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ある大陸の片隅。そこでは、七つの主要都市が先王の隠し子と呼ばれる姫君を擁立し、国家統一を目指して割拠した。 その中の一人、七宮カセンの姫に選ばれたのは九歳の孤児だった。彼女を擁立したのは、武人のテン・フオウ将軍とその軍師トエル・タウ。二人とも、桁違いの嘘つきで素姓も知れないが、「三人で天下を取りにいこう」と楽しそうに話す二人の側にいられることで、彼女は幸せだった。 しかし、彼女が十二歳になった時、隣の都市ツヅミがカセンへの侵攻を始める……。時代の流れに翻弄されながらも、自らの運命と真摯に向き合うひとりの少女の姿を描いた新感覚ストーリー。 第9回 電撃ゲーム小説大賞<金賞>受賞作品ついに登場!
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Posted by ブクログ 2014年06月01日
古本屋購入で申し訳ないですが、表紙と始まりに一目惚れして全巻買ってしまいました。
女の子が主人公なのがまた良い。
カラスミとヒカゲのやりとりに和み、テンとトエのコミカル・シリアスなやりとり、駆け引きに引き込まれます。それにいつも呆れている衣装役さんも素敵です。
特に好きなのは翡翠姫とヴィイの会話。も...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
久し振りに読んだ王道なファンタジーでした。
ちょっと和中っぽいのですが、落ち着いて読める本。
アルスラーンとかに近い内容なのですが、あそこまで戦いの戦略とかが巧妙じゃない分ストーリー重視にもキャラ重視にも読めます。
キャラ設定も面白いのですが、1巻が一番しっかりしてました。この後も続くのですが、だん...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
孤児の女の子が、二人の男と一緒に「国取り」に向かう話。
ほやほやっとした雰囲気の主人公、カラスミがかわいい。参謀のトエ様、将軍のテン様とかわす会話がやたら楽しくてあったかくておいしい。
全体に漂う清涼で静謐な雰囲気に浸りながら、ずっと懸命に進むカラの姿を追いかけていたくなります。
刊行ペースはか...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
これは、いい。すごくいい。めっきりライトノベルを読まなくなったが、『人類は衰退しました。』といい『七姫物語』といいジャケ買いでこんな当たり続きは僥倖だ。大人しい少女は、楽しそうに天下の話をする二人の男の“悪巧み”に加わった。ただの孤児は、空澄という季節の名をもらい、東和の七人目の姫として乱世に名乗る...続きを読む
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