レイ・カーツワイルのレビュー一覧

  • 人類の未来 AI、経済、民主主義

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    「サピエンス全史」が出た勢いで、その方向で面白そうな知的フロンティアの方たちに聞いて回った的なインタビュー本。
    こういう視座で世界の行く先を見たり考えたりしてる人がいるのねーという、とっかかりになる本。

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    2019年02月27日
  • 人類の未来 AI、経済、民主主義

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    知の巨人たちへのインタビュー集。理解の幅を広げるには良い。あと、インタビューを受けた人たちのお勧めの本が出ており、2度のお得感あり。

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    2019年02月09日
  • シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき

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    人工知能とかAIとか,そういう言葉自体は知っていた。個人的な出会いはドラクエ4だったかもしれない。大学でもちょこっとだけかじったこともあった。でも,それ以来遠ざかっていた。そして今年。会社の筋などからも話題になっているようであり,久々に強く興味を持ったので読んでみた。
    エッセンシャル版をチョイスしたにもかかわらず,読むのに骨が折れた。なかなかの大作だと思うし,約10年近く前の本だというのに,今読むにしても相当の想像力が求められる気がした。まぁ,この本のスコープは10年どころではないので,当たり前といえば当たり前。この本のひとつのスコープは2045年。この数字はよくシンギュラリティの紹介で引用さ

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    2019年01月27日
  • シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき

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    * 話題の本だがようやく読んだ。色々と共感も反対もできることが多くて面白かった。
    * トランセンデンスでもLUCYでもそうなんだけど、技術の圧倒的進化の類の話では、ナノボット的な概念を持ち込まれると、急に想像できなくなって置いてかれてしまう。この本も大方賛成できるし(VRもAIも宇宙移住も内臓交換も全然くると思う)自分もどちらかというとテクノロジーの進化に対して楽観的な方だけど、ここでふと冷めてしまうところがある。(BMIに関しても同じようなところがある)ただこれは自分の想像力の問題なのかもだし、その研究の最前線にいる人には想像できる範囲なのかもしれない。とすると人それぞれなんだろうな。
    *

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    2018年10月21日
  • 人類の未来 AI、経済、民主主義

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    知の巨人たちへのインタビューを中心に、現代のホットトピックスを多面的に切り取ろうと試みたシリーズの第二弾。

    トランプ政権、シンギュラリティ、環境問題。
    知の巨人たちでさえも異なる見解を示し、
    いささか混乱してしまうがその葛藤こそが深い洞察を生む。

    インゲルス氏の章が特に印象深かった。建設という枠組みの中でアートとサイエンス、エンジニアリングが融合していくのだが
    それは建設に限らず、様々な領域で起こっていることだ。
    この本で得られたものを通しあらためて世の中を見てみると、また違った考えをもつきっかけになりそうである。

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    2018年09月05日
  • 人類の未来 AI、経済、民主主義

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    その道を究め、そして広く世界的な問題についても発言をしている著名人に「人類の未来」についてインタビューをしたもの。インタビュワー・編者はNHKの吉成さん。
    インタビューを行ったのは次の五人。

    ・ノーム・チョムスキー「トランプ政権と民主主義のゆくえ」
    ・レイ・カーツワイル「シンギュラリティは本当に近いのか?」
    ・マーティン・ウルフ「グローバリゼーションと世界経済のゆくえ」
    ・ビャルケ・インゲルス「都市とライフスタイルのゆくえ」
    ・フリーマン・ダイソン「気候変動モデル懐疑論」

    面白いのは、各人が結論が出ていない大きな論点に対して明確な意見を持っていることだ。
    特にシンギュラリティや気候変動につ

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    2018年08月19日
  • 人類の未来 AI、経済、民主主義

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    インパク知6・4
    かかった時間140分

    それぞれの分野で先端を行く5人の知識人に、人類の未来について問うたインタビュー集。いくつかの、踏み込みきれなかった質問や、相手に躱された質問があるようだが、各分野の現状を整理して質問を重ねる吉成真由美と、インタビュイーたちのやりとりはエキサイティングで、(ときどきわからないところはあったものの)面白かった。

    チョムスキー
    トランプと民主主義についての話。「正義」は王者が独占する、ということと、シンギュラリティへの楽観的な姿勢(人間の優越性は変わらない)。

    レイ・カーツワイル
    シンギュラリティの話。ポストヒューマン、人間のバックアップ。サイエンスフィ

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    2018年04月04日
  • シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき

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    シンギュラリティの考えも関心したが個人的には進化の6つのエポックという捉え方が未来予測の観点から興味深かった。特異点を越えた先の未来はどんなものなのか楽しみだ。

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    2018年03月22日
  • 人類の未来 AI、経済、民主主義

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    (途中memo・雑考、整理前)

    シンギュラリティ、ニューエイジ、サイバーパンクの夢:
    シンギュラリティの論をすすめると、やたらとバカ扱いのニューエイジの夢がちらつく。


    物理的に足りなくなった大脳新皮質が外側へ拡大していくときに、スマートフォンやインターネットを通じ、点データをつないだネットワーキングやクラスタリングは爆発的に線形を飛び出し、指数関数的に拡張してゆく。
    そして、バラバラの個というよりは、さざ波のようにおしてはかえす、人間、動物、生物の行動パターンや自然を観るとき、これら現象は、先人たちが追い求めた真理(神)の方程式のようなもの、本書にも断片的に述べられたωポイントへ向かう

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    2018年01月30日
  • 人類の未来 AI、経済、民主主義

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    ネタバレ

    ・「宗教というものは、われわれの知性がまだ黎明期にあったころの残滓であって、われわれが理性とサイエンスをガイドラインとして採用するようになれば、消滅する」(ラッセル)
    ・「私の所属する教会では、神を信じる人もいるし、そうでない人もいます。それはどうでもいい。教会に所属する際、何を信じているかを聞かれることはありません。」(ダイソン)

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    2018年01月28日
  • シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき

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    ネタバレ

    前半は少し退屈ですが、最後の「それでもまだ人間なのか?」は興味深い。
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    ・徐々に身体が置き換わった場合、古い私と新しい私が同時に存在することはない。
    一体どの時点で、私の身体と脳は、別の誰かになってしまったのだろう、と。
    ・実は正常な生物学的プロセスの一環として、私の中身はつねに入れ替わっている。ところが、先の思考実験によれば、私のパターンが維持されていたとしても、その漸進的な置き換えは私の死を意味することになる。では、私はたえず、少し前の自分とそっくりの別人に置き換えられているのだろうか。
    ・いずれ人間は非生物的な存在に意識があることを認めるようになると、私は信じて疑わない。

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    2018年01月28日
  • 人類の未来 AI、経済、民主主義

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    やっと読み終えた。
    2ヶ月かかったんじゃないかな?
    今年最後の読書になりそう(笑)

    すごく良いこと書いてあるし、何かを成し遂げた人の言葉はやっぱり深いなぁ、と思いつつ。。。

    インタビュアの人も、インタビュー受ける人達も頭良すぎ。
    天上人の会話や思考方法を知るにはいい本かも。

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    2017年12月21日
  • シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき

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    p.224
    私の考えでは、生命の目的-そしてわれわれの人生の目的は-は、より偉大な知識を創造して評価し、そして、よりすばらしい「秩序」に近づくことである。第2章で述べたように、秩序が増加していくと通常は複雑さも増していく。だがときには、深い洞察により、複雑さを減少させつつ秩序を増加させることも可能となる。

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    2017年11月14日
  • 人類の未来 AI、経済、民主主義

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    ノーム・チョムスキー、レイ・カーツワイル、マーティン・ウルフ、ビャルケ・インゲルス、フリーマン・ダイソンの世界を牽引する5人の偉人たちへのインタビュー記事だった。
    近い将来シンギュラリティーに到達してポストヒューマンの時代がやってくると言っているカーツワイルが、AIが囲碁のプロ棋士を破る時期を的確に当てたと、羽生さんの著書「人工知能の核心」で読んだ記憶がある程度で、ほとんど知らない人ばかりだった。
    しかし、世界的に有名な人たちであるだけに、しっかりとした芯を持っており、学ぶことが多かった。
    慣れない分野の知識であるだけに自分で言語化できるレベルにはなっていないが、普段はあまり触れることのない政

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    2017年10月08日
  • 人類の未来 AI、経済、民主主義

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    世界で繁栄した国々は括目すべきことに、すべて民主主義国家であると指摘されていましたが、繁栄した国の筆頭がアメリカであるのなら民主主義の限界が現れてきたような気がします。100年後、200年後は私たちが想像もできないような、新しい主義に基づく国家運営がなされているのでしょうか。

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    2017年09月09日
  • 人類の未来 AI、経済、民主主義

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    インタビューの端々に初めて知ることが満載。ネットで調べながら、ようやく付いていく感じだが、大いに知的な刺激を受けた。たまにはこういったことも考えねばという気になる。。

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    2017年08月16日
  • 人類の未来 AI、経済、民主主義

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    国際関係、グローバル経済、テクノロジーから建築や気候変動モデルまで、ノーム・チョムスキー、レイ・カーツワイルなど5人の識者へのインタビューで構成された現状分析からの未来展望、温暖化やシンギュラリティなどその見解に識者の間でも見解が違うのが興味深いところです。と言いつつもこれで未来の方向性をはっきりと打ち出しているわけでもなく、分かったのは先の見えない不確実性の時代であるということ、努々分かりやすい物語で感情に訴えて来るやつを信用してはいけない、丹念に事実を拾い集めて自分で考えるしかないのだな。

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    2017年07月30日
  • 人類の未来 AI、経済、民主主義

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    ノーム・チョムスキー、レイ・カーツワイル、マーティン・ウルフ、ビャルケ・インゲルス、フリーマン・ダイソン。
    「5人に共通しているのは、複雑な系に対して、それが気候であれ経済であれ政治であれ、各人とても謙虚な姿勢であるということだ。シンプルなわかりやすいストーリーはすぐに熱狂的に広まるけれども、おそらく一つとして真実ではない。アリが象を斜め切りするなどそう簡単にできるものではないことを、とてもよくわかっているからだ。」吉成真由美氏

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    2017年07月23日
  • シンギュラリティは近い [エッセンス版] 人類が生命を超越するとき

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    シンギュラリティを裏付ける6つの要因とその解説。単なるテクノロジーの進化だけでは語りつくせない、物理学などの多岐に渡る現代の進化論といった趣がある。

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    2017年06月30日
  • 人類の未来 AI、経済、民主主義

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    知の逆転、知の英断からの3作目。
    民主主義について-ノーム・チョムスキー
    AIについて-レイ・カーチワイル
    世界経済の行方-マーティン・ウルフ
    都市建築-ビャルケ・インゲルス
    気候変動-フリーマン・ダイソン
    それぞれ読みやすく、興味をひく話でした。
    前作までも含めて、インタビューの吉成氏が
    とてもかっこよいと思います。
    どんな話題にも、内容に対しても質問や応答ができるのが
    信じられないくらいすごいと思います。

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    2017年05月27日