春口裕子のレビュー一覧

  • イジ女

    Posted by ブクログ

    なんかイジメとかどこへいってもあるんだろうな。無理に仲良くしようと思わなくてもいいように思うが、多少は自分の味方もほしいしね〜。難しい。

    0
    2022年06月22日
  • 行方

    Posted by ブクログ

    3歳の子供は生きることを決め、あなたにあの本をさし出した。
    家族を忘れ、あなたのことを心からパパと呼んだ。

    どんな大義名分であっても、
    やはり児童誘拐は許されません。
    決して許されません!

    読みやすくて一気に読み終わりました。

    0
    2022年05月07日
  • 行方

    Posted by ブクログ

    娘がいなくなった前半を読むと、熱い息のような塊が胸でぶくっと広がるような辛さが追体験させられ、痛かった。展開がわかるような進行だったけど、丁寧に語られていく物語が心に染みた。

    0
    2022年03月26日
  • 隣に棲む女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    蝉しぐれの夜に
    あるときまで一緒に過ごして、そんなに差異がなかったが、現在は明らかに違う4人の物語。
    みんなの心に少しずつの『和希』という人格があれば、傷つかないのにと願ってしまう。現実はうまくいかない、女同士の難しさ。
    どこにも居場所のない感情、ドロリとした生ぬるい感情、ヒリヒリとした感情。叫びたいけど叫べない苦しさ。悪びれていない感情が一番トドメを刺す。
    喉元過ぎれば、忘れてしまうのは、人間の良い部分でもあり、悪い部分でもある。共感したものは忘れちゃいけない。
    ホームシックシアター
    類子の日常、とある事件、沢山の手紙、トラブル、引っ越してきた女、何も関係ないようでうまくピタッとはまったとき

    0
    2021年12月01日
  • 行方

    Posted by ブクログ

    展開については予想通りの所が多かったがそれぞれの特徴ある個々の空気感が分かりやすく感じられる所など面白く結末がきれいに纏まっていてすっきりした。

    0
    2021年09月23日
  • 行方

    Posted by ブクログ

    後半はあっという間に読んでしまった。もう少し一人一人の人間描写が欲しかったし、さおごの解決への展開が急すぎて。またエンディングはテレビドラマの最終回みたいでまとめすぎ。

    0
    2021年05月28日
  • 悪母

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ママ友との関係に悩む奈江だけれど彼女の味方ばかりはしてられない。自分はどの登場するママどのタイプだろう?と考えたけれどどのママの要素もある気がする。それにしてもお受験での一件は許されない行為だと思うし、宅配便で送られてくる異物も犯罪の域だと思うのだけれど。こんなことが実際にあったら怖くてたまらない。ママ友で悩むのは子供が小学生の頃までだろうけど、幼稚園時代くらいが一番の悩む時期かもしれない。巻末の書評に同感なことが書かれている。

    0
    2021年04月05日
  • 悪母(分冊版) 【第2話】

    購入済み

    更に恐ろしい内容です・・・

    女性用の漫画にはこれでもかという程の陰惨な人間関係が描かれるものがありますが、これは凄い。続きを読むのが怖くなる、そんな作品です。

    0
    2021年03月31日
  • 悪母(分冊版) 【第1話】

    購入済み

    ママ友仲間の世界が怖いです。

    ママ友仲間に生じた人間関係の問題が描かれるようです。結局ママ友仲間というのは女子校の延長なのかなと、男子校育ちの投稿者は想像しますが、兎に角怖い作品です。尚、幼稚園は学校なのでいるのは教師であり、保母がいるのは保育施設である保育園で、この辺りの混同が気になりました。

    0
    2021年03月31日
  • 行方

    Posted by ブクログ

    今回も春口さん独特の不穏な空気感が冒頭から如実に表れて、一気に物語に入り込み琴美の「行方」と小説の「行方」が気になり一気読みでした。

    ママ友の星野朱里(ほしの あかり)娘の恋文(れもん)を初め、癖のある登場人物がたくさん登場し、途中から推理的要素も含まれ、飽きる事無く最後まで読めました。

    内容的には以前にも読んだ事がある様なありふれた部分もありましたが人物描写が丁寧に描かれていたので感情移入も出来、読後感も良かったです。

    0
    2021年03月12日
  • 悪母

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    評価は4

    内容(BOOKデーターベース)
    岸谷奈江と一人娘の真央は、入園を予定していた有名幼稚園へ見学に向かう。ところが、園長の元には一通の匿名メールが届いていた。奈江が属するママ友グループのいじめで家庭が崩壊したという告発だった。その後も、子どもたちの健やかな成長を呪うかのように、悪意に満ちた出来事が続く。追い詰められた奈江に待ち受けるのは救済か、破滅か。

    えっ?それからどうなったわけ?この程度の身勝手でKYな主婦は大勢いるでしょうに・・・なんかモヤモヤする終わり方だった。

    0
    2019年09月10日
  • 悪母

    Posted by ブクログ

    ママ友のお話のサスペンス。なかなか面白かった。
    主人公の奈江のようなタイプは嫌い。ママ友の佐和子と一緒に子供を遠方の幼稚園に通わせることになるんだが、佐和子が車を出すからと言って、毎日便乗して乗っけてもらっている。ガソリン代などのお礼はしてるんだろうか?など細かいところが気になった。しかしそんな主人公にイライラしながらも展開が気になって一気読みしてしまったのは作者の力によるものか。

    0
    2019年09月08日
  • イジ女

    Posted by ブクログ

    意地悪な女、意地っ張りな女、イジイジした女、イジらしい女、イジくる女、世の中の様々な「イジ女」を描いた短編集。
    ちょっとした女の悪意、どこにでも自分の中にもある心理、面白かった!!

    0
    2017年07月08日
  • イジ女

    Posted by ブクログ

    女ってこわい…女って面倒くさいな
    『イジ女』はホラーっぽくて怖かったけど
    他の話はあるある〜って感じのそこらにたくさんありそうな話
    面白かった

    0
    2017年01月11日
  • イジ女

    Posted by ブクログ

    kamosigiさんより。

    タイトルから、これからいかにも女同士のエグいあれこれが想像できたので、
    ほぼ怖いもの見たさで読み始めた「目立とう精神」
    そこからはじまり最後まで案外すんなり読めた。

    どの場面もリアルにあると思うし、
    いざ自分がその立場だったら嫌だなあというどれも状況。
    でももっと恐ろしいと思ったのが、これでもかなり嫌悪感を抱くわたしだったが、「詰めが甘い」「中途半端」という感想がいくつもあり、目に止まったこと。

    0
    2013年06月14日
  • 隣に棲む女

    Posted by ブクログ

    短編集です。
    うーん、なんとも読んでいてもやもやする…!どれも面白かったです。一貫してこういうオチなのかと思っていたら、少し光の見える話も用意されていてちょっと安心した。(笑)

    0
    2011年08月27日
  • 行方

    Posted by ブクログ

    公園から突然姿を消した3歳の琴美。直前まで一緒に居たという母娘の証言は要領を得ず、両親が必死に探すも見つからずに22年が過ぎる。
    母親に味方がおらず、前半は読むのが非常に苦しい。徐々に真実が分かっていく後半はイッキ読み。

    0
    2025年11月24日
  • 行方

    Posted by ブクログ


    ⭐️行方
     琴美の行方を探す妙子の描写、緊張感と悲壮感が伝わり心が痛んだがページからをめくる指が止まらなかった。毒親にめげずに真実を探る恋文が格好良い!誠司の身勝手さにはモヤモヤが残り憤りさえ感じた。サスペンス長編とあるが、ミステリー要素のヒューマンストーリー。

    0
    2025年10月04日
  • 行方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    母親だからこそ刺さる小説だなぁ。
    本当に本当に犯人は憎くて憎くてたまらないし
    自分の事も責めてしまうだろうし
    でも
    娘が元気で幸せに暮らしていてくれたら
    どんなに救われるか、、、

    個人的には恋文ちゃんがGJすぎる。
    頑張ったね、偉いよ、幸せになってね。

    0
    2025年08月22日
  • 行方

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    娘が行方不明になり母親が責められるシーンは心が痛く、何もかも怪しい朱里の態度にもイライラし、最初の方は読むのが辛かった。。兄の作文も悲しくて薄目で読んだ。

    途中犯人に同情的な描写があるものの、全然同情できない。突然家族と引き離された3歳の琴美のこと、22年間被害者家族がどんな気持ちで過ごしてきたか、妙子の気持ちや和彦がボケて未だに琴美を失ったときの恐れを引きずっていることを考えると悲しく、怒りしか沸かない。
    それでも新しい家族と一緒に、元の家族のところに戻ることができて、ハッピーエンドだったのは良かった。修平は聖人。

    不遇な家庭で育って辛い思いをした幸子は案外頭が回るし、ヒロも挑発した後に

    0
    2025年07月20日