西尾太のレビュー一覧
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評価の基準についてどの要素を重視するべきかを話す本。
評価するのは難しいけど評価軸は持つ必要がある。その軸を作り出すのに役立てそう
問題社員:会社の求めてる行動を取れていない人
給与:社員が会社や世の中に提供した価値の対価
人事制度:褒めるポイント、育成するポイントを提示
①等級制度:会社が社員に求めるもの
②評価制度:求めるものと現状の乖離の確認
③給与制度:評価を給与とつなげる
会社の求めるもの:評価基準を明確にする
評価される人=影響力のある人
社内外のネットワーク、パートナー・先生、
評価時、簡潔に説明する。弱点を認める。努力を伝える。キャリアビジョン、業務改善、不満点を言う
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Posted by ブクログ
人事目線での社員の評価基準についての本なんだけど、その評価基準の根底にあるたった一つのものを解き明かしています。
そのたった一つのものとは
影響力!
自分のいる職位によって自分が出すアウトプットは異なりますが、そのアウトプットを通してどれくらい周りに良い影響を与えたかが全ての職種で形を変えた影響力として出てきます。
この本ではその影響力を45のコンピテンシーに分解して職位によって分類しています。
人事の人と働くことを考えて手に取った本でしたが、起業した私の今後の事業計画にも応用できるとおもいました。
企業にいる人は一度手に取ってみることをお勧めします。 -
Posted by ブクログ
パートとして働いていて、会社に、「正社員になりたいです」と意思表示しているのに、なかなか実現しないのは何故か。しかも、放置されているのではなく、時給は上がるし、契約社員への登用は「数ヶ月後に」と約束までしてくれている。この、私にとっては中途半端な、もどかしい状況は、何故生じたのか。何故、右も左も解らない学卒が正社員に成れて、社会人経験のある私が正社員に成れないのか。そんな怒りとも取れる心境でいる中で出会った本。私には何が足りなくて、何を身につけるべきなのか、少し目標が見えた気がする。今後、この本を指標に、内省する習慣を身につけ、成長していきたいと思う。
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Posted by ブクログ
作者と自分の考えがマッチしていて、とても勉強になった。早速自分の会社に取り入れたい。以下は本の中で参考になった箇所を抜き出したもの。
会社か求めている能力は、現場の見方とは違う。
会社が求めているのは成長と変化。次のキャリアステップに向けた行動を起こさなければ、評価は次第にマイナスに転じてしまう=変化しない人=社内の困った人になってしまう。
いくらエリートでも、その時点での立場にあった評価対象をクリアしないで違うことをやっていると社内の困った人になってしまう。
評価と育成が一体になった人事制度が必要
ダメな目標設定→ミスを減らす。いい目標設定→ミスを二回以下にする。具体的な目標にしな -
Posted by ブクログ
HRMポリシーの策定の仕方を学びたくて、そもそもHRMポリシーって?ということを知りたく、読んでいる。
HRMポリシーの定義を「経営が従業員に約束すること・求めること」という頭で読んでたら、全然違う話で最初はとまどった。
人事ポリシーとは、色々なフレームごとに一つ一つ検討すべきというものだった(HRMポリシーは、この一つ上にあるものな気がする。)
最後の「おわりに」のところのところにあった言葉が結構しっくりきた。
「人事ポリシーは、もやもやするための1つの切り口かもしれない。「どうモヤモヤするのか」といった切り口。
評価基準は、人を評価するときに「どう悩むべきなのか」の指針、道具。」
自分 -
Posted by ブクログ
人事で一番大切なことは、
人事ポリシーであり、人事としての軸である。
それがないと小手先だけの方法論に終始してしまう。
わかる、とてもわかる。
人事ポリシーは、会社の理念やビジョンとリンクしているべき。
会社の方針、経営層の意向も含めて。
わかる、とてもわかる。
できているかは別。苦笑
わかっていはいるけれど…が多くて、痛いとこだらけでした。
X理論、Y理論が残っています。
働き方改革、人事制度改革と、
私の会社もいま進めていて、
私もそのメンバーなのですが…
言うが易しで、実際の推進役(私はあくまで一般ですが上司を含め上の方々)は本当に大変…
人事ポリシーがあっても浸透しなければ