山井教雄のレビュー一覧

  • 正・続 まんが パレスチナ問題

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    前作「まんが パレスチナ問題」に引き続き本作を読みました。
    前作の長い歴史に関する著述に比すとピンポイントの歴史ですが、分かりにくい中東問題を丁寧に教えてくれます。

    利害を考え過ぎず平和に解決して行く道は無いのかな。

    アメリカが嫌いになること請け合い…^^;

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    2023年12月10日
  • 正・続 まんが パレスチナ問題

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    早速だが、前作レビューのラストで抱いたモヤモヤが明らかになった。
    「リアル・ポリティックス(現実的政治)」。利害優先の政治であり、噛み砕けばエゴということになる。
    リビアで自国の旅客機が爆破されたにも拘らず、相手が賠償金と石油採掘権を差し出すや易々と乗ったアメリカ。ユダヤ人団体の圧力に屈して、パレスチナの独立を承認しなかったオバマ政権。対してシリアでは、政府による反政府運動へのジェノサイドが起こっても、石油が出ないからとアメリカばかりか国際社会まで救済を拒んだ。

    「ユダヤ人は2000年もの間民族差別を受けたけど暴力で反撃しなかった。神がユダヤ人に与えた試練だと思って耐えてきたんだ。でもホロコ

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    2023年11月26日
  • まんが 現代史 アメリカが戦争をやめない理由

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    ネタバレ

    ・アメリカは軍需産業に経済を支えられている州が多く戦争しないと不景気になる構造
    ・冷戦が長く続き長期にわたり武器を持ち続けないといけなかったことが原因
    ・一国主義、大義がなくてもアメリカの敵の敵に武器や金を大量に流す→武器を得た勢力はその後大義ないアメリカのやり方に反発することになりアメリカにもらった武器でアメリカに対抗する→アメリカはテロと戦うと言ってさらに対抗する、、同じパターンを繰り返している。大統領の任期4年ごと、8年ごとでしか政策を考えられていないため
    ・基本的に戦争は侵略した側が勝つことはほとんどない。目的達成されることもほとんどない。反米感情等が一般市民に根付いたら一般市民がゲリ

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    2023年01月05日
  • 正・続 まんが パレスチナ問題

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    2015年刊ということでイスラム国までで終わっていますのでその後は自分で補う必要がありますが、こちら、良書と思います。「パレスチナ問題」という題名ですが、「点」ではなく「面」そして「流れ」で追っていますので、背後にある絡み合った大国の事情もつなげて理解することができます。とてもよい頭の整理になりました。

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    2021年05月31日
  • まんが パレスチナ問題

    購入済み

    パレスチナ問題

    歴史的な経緯を簡潔にまとめています。
    漫画ではなく、イラストが多めな書籍って感じ。

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    2020年08月10日
  • 正・続 まんが パレスチナ問題

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    最後の憲法の話いらない‥これだけ厳しい現実を解説しておきながらなぜ9条を称賛できるのか、教えてくれ。

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    2018年03月01日
  • 正・続 まんが パレスチナ問題

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    暴力には暴力でしか戦うことができないのだろう?
    憎しみは憎しみでしか塗り替えることはできないのだろうか?

    ガザ地区に留まるパレスチナ人たち。
    イスラエルを建国したユダヤ人たち。
    お互いの想いが交錯したくさんの人たちが亡くなった。

    場所は変わりアフリカ。
    報道規制があるなかで、インターネットの発達、Facebookへの投稿、
    自由に発言できる力が、アラブの春を呼び起こす。
    しかし自由は暴力でなぎ倒されてしまう。

    今もなお続くイスラエル国の意味が少しわかった気がしました。

    (以下抜粋)
    ○血縁を重視してモハメッドの従兄弟のアリがいいって言う「シーア派」と、
     血縁に関係なく皆から優秀な人を

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    2017年01月01日
  • まんが 現代史 アメリカが戦争をやめない理由

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    歴史に新しいも古いもないね。
    アメリカ大統領が交代する今、世界の紛争、戦争の歴史って再確認できた。
    やだよね、おとなのけんかって…

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    2016年11月21日
  • まんが 現代史 アメリカが戦争をやめない理由

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    ネタバレ

    歴史が非常によくわかった。
    日本にいると戦争のない平和な社会にどっぷりつかっているが世界を見ると結局世界は昔からなにも変わっていないなというか人間ってひとりひとりは違っても集団になったときにはなんでこうなるんだろうかと。
    もはや生き残るためには善悪ではなくいかに情勢を読んで手を打つかだなぁと。
    他にかけるすべてのことを世界の人口の増加問題や環境問題に注がないとほんとに先が見えていて。

    キーワード、特記:
    軍産複合体、パウエル・ドクトリン、社会主義政府の転覆、独裁政権の庇護、中南米諸国軍事介入
    「軍隊を負かすことはできても、国民を負かすことはできない」(カール・クラウゼヴィッツ)

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    2016年10月06日
  • 正・続 まんが パレスチナ問題

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    2015年前半までのパレスチナ問題を解説。前著に続いて、簡潔で分かりやすい。

    あとがきを読むと、筆者の見方にも偏りというか、これはこうであると考えるものが見えてくる。それでも、ある特定の視点から物事を捉えた後に、反対側から見ると、全体像を立体的に理解できるものである。

    そう考えると、本書を読んで終えてしまうのではなく、関心を持った箇所をさらに学び、理解を深めていくことが良いのだろうと思う。

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    2016年05月06日
  • 正・続 まんが パレスチナ問題

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    最近の中東情勢のおさらいに。
    アラブの春のころはまさかこんなんなるなんて思ってなかったよなあ・・・。

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    2015年11月20日
  • まんが 現代史 アメリカが戦争をやめない理由

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    登場人物がやや多いが、アメリカがなぜ戦争をやめないかが経済的にもわかりやすい本。

    ただし著者が若干左よりの思想のためか、現実はその方策はできないのかもしれない。この本を突破口にして、類書を読んでみることをオススメする。

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    2011年06月29日
  • まんが 現代史 アメリカが戦争をやめない理由

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    ひとこま漫画がページのあちこちに登場する、冷戦以降のアメリカの外交史。時系列にそって、アイゼンハワーやカーターなど詳しく知らなかった大統領や有名人が似顔絵付きで登場し、教科書ではさらっと流されがちな事柄が多く盛り込まれているので、読んでいて面白いし、ためになる。
    ☆5つあげたいところだが、かなり左翼史観に偏っているのでー1。

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    2010年05月25日
  • まんが 現代史 アメリカが戦争をやめない理由

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    わかりやすい!おもしろい!

    世界大戦後のアメリカとロシアの関係が、
    超よくわかった。
    今までしらなすぎた。

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    2010年03月06日
  • まんが パレスチナ問題

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    ユダヤ教のエホバ、キリスト教、イスラム教のアラーはみんな同一の神なんだ!!!
    って初めて知った!!!!

    ブッダは違うよね?

    いやーそうなんだ!
    そして、今まで戦争やらなんやらで問題になっているパレスチナ人とか、ユダヤ人とかそういうのの問題をまんがでわかりやすく解説してくれて、完全にはわからないけども、、、

    えぇ、それは、、、あんまりだ。
    って思ったよね。

    ユダヤの人々やパレスチナの人々、、、、ちょっと、、、あんまりにも虐げられすぎでは、、、、
    そして、同じ神なのに、信仰の仕方を統一しようとして、他宗教を制限するキリスト教。

    すでに、そのやり方が神への冒涜になるんじゃ。

    と、思ったり

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    2025年08月22日
  • まんが パレスチナ問題

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    パレスチナ問題の大まかな流れがわかってよかった。

    ユダヤ人とアラブ人の少年からそれぞれの主張を聞ける構成になっており、どちらかに偏った見方になりにくくなるので良いと思った。

    イラストは多いが文章はわかりにくく感じるところもあった。

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    2024年07月09日
  • まんが パレスチナ問題

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    十字軍物語を読んでいたり、昨今のパレスチナ情勢の背景を知りたかったので手にとりました。

    ひとつひとつの事件や出来事(歴史ではバビロン捕囚や十字軍、近年ではナチスのホロコースト、イライラ戦争や湾岸戦争などなど)などは目や耳にする機会はあっても、一つの流れとして把握できてなかったのでとても勉強になりました。

    ユダヤ人という考え方が民族(人種的なもの)ではなく、宗教的なものだったというのは新鮮でした。また著者も語ってますが、民族という単位で括るのは危険な考え方な気がしました。本来、ヒトの心を救うはずの宗教が争いの原因になってしまうのは悲しいことだと思いました。

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    2024年03月16日
  • まんが パレスチナ問題

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    ニュースを見ていても、ずっと理解できてなかったパレスチナ界隈の問題を、わかりやすく解説してくれたと思う。

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    2024年03月02日
  • 正・続 まんが パレスチナ問題

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    2015年刊行の本書であっても近刊のように読めてしまうほどに、国際問題の課題解決は難しいということか。

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    2024年02月07日
  • まんが パレスチナ問題

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    漫画 とあるがイラスト多めなだけ
    二人の少年と猫が会話しながら歴史をわかりやすく語る。って昔の学習漫画によくあった形式。

    猫がかなりメインで語るのだが文末や文章の途中でニャとかニョとかむりやり入ってて最初その部分が名詞なのかと混乱した。
    文末だけにしてほしかった。

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    2023年10月14日