高野和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ある大陸の片隅。先王の隠し子と称される姫君を擁立して国家統一を目指すものたちが割拠した。少女の元に現われたふたりの青年は、少女に三人で天下を取ろうと手を差し伸べる。少女は七宮歌仙の空澄姫となり、青年らは将軍と軍師となるのだった。
元々電撃文庫で刊行されていたというこの作品。この手の物語が「電撃文庫」つまりはラノベレーベルで出ていたのかという驚きがありました。
少年が美女に率いられて天下統一に向かうならばありそうですが。そこが電撃文庫の奥深さであり、ラノベというジャンルの広大さですね。(だからラノベは定義が難しい。というのはまた別に語りましょう)
少女が姫となるまでの物語かと思いきや、物語冒 -
Posted by ブクログ
一宮シンセン黒曜姫、二宮スズマ翡翠姫、三宮ナツメ常磐姫、四宮ツヅミ琥珀姫、五宮クラセ浅黄姫、六宮マキセ萌葱姫、七宮カセン空澄姫。
七宮カセンに対する軍事行動を打ち破った、テン・フオウとトエル・タウら。
五都同盟に対し、クラセの砦を占拠した二宮の鳳翼騎団。
三宮のシドウ将軍、七宮のテン・フオウは砦を取り戻すも、一宮が大軍を動員しにらみ合いとなる。
いったん引き返していた二宮の破軍王ヴィイは 別途、攻め入り、テン・フオウの剛弓の一撃を辛くも逃れる。
二宮の突出を防ぐため黒曜姫が戦場に訪れ和平の主導をしようとする。
空澄姫も四都を代表し黒曜と話し合う。
二宮スズマの真都を中心とする構図を阻止し、
戦