えすのサカエのレビュー一覧
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1巻から「どうなるんだろう?」と惹き付ける魅力があってよかったです。
ただ、冒頭で3rdをあっさり殺しすぎた気が。3rdの未来日記がどういうものか3rd死亡時点ではわからず、あとからみねねが口でペラペラーっと説明しちゃうのはちょっとなぁと思いました。
なんというか、未来日記の媒体が壊されるとどうなるかということを読者に伝えるためだけの捨てキャラ扱いの印象を受けました。しっかり描かれるキャラとそうでないキャラの落差が激しい気がします。
メインキャラクターのキャラ付けは十分魅力的。由乃の"ヤンデレストーカー 気質"な異常さが節々にでていてよかったです。
アニメも観てみた -
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「ユッキー、アイツらを殺せる?」
もし裏切った場合、友達である或や日向を殺せるかと聞く由乃。
このシーンから最終巻にかけて、アニメの新OPのDead End/飛蘭を思い出しました。読み進めれば読み進むほど、あの歌詞を和訳するとちゃんと未来日記のストーリーに合ってるとわかります。
そして、8thの死を前に純粋な瞳で言ったシーンが悲しすぎました。8thは神になることを望んでなくて、子供たちを救いたくてゲームに参加してる。でも参加してる以上は殺すか殺されるかしかないっていうこのギャップが辛かったです。でも8thがあまり活躍することなく、深く描かれることなく死んでしまったのが残念。
8thに -
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「ああ…そうか…。私も救われたかったんだ―…!」
みねねさんの自爆シーンで、指輪と西島さんが出てくる描写に泣きました。みねねさんは最期まで男前でした。
雪輝が巻を経るごとに無差別日記の使い方がうまくなってる。容赦なく銃を撃ってるし、腹をくくるとこんなにもちがうのか。
でも雪輝は人殺しが当たり前になった訳じゃなくて、自分が神になったときに生き返らせるために死亡者を記入してました。
そこに自分の名前を書き加える由乃は、雪輝が神になるためなら、死ぬこともいとわない。そんな思いがよく表れたシーンでした。
秋瀬くんの正体も、またもや様々なことが明らかになる巻。
秋瀬くん、主人公を性別を越えて -
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ネタバレ今回は由乃が持つ狂気が少しずつ頭角を表し始めた巻でした。
由乃のあの戦闘能力の高さと武器をこなれた感じで扱う感じ、そして、洞察力と頭のよさはどこから起因するのかがよくわからない…。
未来日記の所持者がだいぶ出てきて、それぞれの日記の特性が明らかに。日記が持つ性質の得意不得意によって食って食われての関係になるのが、このサバイバルゲームのおもしろいところ。自分の日記の特性を知り、自分の日記にとって脅威となる日記の所持者と手を組むことが一番の生き残る方法かも。
こんなシリアスなサバイバルゲームのなかでちょこちょこ笑いを挟んでくれるのが未来日記のいいところ。12thは愛すべきキャラですね。
た