春口裕子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
3歳の琴美ちゃんが、幼稚園のお友達とそのお母さんと一緒に園を出てから行方不明に…。最初は連れ出したお友達のお母さんである朱里が疑わしく、昔文京区であった音羽事件を連想しましたが…。
行方不明のまま20年が経過し、父と娘の二人で切り盛りしているペンション「おひさま」の場面に。ここで何となく予想は出来るのですが、娘を探し続けていた母親の愛、そして事件の真実に心が揺さぶられました。
長編のミステリーでしたが、真実を知りたくてページをめくる手が止まらずあっという間に読み終えてしまいました。初読みの作家さんでしたが、他の小説も読んでみたいと思います。
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Posted by ブクログ
ネタバレ蝉しぐれの夜に
あるときまで一緒に過ごして、そんなに差異がなかったが、現在は明らかに違う4人の物語。
みんなの心に少しずつの『和希』という人格があれば、傷つかないのにと願ってしまう。現実はうまくいかない、女同士の難しさ。
どこにも居場所のない感情、ドロリとした生ぬるい感情、ヒリヒリとした感情。叫びたいけど叫べない苦しさ。悪びれていない感情が一番トドメを刺す。
喉元過ぎれば、忘れてしまうのは、人間の良い部分でもあり、悪い部分でもある。共感したものは忘れちゃいけない。
ホームシックシアター
類子の日常、とある事件、沢山の手紙、トラブル、引っ越してきた女、何も関係ないようでうまくピタッとはまったときの怖さで一気読み。
オーバーフロー
付き合って三ヶ月で、結婚の話がでてくるが、案の定、会社の存在の不透明さ、浮気相手の逆襲、連絡がとれなくなるなるなど負の連鎖。終わり、よくあるやつかと、思ったが、結婚詐欺に引っ掛かったで終わりじゃなかったのが良かった。
ひとりよがり
お嬢様の無防備さとわがままが招いた悲劇。
お嬢様にはお嬢様の寂しさがあったのだろうけれど、わがままが過ぎると、誰もそこに目を向けてくれなくなるし、人は離れていくよねという展開。
手段、方法、わがままの度合い、優先順位など、周りを巻き込みすぎると最悪のかたちで自分に返ってくる話。この話に出てくる人物は、ほとんど冷たく、自分勝手な人たち。
小指の代償
ずっと、重苦しい話で、三人がこのままでいいはずがないと思っているが、でも、変われずにいて苦しい、でも、変えなきゃいけないと、許すことはできないけど、ほんの少しだけかたちが変わろうとする物語。誰も悪くないはずなのに、みんなそれぞれ、『あの時、誘わなければ』『あの時○○なら…』と苦しみ、みんなそれぞれの言葉、行動に傷つく。
おさななじみ
大事なことは沢山あるのに、いろいろなことがないがしろになっていく現代に、少しだけ疑問を投げかけるような物語。受験に合格さえすれば、常に何かに勝たなければ、いいところに行けば、全て解決するのか?人の心は育つのか…?
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購入済み
更に恐ろしい内容です・・・
女性用の漫画にはこれでもかという程の陰惨な人間関係が描かれるものがありますが、これは凄い。続きを読むのが怖くなる、そんな作品です。
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購入済み
ママ友仲間の世界が怖いです。
ママ友仲間に生じた人間関係の問題が描かれるようです。結局ママ友仲間というのは女子校の延長なのかなと、男子校育ちの投稿者は想像しますが、兎に角怖い作品です。尚、幼稚園は学校なのでいるのは教師であり、保母がいるのは保育施設である保育園で、この辺りの混同が気になりました。