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七人の宮姫が立つ世界―― 東和の地。 対立していた三宮常磐姫と会談し、その和解を人々に示した空澄姫。 空姫とも呼ばれる彼女は、市井の少女カラスミとしてツヅミの街に立っていた。 探し求めていたものを見つけ出すために……。 心に沁みる少女の成長物語。
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Posted by ブクログ
今回も独特で柔らかい雰囲気が丁寧に書かれてます。 話としては動きはほとんど無かったのだけど、カラカラが自分の立ち位置を決めたようで、これからどう他の宮姫達と関わっていくのか楽しみ。 今回の見所は絵描きのエヅ。さり気なく主要キャラより出番が多かったりw
ほんわか癒し系ストーリー。最近のライトノベルにありがちな軽い会話の応酬の連続・・・的なものもなく、しっかりとしたストーリーを柔らかく包みこむ書き方が好きです。
こういう話があるから、ライトノベル読みはやめられない。これで刊行ペースがせめて定期的だったら文句なしなんだけど(苦笑)
思い出した頃に続きが出る良作シリーズ。黒騎士の人見てると、この世界の偉い人のお傍にいるのはみんなこういう素敵な価値観持ちなのかとおもっちまいます。でも、そこがいい。
話が動いてるのやら動いてないのやら。しっかり続けてくれれば文句は無いので、次の巻をのんびり待ちます。
黒の姫と遊撃隊長、思ってたよりざっくばらんな仲のようで。「かけおちってより借金つくって夜逃げだな」。それもまたよし! そして相変わらず空気感がすてきな作品です。(何が言いたいんだか)
絵と雰囲気がマッチしてて毎回、この空気感がすきだと思う。トエルも、テンも好きだ。 国とり物語、みたいな感じなのに、やわらかい所もあって本当に不思議な世界。ゆっくり歩いているカラを、ちゃんと見ていてあげたくなる。カラカラさんとヒカゲが並んで歩いてると本当に可愛い。
文章・挿絵ともに雰囲気を味わう小説です。故に読みにくい箇所が多々あるのですが、それをじっくり読んで、そこから浮かび上がる風景を想像して楽しめるのがいい。ささっと読み飛ばさずにゆっくり読むべし。ゆっくり読んでも刊行速度も比例してゆっくりなので大丈夫です。
総評:中の中の上 確か、もっと丁寧な日本語使うヒトだと思ってたケド、知らない間に言葉がちょっと崩れた気がする。でもま、作風を壊す程じゃないので看過。シリーズ…とゆーよりは高野さんの持ったモノなんだろーケド、全編通して流れるほわほわ感が最大の売りだろーね。今作も高野節は変わらず、高野さんにはずっとこ...続きを読むのままでいて欲しい。ただ、刊行ペースは上げてもらわないと、前の話を忘れる。。
新書にて購入 ファンタジー。ライト。中華風。 幼い姫の視点で、世界が描かれているのに、裏工作、根回し、遠くまで見通している何人もの、それぞれの都市の権力者達。そんなのばかり、わらわらわらわら。 でも、主役が幼い素直な姫と目立ちたがり屋の陽気な将軍と温和そうで将軍とよく漫才する若い左大臣なので...続きを読む、ほのぼのしている。 今回は同盟が絡んでやっぱり腹黒。 黒いお姫様と空姫(カラとして)の邂逅。策にひっかかり危うい目にあう将軍テン。 見所いっぱい。 個人的には武のお姫様好きですが、彼女はかわれない。空姫はなんでも吸収していってしまうタイプで、側にあの腹黒二人と、妙に洞察力に優れた衣装係さんがいるのです。(衣装係さんと左大臣のトエと仲が怪しいです) 末は絶対、黒姫に負けない、素晴らしい暗躍家に育ちそうです。しかも、無表情なヒカゲさんの感情とかを洞察するという訓練つき(笑)。 それにしても、テンに相手がいないのが不思議です。 今回はラストで、四カ国同盟、結成。
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