印南一路のレビュー一覧

  • 意思決定トレーニング

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    自分は優柔不断な性格だと思っているので、少しでも直せたらと思い、手にとってみました。

    のっけから、優柔不断は性格でないとのお言葉。
    決断するまでの過程を系統立てて説明してくれる本でした。
    大学の授業のようでした。

    残念ながら、トレーニング方法は書かれていないのですが、決断を下す方法がいくつもあること、そもそも決断を下さなければいけないのか?という問いが興味深かったです。

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    2015年05月30日
  • 意思決定トレーニング

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    ネタバレ

    意思決定を、状況分析に基づく選択が有効な場合と決断が必要な場合とに分け、選択が有効な場合の決め方の方法を示す。
    山本さんがファミリーカーを購入するケースで、どのようにタイプを絞り車種を決めていくのかが極めて具体的に実際のウェブサイトの情報や実在の車両情報を用いて示されているため、このようなケースでの決め方は分かる。
    けれども果たして応用ができるかというと個人的には自信が持てないし、線形評価までやるような判断が必要な状況でも、本当に活用するかは疑問。
    正しい決め方があり、基準づくりが重要だという点は覚えておきたい。
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    2015年01月10日
  • すぐれたゴルフの意思決定 「熟慮速断」の上達法

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    確かにゴルフは意思決定のスポーツです。
    まぁ他の球技にも通用すると思うんだけど…
    やっぱりデータを取らなきゃだな。

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    2013年05月23日
  • 「社会的入院」の研究―高齢者医療最大の病理にいかに対処すべきか

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    日々臨床の現場での感情と、現状を整理して記載されていた内容が一致していて「そうなんだよなぁ」という感覚。行政、保険制度(介護も医療も)への提案は理解できる。ただ、私が現場で何ができるのだろうか、というヒントは得られなかった。

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    2011年09月18日
  • 「社会的入院」の研究―高齢者医療最大の病理にいかに対処すべきか

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    意思決定論の専門家、印南一路氏による社会問題の分析。

    「高齢者医療費の伸びを放置すれば、国民皆保険制を財政的に維持できない」、この財政問題は二十年ほど問題視されているが、高齢者のQoLという観点からみても、高齢者を不幸にしていると指摘する。社会的入院によって引き起こされる廃用症候群。これはベッドで体を動かさないことが原因となり、関節が動かなくなる、床ずれができる、認知症や抑うつなどの精神症状が現れるなどの状況である。リハビリが効果的だが、現実には医療スタッフが不足しているため、効果的な医療がおこなわれていない。

    その原因はなにか。

    患者の側には、「介護のために仕事をやめることを含めた費用

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    2009年10月07日