高野和のレビュー一覧

  • 七姫物語

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    「悪い人だけど、ずるい人達だけど、私の一番大切な人達です」
    (高野和/七姫物語1/p.212)

    透明感あふれる物語だった。主人公である女の子を中心とした姫様同士の覇権争いがテーマなため、ちょっとドロドロしそうだけど、そんなにドロドロと感じなかった。
    カラとトエ、テンの関係がとても心地よくかんじた。
    面白かったとか、すごいとかは強くは感じなかった。どちらかといえば、透明感が心地よい。

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    2013年08月22日
  • 七姫物語 第六章 ひとつの理想【電子特別版】

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    ネタバレ

    最終巻です。
     終わり方はこれでよかった気がします。
      これから先の話も読んでみたい気がしますが。

     最後に向けて、いろいろ話を盛り込んで煩雑になっている所もありますが、何とか収束させた感じです。
     やはり、突然な終わり方の感もしますが、この世界ならこれでもいいのでしょう。

     全体的にふわふわした世界観は七姫さんが語ったところがいいですが、中での殺伐とした戦いも、オブラートに包まれて鋭さに欠けた感じです。
     みんな好い人にしすぎた弊害ですね。

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    2012年05月09日
  • 七姫物語 第六章 ひとつの理想【電子特別版】

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    大好きなシリーズだったので終わってしまって残念。
    カラとヒカゲの成長をもう少し見守っていたかったのですが…。

    後日談でカラとヒカゲの大人になった話希望。

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    2011年12月27日
  • 七姫物語 第六章 ひとつの理想【電子特別版】

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    この人は田中芳樹と同じカテゴリの人だと思っていたので、完結巻が出るとは思わなかった……。話が終わったのかというと微妙だけど、戦記物である以上、こういう終わり方もありだとは思う。

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    2011年07月10日
  • 七姫物語

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    「姫様」にまつりあげられた少女の成長譚。

    初めて電撃文庫を読みました……
    コバルトやビーンズよりもラノベ色が強いですね。
    ずっと読みたかったのがたまたま手に入ったんで、喜び勇んで読んでみたんですが……
    うーん、イマイチ……

    いや、決して面白くないことはなかったんですが、期待していたほどではなかったかなぁ。
    トエ様かっこいいよトエ様(笑

    あと、衣装役さん=クロハさん、なのかな、と深読みしてたんですが、それも外れましたね……まあそうだよないくらなんでもカラ気づくよな!(爆

    続きも出てるらしいんですが、これなら別にいいかな、と思いました。

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    2009年12月26日
  • 七姫物語

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    登場人物がみんな憎めなくて、みんないい方向に収まるといいのになと思いながら読んでる。
    テン様すき。
    どんどんやらかしてほしい。

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    2009年10月07日
  • 七姫物語 第五章 東和の模様

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    前回より格段におもしろくなってきた!
    相変わらずテン&トエのコンビが好きです。
    (08.10.16)

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    2009年10月07日
  • 七姫物語 第三章 姫影交差

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    この巻あたりから停滞気味だった物語が徐々に動いてきてる。
    言われてみれば前作よりとは物語のもつ空気みたいなのは若干違うのかもしれないけれど、やっぱり心地よくて好き。
    (08.08.22)

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    2009年10月07日
  • 七姫物語 第二章 世界のかたち

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    話の流れ的には大きな変化も動きもなく落ち着いた感じ。
    その分、テン様、トエ様の掛け合いとか絵描きとか人物の面白さが一段と際立って映ってみえた。
    (08.08.07)

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    2009年10月07日
  • 七姫物語

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    七人の姫さまとその周りに居る人々のお話。まったりとしている雰囲気が印象的。戦争や国の話が柔らかく綴られる物語。

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    2009年10月04日
  • 七姫物語 第四章 夏草話

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    絵と雰囲気がマッチしてて毎回、この空気感がすきだと思う。トエルも、テンも好きだ。
    国とり物語、みたいな感じなのに、やわらかい所もあって本当に不思議な世界。ゆっくり歩いているカラを、ちゃんと見ていてあげたくなる。カラカラさんとヒカゲが並んで歩いてると本当に可愛い。

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    2009年10月04日
  • 七姫物語

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    孤児だった少女は、二人の野心家に拾われる。七番目の都市カセンを治める「七姫」となるために。少女は空澄(カラスミ)と名づけられ、戸惑いながらも「七姫」となり、将軍と軍師もまた、力を得る。時代は群雄割拠。順調に発展を始めたカセンを、周囲の都市は見逃してはくれなかった。カラスミが12才になったとき、戦の足音はすぐそこまで来ていた。
    偽りの旗印を掲げ、のし上がろうとする将軍と軍師が、利用される少女の目から描かれていて、なかなか面白かったです。少女カラスミの成長も描かれていて、戦争の合間、束の間緩む空気みたいなものを感じました。
    利用されながらも、逞しく真直ぐに伸びる感じに好感がもてるヒロインでした。相

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    2009年10月04日
  • 七姫物語

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    多くの国があって、それぞれに対立・・・・・・。なんていうと、荒々しい話になりそうですが、この作品はとても穏やかです。ゆったりまどろみたい時のお供にしてます。
    欲を言えば、刊行ペースを上げて欲しいです。

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    2009年10月04日
  • 七姫物語 第三章 姫影交差

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    魔法もSFも登場しないが、これはファンタジーである。
    透明な世界観が読んでいて気持ちがいい。
    この3巻から話が大きく動き出してきたようだ。
    著者の方もあとがきで書いていたが、もう少し刊行ペースが早いとうれしいなぁ・・・

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    2009年10月04日
  • 七姫物語 第二章 世界のかたち

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    相変わらず嘘つき2人と一緒が幸せなカラスミちゃんです。今回は前回に比べ、話内容もわかりやすかったです。他の七姫も出てきてたし。寒いと着膨れして丸くなるトエ様の気持ちがよくわかります・・・あと飛び蹴りはいいですね♪

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    2009年10月04日
  • 七姫物語 東和国秘抄 ~四季姫語り、言紡ぎの空~

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    ネタバレ

    導入部やあらすじは好みだったのだけど、何となく流れにうまくついて行けないというか、キャラを好きになれないというか。ヒロインはともかく、彼女を支える二人が好きになるには描かれ方が少ないからだろうか。出てきたキャラの中では、ヒカゲが一番好感持てたよ。でも、そこは重要キャラとは違うよね??
    新装版のようだけど、次が出た時に読むかどうかは微妙。

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    2019年03月21日
  • 七姫物語 東和国秘抄 ~四季姫語り、言紡ぎの空~

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    一宮神撰シンセン黒曜姫、二宮鈴真スズマ翡翠姫、三宮夏目ナツメ常磐姫、四宮鼓ツヅミ琥珀姫、五宮暮瀬クラセ浅黄姫、六宮蒔瀬マキセ萌葱姫、七宮歌仙カセン空澄姫。
    9歳の名無しの少女が空澄姫として擁立され、テン、トエと3人で七宮として立つ。
    攻め込んできた鼓に一時テン、トエは行方不明、カラもヒカゲとともに逃げ回りクロエに誘われるが、テンが鼓軍を押し返して逆に攻め落とし、援軍の夏目もまた打ち破る。
    四宮を手に入れた七宮歌仙。というところまで。旧版と変わらず。

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    2019年02月16日
  • 七姫物語

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    読むのが疲れる文章だった。読んでいてもその場面が脳裏に浮かびにくく、常に詩のような文体で、独特さを出そうとしているのかもしれないがあまり効果的ではないと思った。幼い主人公の一人語りだからそうなのだと割り切ればそれはそれで。
    登場人物はみんななかなか魅力的だし、世界観も気に入った。

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    2014年01月06日
  • 七姫物語

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    ネタバレ

    ある大陸の片隅。そこでは、七つの主要都市が先王の隠し子と呼ばれる姫君を擁立し、国家統一を目指して割拠した…。

    戦闘自体は少なめ、
    一騎当千というよりは戦術よりも戦略に重きを置いてます。
    そのための派手な戦闘よと政治的駆け引きや調略のほうが多め。

    各姫は個性があって魅力的なんですが、
    他の登場人物に特に魅力を感じないのが残念。
    特に自国の軍師と将軍。

    季節の移り変わりとか空気感の描写が非常に心地よいです。
    大陸的かつ日本的なんですよね。
    (自分が田舎育ちというのもあると思います)
    この本の一番の魅力はそこかと。

    ☆3ですが好きな作品です


    以下ネタバレ雑感ーーーーーーーーーーーーー

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    2013年05月10日
  • 七姫物語 第五章 東和の模様

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    ネタバレ

    帰ってきた姫様
     これはいいですね。
    1と2の戦いに参戦する異国の王
    そして和睦と新たな戦い

     そろそろクライマックスでしょう。
     急に話が早くなってきています。
     
     商人頭さんは顔は出すけど目立ちませんね。

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    2012年04月25日