あらすじ
就職・転職に仕事や買い物、さらには恋人選びなど「正しい選択をしたい」と思いつつも、「誤った選択をした」「後悔している」という経験は誰でもあること。そこで慶應義塾大学教授で、意思決定論の権威である筆者に依頼。悩みがちな場面において、限りなく「正しい選択」をするための技法を伝授! 完ぺきな選択肢が無いときにどう選ぶ? 膨大な情報が入手できる昨今、必要なものを瞬時に選び出すには? 集団の意思決定を掌握する方法とは? 人生は「意思決定」の連続だ!
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Posted by ブクログ
次の技法について簡潔に解説されている。
・総合評価法
・突出評価法と事前選択
・自動選択機(熟慮速断法)
・集団力学による意思決定/発散させて効率よく収束させる技法
その他に、悪魔の弁護人、満場一致は無効、グループシンク(集団浅慮)なども勉強になった。悪魔の弁護人では意外と評論家ッぽい人が自然に役を演じていたりする。グループシンクは、同質の人が集まる組織では陥りがちだと思う。
Posted by ブクログ
私たちは、人生のあらゆる場面において、大なり小なり選択をし続けています。
私も、いまここでBooklogのレビューを書くか、それとも明日に先延ばしするか、という選択の中、レビューを書くことを選んでいます。
以前から、効率よく「選択」できるといいなと思っていたので、本書を手に取りました。
何かを選ぶということは、同時に何かを捨てるということ。上手に取捨選択しながら、日々過ごしたいと思っています。
その場その場で、瞬間の判断で物事を決めなければならないことは多いものですが、その対処法として紹介された「掟を作っておく」が最も響きました。
事前に時間のある時に、考えて掟を作っておくと、とっさの判断ができ、空いた時間を別のエネルギーに使える。なるほど! その通りだと思いアンス。
起こりうる様々なアクシデントを想定して、あらかじめ対応策を作っておく。
投資判断に応用できるなと思いました。