茶飯事だ。
    著者の記載の通り、日本人の交渉のイメージは悪いイメージの駆け引きに大分引きずられる。そのイメージを払拭し、そういった悪い駆け引きの交渉に出会ったときどう対応すれば良いのか、交渉するための道筋を示してくれる一冊だと思う。
    就活生とか読んでみるとためになる部分があるかな。

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    2019年05月05日
  • サバイバル決断力 「優柔不断」を乗り越える最強レッスン

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    選択、意志決定、決断というActionについて、区別をされていた。情報がありすぎて決断できなかったり、選択するべきChoiceは決まっていても実行できなかったり、意志決定の状況を理解できた。

    メタ判断ー選択肢の生成ー選択肢の評価ー決断ー振り返りの「5段階フィルターモデル」を提唱している。

    意思決定とAIとの関連について、言及があり、参考になった。

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    2019年03月13日