【感想・ネタバレ】正・続 まんが パレスチナ問題のレビュー

価格 1,100円 (税込)
4.0
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ユーザーレビュー

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Posted by ブクログ 2018年11月23日

パレスチナ問題やアラブの春について、分かりやすく、可愛らしいイラストとともに。
中東での戦争や内紛に、西欧諸国が軍事的に参加するのは、やっぱり「利益」があるからなのね…と。特に、米国の動きに結構着目して批判している。

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Posted by ブクログ 2015年10月29日

今まで読んできた中でも最高のランクに入ると
思っている。”まんがパレスチナ問題”の続編の本書。
前作ほどの感動と衝撃は正直いってありませんが、
今回作も分かり易く、とてもいい視点での
話と、二人の主人公の交流が少しチープでは
ありますが、前作と同様素直に感動します。

ユダヤ・イスラエル・パレスチナ...続きを読む・アラブ・イスラム
関連の問題や世界の課題について一番分かりやすい
解説書だと思います。関心のある人はぜひ読んでほしい
と思える本です。前作・本作とも

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Posted by ブクログ 2021年05月31日

2015年刊ということでイスラム国までで終わっていますのでその後は自分で補う必要がありますが、こちら、良書と思います。「パレスチナ問題」という題名ですが、「点」ではなく「面」そして「流れ」で追っていますので、背後にある絡み合った大国の事情もつなげて理解することができます。とてもよい頭の整理になりまし...続きを読むた。

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Posted by ブクログ 2018年03月01日

最後の憲法の話いらない‥これだけ厳しい現実を解説しておきながらなぜ9条を称賛できるのか、教えてくれ。

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Posted by ブクログ 2017年01月01日

暴力には暴力でしか戦うことができないのだろう?
憎しみは憎しみでしか塗り替えることはできないのだろうか?

ガザ地区に留まるパレスチナ人たち。
イスラエルを建国したユダヤ人たち。
お互いの想いが交錯したくさんの人たちが亡くなった。

場所は変わりアフリカ。
報道規制があるなかで、インターネットの発達...続きを読む、Facebookへの投稿、
自由に発言できる力が、アラブの春を呼び起こす。
しかし自由は暴力でなぎ倒されてしまう。

今もなお続くイスラエル国の意味が少しわかった気がしました。

(以下抜粋)
○血縁を重視してモハメッドの従兄弟のアリがいいって言う「シーア派」と、
 血縁に関係なく皆から優秀な人を選ぶほうがいいっていう「スンニー派」(P.58)
○「最後の審判」を信じる一神教、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、普通火葬は避けられる。
 死体は土葬され、墓の下で最後の審判の日によみがえるのをじっと待っているニョだ。(P.67)
○だって、エジプトじゃ、100%民主的な方法―――デモで、
 それも多くの若者が命をかけて非暴力で腐敗した独裁政権を倒した。
 そしたら巨大な軍の暴力―――
 クーデターでひっくり返されたんだぜ!
 しかも、若者は機動隊を襲った罪で無期懲役だよ!
 「イスラム国」は言うんだ。
 「平和的なデモをいくらやっても意味はない。
 こうなれば実力行為だ。暴力に訴えなければダメだ!」。(P.86)

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Posted by ブクログ 2016年05月06日

2015年前半までのパレスチナ問題を解説。前著に続いて、簡潔で分かりやすい。

あとがきを読むと、筆者の見方にも偏りというか、これはこうであると考えるものが見えてくる。それでも、ある特定の視点から物事を捉えた後に、反対側から見ると、全体像を立体的に理解できるものである。

そう考えると、本書を読んで...続きを読む終えてしまうのではなく、関心を持った箇所をさらに学び、理解を深めていくことが良いのだろうと思う。

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Posted by ブクログ 2015年11月20日

最近の中東情勢のおさらいに。
アラブの春のころはまさかこんなんなるなんて思ってなかったよなあ・・・。

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Posted by ブクログ 2020年02月22日

前作(2004年末)末尾で語り手のPL人とユダヤ人とが“民族”の無意味を鳴らしたが、’03年イラク戦争、’06年末フセイン大統領処刑にともない旧政権バース党を公職追放したことで「かつて有能だった官吏」がシナイ半島、および移民にまぎれてEU全体に拡散し“聖戦”ジハードを唱える「イスラム国」の原資となっ...続きを読むた。イラクは少数のスンニー派(世俗主義)が多数派(厳格主義)シーア派を押さえていたが(対立するイランはシーア派政権)、「自由な選挙」で選ばれたマリキ首相は米占領軍撤退後、スンニー派副大統領に欠席裁判で死刑判決…
 イスラエルは日本と並ぶ「アジアの(民度の高い)民主主義国」である。パレスチナが国際的に認知されれば、≪敵意の海≫に浮かぶユダヤ人の国に対して人口がより多い橋頭堡ができ…最終的には再度≪大離散≫する以外のユダヤ人は抹殺されることだろう。アラファトPFLP議長はポロニウムという前代未聞の手段で暗殺された(おそらくロシアに)/「米国はユダヤ資本に配慮してイスラエルの肩を持つ」とするがWW2最中にFDRが受け容れを拒否したのはトラウマでないか?ユダヤ人には石油のためにアラブに配慮していると見える。可哀そうは両方!
 エジプト・ムバラク政権は長期にわたる専制だったから、むろん腐敗していただろう、しかしそれを打倒することが幸福とは限らない。作者は馬鹿だから「非暴力で倒した」と賞讃するが、結局「銃にプラカードは勝てない」。さきにイランで「イスラム革命」で厳格主義政権ができ、中東で(サウジを除けば)唯一親米の政権が打倒されたことに何者かの意図が感じないでもない。≪民意≫は「大きい声」を出し手に銃を持つ者の側に傾きがち。アフガニスタンで秩序を回復したタリバンが支持されたように。昭和十五年に対米戦争が民主的選挙で支持されたように!
 文藝春秋2017年新年号「2016年の三冊」に4人もの人がフランス小説『屈服』を挙げた。極右ルペン当選を阻止するための妥協でフランス大統領にイスラム教徒が就任し≪融和≫政策がとられ…最終的に主人公がイスラムへの改宗を受け容れるマゾヒズム小説。「イスラム国(作者はISシンパと見られる)」に影響されたホーム・グロウン・テロを押さえるにはp127「移民の貧困や格差、宗教への差別をなくし、欧米が力で支配するのをやめることだニャ」フランスの第三子以降への手厚い支援はイスラム系住民の人口膨張となって脅威を与えている…
 苦い現実のあと、読者に舌触りが良いように「日本は奇跡の国」と治安の良さを賞讃する(忘れ物が盗られないなんてことは在日外国人が多い戦後にはありえない)。市民が銃をもつアメリカ社会は軍隊を文民が押さえる事の出来る政治システムでもある。戦後日本は軍隊を日蔭者とし卑怯にも防衛をアメリカに依存して「守ってくれるかな」とビクビクしているが。アメリカがさらに弱くなり、いっけん日本人と見まごう民族が乱入できるようになれば、生態系に外来種が入り込んで固有種を絶滅させるような事態になりかねないが?集団的自衛権に反対する勢力?

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Posted by ブクログ 2019年03月21日

「まんが パレスチナ問題」の続編で、その後の10年間(2005~2015年)を描いたもの。

前著と同様、わかりやすい説明で、ニュースなどで断片的に知っていたいろいろな話がつながってくる。

タイトルは「パレスチナ問題」なのだが、内容的には、アラブの春とその後、そして、ISの話が中心。

パレスチナ...続きを読む問題が改善に向かったわけでもなく、こう着状態におち入り、状況が悪化しているなかで、中東問題は、 ISやシリアなどの問題にフォーカスが移っていることをあらためて実感する内容。

パレスチナ問題は、今や、そうした中東問題との関連においてしか語ることができないようだ。

一時は、希望に思えた「アラブの春」も、その後の混乱のなかから生まれるのは、内戦状態であったり、独裁的な政権の復活だったり。。。。

独裁者を倒せば、なんらかの民主的なプロセスが生じて、より平和で自由な体制が生じる、という期待は、なんども打ち砕かれる。

最初は正義の人も政権にながくいると腐敗して、結局は独裁政治になってしまう。そして、体制を維持するために秘密警察や軍隊の力を使うようになる。

権力は腐敗する。絶対権力は絶対的に腐敗する。

という言葉をまた思い出してしまう。

そして、中東からの難民の増加は、ヨーロッパの混乱を招き、多民族に対する不寛容さをさらに強めてしまう。そして、ヨーロッパ社会から阻害された若者が、テロリストとしての訓練をうけて、ヨーロッパでテロを引き起こし、それがさらなる不寛容さを高める、という悪循環。

この循環をかえるレバレッジポイントはどこだろうか?

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