日本SF作家クラブのレビュー一覧

  • AIとSF
    こいつはオモシロい。
    そもそもは品田遊さんの作品が読みたくて手にとってみたけど、22人の作家によるAIと人類の未来には圧倒されるばかり。
    とはいえAIについては懐疑的な未来を提示する作家さんが多い。そうかな?
    「AIも単なる技術で、普及すればAIとは呼ばれなくなる」とする鳥海さんの解説は、まったくそ...続きを読む
  • AIとSF
    ・月下組討仏師
    ・準備がいつまで経っても終わらない件
    ・シークレットプロンプト

    がお気に入り。

    ・智慧練糸

    は抱腹絶倒。ところでこれの読み方がいまだにわからない……
  • AIとSF
    名著。マジでよい。今すぐよむべし。短い作品ばかりなのに、めちゃくちゃ筆が乗ってて、方向性もさまざまで、とにかく楽しい。
    日本SF作家クラブ編の直近2冊の本は、コロナ禍というのもあって暗い方向でまとまってしまって感じがあったが、それがない。
    個人的によかったもの。全部。だけど、印象的だったものを一言感...続きを読む
  • AIとSF
    ChatGPTや画像生成AIがホットな話題のいま、日本のSF作家さんたちが集結した珠玉のAI SF短編アンソロジーです。
    マッハな爆速で日々AIは進化しているので、実際の技術と作家の予測する未来がどこまで実現化するか…のチキンレースなのです。
  • AIとSF
    AIの進化によって社会はどう変容するのか。そして社会の変容によって私たちの人間はどのように変わり、また変わらないでいるのかというSFの根源的テーマに正面から向き合った作品群。生成系AIの登場によって現実は小説よりも奇なりをまざまざと見せつけられ、SFは陳腐化との闘いに敗北したかのようにも見えてしまう...続きを読む
  • SF JACK
    SF短編集。どの話も結構面白かった。おすすめ。
    宮部みゆきさんの「さよならの儀式」とか、ほろっとする。
    個人的には、完全ヴァーチャルの世界で生きる人間たちを描いた山本弘氏の「リアリストたち」が好きかな。それと独特の一人称の形式で書かれた新井素子さんの「あの懐かしい蝉の声は」も良かった。。
  • AIとSF
     日本SF作家クラブ編集による短編集である。ポストコロナとSF(2021)、2084年のSF(2022)に続く書下ろしアンソロジー。

     まだ”AI”という言葉がなく、電子頭脳あるいは電子計算機、単にコンピューターと呼ばれていた時代からそれらを題材にした小説があった。人間に造反したり、反乱を起こした...続きを読む
  • AIとSF
    エンタメか純文学かわかりにくくはる。AIが映画で普通になったあと、実社会は様々なAIという名のもとでしんとうしていったが、このSFの未来がここに書かれているより現実に理解可能なもので進化していくのはなんとなく想像していける。
  • AIとSF
    30ページ前後の短篇が22篇収録されており、1つ1つはサクサクと読める。ただ、1篇ページでも全体としては650ページ超であることとAIというテーマ故か似てるものを扱っているものがなんとなくある気がする(もちろん作家ごとに異なる味付け・切り口ではある)ため、読み終わるのに少し時間がかかってしまった。単...続きを読む
  • AIとSF
    ありそうな話からあり得ない話までいろいろ。
    『シンジツ』『ゴッド・ブレス・ユー』『覚悟の一句』がよかった。
  • AIとSF
    SFアニメでAIが出てくると、ほぼ好きになるので読み始めた。遠い未来の話ではなく、かなり近い未来に感じる話が多くて不思議な感覚だった。津久井五月の『友愛決定境界』は他のメディアでも楽しみたい面白さだった。
  • SF JACK
    計11作収監。どれもコンパクトながら、難しくて・・・。だけど、どの作品にも流れているのは、”人はどう在るべきか”という問いなのだと思う。難しかったが、面白かった。
  • SF JACK
    11人の作家によるSF短編集。それぞれの世界が変わっていて面白い。未来の世界がどれかに近かったら‥‥
  • AIとSF
    22人の作家による短編集。
    AIとの未来をいろんな形で描いていて面白かった。
    冤罪の救いとなるか「シンジツ」、不確定要素のある未来「預言者の微笑」、野崎まど氏のユーモラスな「智慧練糸」、そして雰囲気が好みの「土人形と動死体」が良かった。
    ボリューム満点お腹一杯。
  • AIとSF
    2023-08-03
    ボリュームたっぷり22篇の書下ろし。AIとSFというより、シンギュラリティと、SFって感じ。それでも着眼点も視点も描き方もそれぞれで、確かな想像力のキラメキを感じる。堪能。
  • SF JACK
     SF界隈での著名人・新人引っくるめてのアンソロジー集です。SFにはあまり馴染みがなく、フィリップ・K・ディックは好きですがそれもアニメ『PSYCHO-PASS』の影響で最初からというわけではなかったので、慣れる、と言うか、映画は好きなんですが小説はなかなか食指が伸びず、アンソロジーならまだ読めるか...続きを読む
  • SF JACK
    SFアンソロジー。
    新しい作品ばかり。こういうの読みたかった!
    苦手なのもあったけど、全体的には十分に満足。

    吉川良太郎「黒猫ラ・モールの歴史観と意見」:中世ヨーロッパ的な雰囲気とSFの組み合わせが斬新。
    上田早夕里「楽園(パラディスス)」:意識の移植?人格のお話?ちょっと切ない。
    小林泰三「草食...続きを読む
  • SF JACK
    いろんなジャンルのSFがある。
    楽しくてワクワクってよりも、ちょっと手を伸ばすのに躊躇してしまう怖さを含んでいるかのような。

    山田正紀著
    「別の世界は可能かもしれない」
    以降はそんな感じに思えた。

    宮部みゆき著
    「さよならの儀式」
    はホロってくる感動作

    夢枕獏著
    「陰態の家」
    有名で知ってはい...続きを読む
  • SF JACK

    やや期待外れ

    そうそうたる作者名一覧を見て購入を決定したが、その割に期待外れの作品が多かった。
    最近はやりのAIがらみの話題を思い出させる上田さんの作品が面白かった。