春口裕子のレビュー一覧

  • 隣に棲む女

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    嫉妬、わがまま、欲求不満、不信…どんな女の心にも潜む悪意の種ははかり知れない。殺人事件の起きた部屋の隣に住み続ける女、不妊に翻弄される女、婚約者が突然姿を消した女、わがままで自分勝手な金持ち女、母親への愛情を持てない女…それぞれが抱いた小さな悪意が導く出来事とは…誰の身にも起こりうる事件の背後に隠された女の心理を抉る傑作サスペンス。

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    2013年08月25日
  • イジ女

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    何度目かの再読。正直なところノリの軽さに適当に読み流してしまいがちで、話があまり頭に残らない印象が強い作品なんだけど(実際にほとんど忘れていた)、なぜか定期的に読み返したくなるんだよなあ。「あんぽんたん」と「オフレコ」が特に好き。 う〜ん、裏表紙の「女性心理のチクチク感」という紹介に激しく違和感を覚えるんだけど、そこに突っ込むのは野暮ってもんなのかな。

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    2013年01月05日
  • 隣に棲む女

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    まずタイトルからしてなんか怖いです・・・(表紙も怖いけど)
    「住む」じゃなくて「棲む」のところが・・・
    これは相当女の狂気が渦巻いているのだろうと期待しておりました。

    その結果。。。ちょっと期待しすぎた(^▽^;)
    全6編なんですが、前半4編は後味悪い系、最後2編はちょっと最後に安心出来る話でした。

    解説の藤田香織さんが言う「イヤ汁」はかなり出てますね~。
    特に私は最初の「蝉しぐれの夜に」がイヤでしたね。
    一番身近に居そうな気がして、最も怖いです(笑)
    女が4~5人集まってるとロクな事がないなって気がします。
    (あくまで小説内での事ですよ!)

    「ホームシックシアター」もかなりゾクっとくる

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    2012年06月01日
  • 隣に棲む女

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     隣に住む女、では無い。棲む!女なのだ、
     表紙はまるで安直なホラー。私が経験したホントに怖かった話…といったふうな。
     残念ながら、この本はこの表紙の作りで損をしているとも思う。
     ページをめくれば、女としては、かならず1度、2度会ったことのある女たちのオンパレードだ。ホラーより怖く、どんよりしている。
     人の業を考える。
     同じことは男にももちろんあるはずだが…。本になりにくい。
     男性作家の自己保身なのか?それとも文体にできないほどえぐいのか?
     ま、男のドロドロしたちっちぇ~トコ。見たくない、も本音。

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    2011年11月03日
  • 悪母 (1)

    購入済み

    暗い雰囲気なストーリー

    悪意に満ちた出来事に奈江は

    どんどん追い詰められてくのが

    しんどすぎる展開に

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    2023年02月26日