柴田ヨクサルのレビュー一覧

  • 東島丹三郎は仮面ライダーになりたい(1)

    購入済み

    ギャグなんだろうけど

    子供の頃の憧れや空想妄想は
    いつまでも頭の片隅に残っている
    大人という規制を自らに課して理性とかいうアレで押さえつけて気持ちを忘れたフリをしているだけ
    それが大人の真実だ
    現実となって自分が自分のまま大したリスクもなくその当事者となるチャンスが目の前にあったらどうなるか
    涙を堪えられる自信が自分にはない

    3
    2019年07月12日
  • 東島丹三郎は仮面ライダーになりたい(2)

    Posted by ブクログ

    うん、実にカオスが極まってきていて、ますます、面白くなってきた
    『スモーキング サベージ』(2)でも書いた事だが、良い漫画ってのは(1)よりも(2)の質が高まっているもの
    この『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』(2)は、間違いなく、(1)よりもインパクトがある
    昭和ライダー好きも、柴田先生のファンも満足できる内容になっている

    この(2)では、恋人がショッカーの戦闘員である事に、全く気付いていなかった、鈍感な島村三葉の兄・一葉が参戦してくる
    一葉がなりきる、いや、変身するのは、1号と2号のスピリッツを受け継ぐV3
    そんな一葉に対し、東島は一歩も引かず、自らの仮面ライダー1号への愛を示す、強烈な拳で
    確かに、東島はオッサンだ。しかし、その年齢の分だけ、仮面ライダー1号を尊敬し、仮面ライダー1号になるべく、血反吐を吐くほどの鍛錬を重ね、確かな強さを手に入れた
    年上だから、それだけの理由で尊敬できない大人もいるけど、東島ほど中身のあるオッサンなら、素直に敬意を表せる

    この作品は、基本的にコメディなのだが、柴田先生が描いているだけあって、当然のように、アクションシーンの熱が半端ない
    1号、タックル、V3が、ユカリスの呼び出しを受けて集まったショッカー戦闘員らを、ほぼ一方的に圧倒し、殲滅するくだりは、実に凄かった
    それなりに、危ない橋も渡ってきたであろう、ユカリスが恐怖を感じるのも、仕方ないレベルである
    ショッカー戦闘員らも、悪の組織の一員であるからには、殺そうとする相手に倒される事も覚悟して、事に臨んでいたんだろうけど、まさか、ここまで強い相手と戦う羽目になるとは思っていなかったんだろうな
    しかも、証拠隠滅で、クモ怪人に消されちゃうんだから、とことん、哀れだ

    個人的に、この(2)の見所は、前記の1号vsV3、即席ライダーチームvsショッカー戦闘員ではなく、1号vsクモ怪人
    怪人だけあって、戦闘員よりも、その実力は凄まじい。鍛えているからこそ、野生の獣に近い生存本能が、危険信号を出すレベル
    それでも、1号に変身したからには、敵から逃げる、はない
    果敢に立ち向かい、強烈な一撃を見舞って、クモ怪人を撤退させた東島は、また一歩、本物へ近づいたな
    次巻では、クモ怪人を倒すかもしれないぞ

    この台詞を引用に選んだのは、これまた、柴田イズムを感じるものなので
    時代錯誤、と言われるレベルの発言なのは、まず、間違いない
    しかし、一葉の濃い顔と、ありえない状況ゆえの緊張、そして、柴田先生の信念も相まってか、読み手は「そうなのか」と納得しそうになる
    (なりきり)仮面ライダーたちと、ショッカーの戦いもそうだが、同じくらい、三葉とユカリスの恋物語も、どうなっていくか、注目だ
    「男と女が一緒にいるって事は、結婚したいって事だろ」(by島村一葉)

    0
    2019年07月04日
  • 東島丹三郎は仮面ライダーになりたい(1)

    Posted by ブクログ

    カオス、ってこういう事か、そう、しみじみと噛み締める、この『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』を読んで
    漫画版『仮面ライダークウガ』、『風都探偵』も、仮面ライダー系の作品として上の上であるし、講談社キャラクター文庫から発刊されている、平成仮面ライダーの小説版も読み応えが凄い
    それらの作品に負けないくらい、この『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』は熱くて、厚い
    あえて、ファンにだけ理解できる言い方をするなら、柴田イズムが凝縮されている、この作品には
    村枝賢一先生の、『仮面ライダーSPIRIS』にも、村枝先生の、仮面ライダーに対するリスペクトが詰まり、なおかつ、村枝先生らしさが盛り込まれているが、それに劣っちゃいない
    タイトルからして、出オチ感があると言うか、読み手に混乱を強いるが、いざ、読んでみると、主人公の個性とストーリーの激しい展開、キャラたちの動きに、ただただ、圧倒される
    私も、漫画版『仮面ライダークウガ』と『風都探偵』、ついでに言えば、『仮面ライダージオウ』の感想をマメに書くくらいには、仮面ライダー好きではあるが、己のレベルの低さを痛感させられた
    仮面ライダー好きを名乗るのであれば、これくらいしなきゃいけないのかもしれない、本来ならば
    何かへの愛を、身一つで極め、人生を捧げるって、こういう事なのか、と読み手に思い知らせられる圧は、柴田先生だからこそ出せるんだろう
    これまでの代表作で培ってきた全てを、この『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』に注ぎ込み、なおかつ、更に己を高めたい、その気概がビンビンだ
    仮面ライダーになりたくて、かなり強くなった男、「タックルは死んでない」と言う“真実”を貫く為に努力を重ねてきた女
    「ごっこ」をするつもりがない二人の前に出現したのは、ある意味、仮面ライダーは、コイツらがいなきゃ始まらない、と言っても過言じゃない、本物の悪の象徴たるショッカー
    果たして、彼らの努力と本気は、マヂモンの怪人にも通用するのか、楽しみだ
    この台詞を引用に選んだのは、有無を言わせぬ凄味があるので
    これこそが、仮面ライダー、と言い切っても良いくらいじゃないだろうか
    「い・・・いくぞ、ショッカー!!!!と・・・とう、ライダああああああああああああキィ――――――ック!!!!」(by東島丹三郎)

    3
    2019年05月04日
  • 東島丹三郎は仮面ライダーになりたい(2)

    購入済み

    最高にアツい。今一番続きが読みたい漫画。
    展開の先読みなんていう無粋なマネはしたことないけど
    純粋に先が読めない。次巻がいますぐほしい

    0
    2019年05月03日
  • カイテンワン(3)

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    ついに、カッパイ、カムバック!!
    この時をどんだけ待ったかッ
    カッパイが表紙をドーンと独占している、この(3)を書店で手に取った時は、本当にテンションが上がった
    だが、柴田先生は容赦ない
    本編を読み終わった後に、裏表紙を見たら、もっと、「ウオオオオ」って気持ちになる
    私は自室で読んでいるから問題ないけど、もしも、この(3)を電車内や漫画喫茶で読んだら、絶対に注意されるから気を付けて欲しい
    プロレスには華々しい技が色々とあるけど、基本的な技で、観客を魅せ、昂ぶらせるのはラリアットなんじゃないだろうか
    実際、史上最強のエースであるオカダ・カズチカ選手の、最強必殺技である「レイン・メーカー」も、基本のラリアットを昇華させている訳だし
    妖怪好きとしても、バトル漫画好きでも、プロレス好きでも、この河童vs鬼女の対戦は、否応なしに期待が膨らむ。それこそ、カッパイの爆乳くらいに
    人間相手にハンデをつけて、ずっと戦ってきた分、カッパイは良い意味で、フラストレーションが蓄積している
    それを思う存分ぶつけて、全力以上を出しても構わない相手がやってきてくれたのだ、カッパイの闘魂は最高に燃え盛るさ
    先手を見事に取ったのは、カッパイ。しかし、鬼女だって、やられっぱなしじゃいないだろう
    この武闘派ガールズバトルは、凄まじい熱戦になりそうだ
    カッパイが、どんなフィニッシュを決めるのか、楽しみでしょうがない
    もちろん、この(3)でも、巫子とシンの恋模様も、甘酸っぱい進展を魅せている
    しっかし、ほんとにキスシーン連発で、何度見ても、コッチが赤面しちゃう
    柴田先生は腹筋を描かせたら、凄い漫画家であるけど、接吻も結構、コアだ
    鬼女はカッパイが獲得したわけだし、側近っぽい鬼二匹は、巫子とシンで一緒に倒すんじゃないかな? そう、ラヴパワァァァで
    あと、「ブッ」と噴いてしまったのが、105pだ
    これは結構、インパクトがある
    私と同じく、週刊ヤングジャンプを読んでいた人間なら、きっと、驚くと同時に、嬉しくなっただろう
    大型ショッピングモールで、ここまでの人数を集められるほど、“彼女”達は頑張ってきたんだな、と
    しかし、そんなチャンスの場で、妖怪の起こした暴動に巻き込まれるんだから、とことん、トラブルの星に愛されている
    まぁ、“彼女”達なら、このピンチもチャンスに変えそうだ
    ナメクジ程度じゃ、カワイイは止められんよ
    この台詞を引用に選んだのは、シンの半端なさが如実に出ているようなので
    シンプルに、凄え、としか呟けん
    日頃の努力も桁違いなんだろうけど、それ以上に、巫子への愛が力を生んだに違いない
    寿司に目が眩んでいた事もあったろうが、鎖子はシンをナメてたな
    しかし、保健室の先生が戻ってきて、ありえない壊れ方をしているベッドを見たら、腰抜かすんじゃないか?

    0
    2018年09月23日
  • カイテンワン(2)

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    ほんと、この『カイテンワン』のジャンルが何なのか、迷う
    ただ、自信を持って断言できるのは、グッと来る良い漫画であるってこと
    ぶっちゃけ、それさえ確信できていれば、特に問題ない、読むうえで
    妖怪も友情もバトルもラブコメも、ついでに、百合まで混ざっているごった煮になっていても、何ら気にならない
    ある意味、柴田先生らしい作品であるから、柴田系と表現すべきなのかもしれない
    女の子が強い、ってのも特徴だろう、柴田系の
    トリオはそれぞれ、自分の能力を特訓で成長させているけど、最も強くなったのは、やはり、ミコだろう
    彼女の“夢捕縛人(ドリームキャッチャー)”は、チート級の能力だ
    しかし、それを活かしきれるだけの肉体性能が、かつての彼女にはなかった
    動きをしっかりと止めた上で触れる事が出来なければ、折角の能力も役に立たない
    だから、ミコはとことん、自らを鍛えた、体も技も心も、そして、闘魂も
    そろそろ、人外の域に入りつつあるミコに、シンが惹かれるのも、何となく理解できる
    人並み外れているって意味では、どっちも同じだもんな
    前作の『妖怪番長』と、この『カイテンワン』を読んでいる人間だって、この(2)の表紙を見たら、目が点になってしまうのは間違いない
    ヒロインが、自分に恋心を全力でぶつけてくる男子を、顔面の形が変わるほどの全力で蹴り飛ばしている表紙なんて、史上初じゃないだろうか
    パッと見は、男の方が嫌われているのか、と思ってしまいそうだが、そうでもなさそうである
    まぁ、こんだけ、何度もキスされて、幾度も愛の告白されてりゃ、勢いに押されて、相手を好きになってしまう可能性も否定できない
    暑苦しさが度を過ぎている事と、常識がない事が悪目立ちこそしているけど、シンは漢気もあるし、イケメン、何より、腕っ節が強いから、妖怪戦で足手纏いにはならない
    十分に、ミコが背中を預けられる逸材だ
    しかし、恋には障害がつきもの。彼の場合、年齢云々よりも、ミコデレがヤバいレベルまで達していて、なおも先に行こうとしているサコだ
    面白い恋愛漫画には三角関係がお約束だけど、サコの手強さは天を仰ぎたくなる
    良い意味でバカ、なおかつ、ミコへの気持ちが揺らいだりしない、脳筋どころかバトル脳のシンにとっちゃ、ミコと結ばれるために、サコへ挑む気概は充分この二人の、ミコを懸けた勝負は、凄まじいものになりそうだ
    また、懐かしいキャラや、新手のキャラも次々に登場しているので、実に(3)が楽しみ
    この回で、特にお勧めなのは、第13話「結婚しようよ」だ
    シンがミコを守る為に、トイレで化け猫と戦って勝って、その勢いで、求婚して逃げられる、何だ、これ、忙しすぎるだろ。でも、この読み手を休ませない展開が最高なのだ
    この台詞を引用に選んだのは、気圧され気味に納得してしまったので。いや、ねぇよ、と突っ込まれるかも知れないが、三人の中で、ココが最も、常識人じゃないかな、と私は思っている
    彼女に良識を与えているのは、「同性愛」を表現する事に対しての矜持じゃないだろうか。「同性愛」に対して、自分なりの、他人に理解されなくてもいいけど、決して曲げる気の無い解釈があるからこそ、周りがよく見えるし、適切な助言とサポートも出来る
    ココの場合、恋人が出来る可能性は割と低そうだけど、馬の合うアシスタントかつ同志の腐男子が登場するんじゃないかな、今後

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    2018年05月21日
  • カイテンワン(2)

    購入済み

    今回もメチャ面白かった

    今回もメチャ面白かったし、エロかった。
    んん……なかなか、直球な、エロだった。

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    2018年03月04日
  • カイテンワン(1)

    Posted by ブクログ

    一言で表現するなら、ごんぶと、だな、この『カイテンワン』は
    ぶっちゃけ、帯で藤島康介先生がコメントを書くのは反則じゃね、と思ってしまう。プロに、ここまで魅力を端的かつストレートに表現されてしまったら、素人としちゃお手上げである
    超一流は、超一流を知るってことか。そうなると、藤島先生の『トップウGP』(3)の帯に、柴田先生のコメントが載ると期待してもいいのだろうな。柴田先生は不義理をしない、と信じている
    ただ、何もしないってのは、何か、こう、悔しいので、感想を書く事にした
    藤島先生の推薦コメントに勝てる、と思えるほど、調子には乗れないが、やれるだけはやってみよう
    この『カイテンワン』は、前作の『妖怪番長』の正統続編と受け止めている、私は
    三人のヒロインは健在ではあるが、今回の主役は表紙をまるっと支配している男子高校生、木場シンだろう
    最強の人間兵器である木場ヤスオの弟ってだけでも、読み手はギョッとしたってのに、まさか、妖怪との戦闘より先に、ラブコメ旋風が巻き起こされるとは予想もしていなかった
    それでいて、アクションシーンも激熱なのだから、ほんと、柴田先生は容赦ないって話だ
    兄・ヤスオと比較すると、さすがに粗が多いにしろ、ポテンシャルを見れば、兄以上じゃないだろうか、シン。やっぱ、愛の力で覚醒するのかね、これから
    ただ、ライバルが鎖子が立ちはだかるとなると、シンは冗談抜きで、命懸けで恋路を全力疾走する必要があるな
    また、今回は異能を持っている者がクラスメイトなので、彼らとの連携も、今後、楽しみにしたい
    そんで、何より、『妖怪番長』で共闘した仲間たちの再登場があるのか、そこも大事だ
    お勧めの回は、当然、第3話「決着・・・・・そして」だ。巫子に実力で勝ち、降参を引き出した上、ファーストキスまで貰っちゃうシン、男だねぇ。そんなシンを殴り飛ばす鎖子、愛かねぇ
    この台詞を引用に選んだのは、木場シン、とんでもねぇな、と同じ男として唸るしかなかったので。この状況で、愛の告白って、並みの神経じゃないぞ

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    2017年10月23日
  • カイテンワン(1)

    購入済み

    妖怪番長には続きがあった!!!

    あれで終わりじゃもったいない!!!!

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    2017年09月24日
  • 妖怪番長(7)

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    殿堂入り、ありがとうございます!!
    それだけに、この(7)が完結巻ってことに、ショックが振り切れ過ぎて、人間としての皮が内側から弾け飛んで、鬼にでも変化してしまいそう
    予想外の急展開で、決着が付いてしまったなぁ
    柴田先生の作品を初期から読んでいる、ガチのファンなら、「この先生らしい」と自然に受け入れられるんだろうが、私はYJに連載されていた『ハチワンダイバー』で、柴田先生のファンにならせてもらった口だから、結構、凹んだ
    ただ、急展開にしても、しっかり、読み手を満足させる質になっているあたり、柴田先生、スゴいなぁ、と感じ入る
    人間と妖怪の共闘チームvs妖怪のガチンコ戦争は、ついに、クライマックス
    満を持して、黒天狗サイドのラスボスが登場したが、まさかの正体だった。さすがに、口があんぐりと開いてしまった
    白天狗を滅ぼし、人間界にも侵略を開始しようとしていたのは、サキさんとトビの母親。しかも、元は人間で、アイドルだったって・・・柴田先生、ちょい攻め過ぎ。こっちの息が切れちゃいそうっす
    何故に、アイドル?とは不思議に感じなかった。恐らく、『プリマックス』の影響だろうな
    アイドルとしての道を諦めずに、30年間ずっと努力し続け、妖怪の域に達した「本物」と言えるカマチさんのような人もいれば、このミハルみたいに自分と世界のズレに嫌気が差し、死を選ぼうとした挙句に、妖怪に変化しちゃうタイプもいる。ほんと、アイドルってのは千差万別だな
    この手のアクションバトルで、親子・兄弟対決は外せない
    サキさんたち、白天狗だけだったら、間違いなく敗北、全滅だっただろうけど、彼女らには心強い人間の仲間がいる
    人間が善、それに協力する妖怪も善、敵対する妖怪は悪って決めつける訳ではない。極端な話、善と相対するのは悪ではなく、異なる信念を持つ善だ
    黒天狗らの行動は、人間の常識で考えると「悪」なのかも知れないが、彼らは彼らで、野望を成就すべく、全力を尽くしているだけだ
    しかし、その信念が自分たちと仲間、無関係の一般人の生命を脅かす以上は、黙って見ている訳にもいかない。相手に事情があるのも承知で叩き潰さんとするのだから、見様に因っちゃ、これもまた、「悪」だ
    と言う、ゴチャゴチャとした理屈すら吹っ飛ばすくらい、柴田先生のバトルは熱いから好きだ
    夢の中でラスボスを倒した以上、この『妖怪番長』でナンバー1は巫子なのは、間違いない。どんなに絶体絶命な状況でも、目の前にあるドアから逃げず、自分の役目を全うした強さは、実にカッコいい。正に番長だ
    その一方で、最強なのは、やっぱ、木場先生だよなぁ、と思う自分もいる
    連戦で疲れ、動揺もあったにしろ、サキさんとトビを撃破したハネツグを真っ向勝負で倒す、確固たる実力。人間兵器、コードネーム「回天」の名に恥じぬ強さと勝ち方。木場先生とハネツグの間にゃ、素質や努力じゃ、どうにもならない壁ないしは差があったな
    強い個がいくつも集まり、繋がり合い、力を高め合うからこそ、どんなピンチも突破できる。爪も牙も持たぬ人間が繁栄しているのは、各々の自己研鑽に加えて、互いの強さを認めて取り合った手を離さずに輪を作ってきたからだ。もし、その輪を自分らから切って滅びるようなら、それはそれで自業自得だろう
    大きな戦いを勝利し、一つの自信を得た巫子、鎖子、弧子の三人娘
    そんな彼女らも成長し、来るであろう次の戦いに向け、今日も訓練に余念がないのだろう
    いつの日か、また、彼女らと再会したいもんだ
    それまでは、柴田先生の新連載、『カイテンワン』を読んで待つとしよう
    これ、一体、どんな内容なんだろう?まぁ、激熱であるのは間違いなさそうだな
    この台詞を引用に選んだのは、ガッツーンと響いたので。人間、「逃げる」って選択肢を、恥を掻いてでも選ばなきゃならない時がある。それは、別に非難される事ではない。ただ、人生には、性別も年齢も関係なく、その場から一歩でも逃げたら、それまで積み上げてきたモノが一瞬で崩れてしまう、そんな状況がある。そんな時、「逃げない」奴は、理屈抜きでかっこいい

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    2017年08月17日
  • 妖怪番長(6)

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    個々の好みはあるだろうけど、私はこの(6)が最も面白い、いや、熱い巻として推したい。最も面白い、これで選ぶとなると、恐らく、最終巻になりそうだし
    熱い、そう感じる理由は、この(6)が、とことんバトル一色だからだ
    先の巻から続いていたカッパイ&百騎蝦蟇の即席コンビvs妖喰怪魚の水中戦に、洞窟土竜vs洞窟土竜の同属戦、サキさんvs鎌鼬の風使い最強を決める斬撃戦、そして、人間兵器のタイマン
    これで胸が熱くならなかったら、漫画読みはやってられない
    何歳になろうとも、男ってのはバトルに興奮し、ハイレベルな攻防に息が止まり、手に汗握り、声援を送り、主人公らが勝てばガッツポーズを決めてしまう
    これまでのように、一巻丸々を使って、一つの対戦が描かれている訳じゃない。だからと言って、一戦の質が落ちている訳じゃなく、むしろ、凝縮された事で熱さが純度を増しているように、私は感じた
    どの対戦カードもベストだが、最高だったのは、何と言っても、木場先生と14歳の少女型人間兵器の一騎打ちだ
    そもそも、人間兵器の設定からして、厨二臭く、柴田先生らしいな、と思う
    人間の兵器だからこそ、敵の首魁を討つって目的以前に、自分こそが最強ってコトを証明したがる少女のやる気は実にバトル漫画らしい。そんな彼女に倒された仲間のため、黒天狗を倒すため、何より、己の誇りを貫かんと木場先生もちょっとマジになる
    少女は実に強かった。女子プロレスラーゆえにタフネスなカッパイですらKOしたのだから。しかし、若さが出てしまったのが敗因だろうな
    敵を倒すのに、ド派手な必殺技はいらない。必要最低限のモーションと、最適の威力さえ攻撃に宿っていれば、敵は無力化できる。実力っつーより、場数と経験数だな、勝ちと負けを分けたのは
    果たして、少女は素直に負けを認め、仲間になってくれるのかね?っつーか、それ以前に生きてる?
    オマケ漫画に対しちゃ、ノーコメント・・・って訳にもいかないだろうから、一つだけ。これはセクシーではなく、セクスィーだな、うん
    この台詞を引用に選んだのは、熱くなった木場先生のカッコ良さが出ているな、と私は思ったので。その場にあった最高の動きをするための準備が出来る、それも強い男の条件ではなかろうか。確かに、パンツまで脱いでしまったら、デカいもんがブラブラして戦いづらいよな。カッパイやサキさんは「ひゃっほー」しそうだけど、相手は14歳の女の子だし、観衆の中には小学生もいるしな

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    2017年05月12日
  • 妖怪番長(5)

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    vs黒天狗戦のハイテンションは、まだまだ収まりそうもない
    人間でも、妖怪でも、一回、エンジンに火が入ったお姉さんってのは、言いようのない怖さを醸すもんだ
    生まれて初めて、本気を出し、熱い戦いを展開した弟・トビと引き分けとなり、戦略的撤退したハネツグを追うサキさん
    トビとの戦いで満身創痍でなきゃ、十分に善戦が出来ただろうが、弟をボロボロにされた怒りを通り越して、戦う事を楽しみ出しちゃっているサキさん相手じゃ防戦一方どころか、幻術と仲間を犠牲にする事で逃げるしかない
    もちろん、そのまま逃亡を許すサキさんじゃない
    黒天狗の本拠地を見つけ出したサキさん。見張りに発見される、と言うカワイイうっかりも起こすトコが、また魅力的
    このまま突入か、と思いきや、死体や骸骨を不思議な鐘の音で操る新たなる妖怪・蘇生鐘が登場
    一人では体力が尽きぬ屍の大群相手じゃジリ貧だと察し、サキさん、潔く撤退
    戻るなり、全員で今すぐ本拠地を叩きに行こうとするサキさんを、先生が諫める。冷ややかな正論を真正面からかけられ、熱くなっていたサキさんもクールダウン
    突入作戦を二日後と決め、各々は体力の回復に勤しむ。そんな中でも、柴田先生は読み手へサービスしてくれる
    あるかねぇ、カッパイとトビのラヴw
    再び、黒天狗への本拠地へ向かった白天狗チームの行く手を阻むは、蘇生鐘
    骸骨兵の大群を仲間に任せ、相対するは巫子
    入った「夢の世界」で彼女が視た、蘇生鐘の秘密
    大切な主を守れなかった悔しさから、ただの石臼は手と足を得て妖怪となった。そして、悔恨を幾度も経験する辛さから、音で死体を操る能力を得たのか
    巫子の良い所は、敵の事情に同情の念を覚え、負の連鎖を断つべく、全力を尽くせるトコだろうな
    夢の中で巫子に長年の後悔を断って貰い、蘇生鐘は動きを止める。やっと、彼(?)は主と共に安らかな眠りに付けるのだろう
    強敵を下し、更に歩を進めた一同を、今度は巨大な湖が阻む。当然、ただの湖な訳がなく、怪魚の棲み処のようだ
    先の戦いで活躍が今イチだったカッパイ、水中戦は独壇場となるのか?!
    ここまで、(5)の魅力を、自分なりに熱く語ったけれど、この巻の見所は正直、本編よりオマケ漫画だろう
    柴田先生が描いた、大きなお風呂での水泳レースの様子も面白かったが、何と言っても、『3×3EYES』シリーズの高田裕三先生との合作は最高だった
    巨乳と巨乳に挟まれたい、それは男の夢。そう思う私は、柴田先生と高田先生を「べーすけ」と詰れない
    この台詞を引用に選んだのは、これぞ、柴田作品、と感じたので。この状況じゃ、これしか出ないだろう。この叫びには、深いも浅いもなく、本当が出ている

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    2017年01月11日
  • 妖怪番長(4)

    Posted by ブクログ

    この(4)をサクッとした表現で説明するなら、天狗無双だろう
    残念なコトに、巫子らの活躍は、さほど描かれていない
    だが、それだけに、次巻で、番長らしさを発揮して、どハードなバトルを展開してくれるに違いない、と期待が否応なしに膨らんでいる、私の中で
    先巻のラストで、本気になった黒天狗
    とんでもない強さに一行はピンチに追い込まれるも、“持ち札”が敵を負かすには充分だったおかげで、どうにか、勝ちは掴み、生き延びる。黒天狗を完全に倒す事は出来なかったが、こればっかりは実力差がありすぎる以上、殺されなかっただけ幸運、と現実を受け入れるべきだろう
    その後、白天狗に仲間であると認められ、アジトに招かれる一行
    白天狗の大半は先の戦いでほぼ数を減らされた上、天狗の長は黒天狗を尖兵として使っていた黒幕の、戦いに対する矜持も何もない自縛で大ダメージを負い、戦闘不能
    白天狗サイド、誇張でも何でもなく、ピンチ
    緊迫感バリバリ、そんなタイミングで、まさかの入浴シーン。河童も巨乳だが、白天狗のお姉さん、サキさんも凄かった。しっかし、これは、あくまで、私の好みの問題なんだろうけど、柴田先生の描く女性は色気があるんだけど、男目線で見るとエロさを感じないんだよな。アレかな、蒼木先生の絵柄に目が慣れちゃっているか、柴田作品のヒロインが強すぎで危なすぎだから、エロを感じる本能が働かないのかも
    そして、最初に書いた通り、天狗無双である
    白天狗の王子・トビvs黒天狗の王子・ハネツグ
    どちらも戦闘の才能にズバ抜け、強さのステージがカッパがビビるほど違うだけあって、喧嘩以上殺し合い同然のガチンコになる
    お互い、本気以上を出すT-MAXを発動させるも、結果としては引き分け
    だが、初めて、自分の知らない本気を出せ、それをぶつけても構わない相手と闘えたトビはイイ顔で気絶している
    弟が仕留め損なった強敵にトドメを刺すのは、姉の役目とばかりに、サキさんは負ける悔しさよりも、逃げる恥を選んだハネツグを追い詰める
    ハネツグが、どんな悲惨な目に遭わされるのか、想像するだけで背筋が寒いわ
    クールなように見えて、カッパの巨乳に対抗する熱さを持っている女性だぞ、絶対ぇ、えげつないわ
    どの回も柴田イズムを感じるが、個人的にツボだったのは、毎度おなじみのオマケ漫画。巨乳は男だけのロマンじゃない。女の子だって憧れて然るべき。ただ、まぁ、大きいおっぱいが似合う顔と、似合わない顔があるのも確かだ。貧乳だって、オトコは好きだぞ
    この台詞を引用に選んだのは、この感情って大事だよな、と思ったので。全力を出して負けてしまった上、死ななかったとなりゃ、誰だって、相手への憎しみや自分の不甲斐なさに対する怒りで腸が煮えくり返る。むしろ、そうならない人間は戦いから退くべきだろう。やられたらやりかえす、ってのは喧嘩に関しちゃアリだ

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    2016年08月10日
  • 妖怪番長(3)

    Posted by ブクログ

    妖怪、痛快、爽快
    どシンプルな面白さがある、少年漫画寄りの青年漫画だな、やっぱ、この『妖怪番長』は
    ぶっちゃけると、私は柴田先生の作品は、週刊ヤングジャンプで大好評連載されていた『ハチワンダイバー』しか読んだ事がないので、こう語ると、熱烈な柴田イズムの信者に怒られてしまうかも知れないが、柴田先生の持ち味は単純な面白さにある、と思う
    この『妖怪番長』で言うと、強い妖怪に出くわす、全力でバトる、気持ちよく勝つ、次の強い妖怪を探しに行く、そんな感じである。とてつもなく高い地力がなければ、読み手に飽きられてしまう展開だが、飽きないどころか、ますます、魅了されている自分がいる
    また、柴田先生の濃い絵柄も、熱いストーリーとの相性がいいんだろう。『プリマックス』の熱さは、蒼木先生の絵だからこそ、男子高校生の青春を表現できている訳だが、人間vs妖怪って和風ファンタジー感MAXのコチラは、柴田先生の絵が合っている
    また、河童や天狗などの有名所だけでなく、柴田先生のオリジナル妖怪も出てくるトコが面白い。あえて、ハッキリ言うが、可愛さの欠片もない。しかし、味があるんだよな。動物だって毎年、新種が発見されるのだから、不思議な存在である妖怪も年々、新しい種が出てきても不思議じゃない
    この巻の終盤では、これまで巫子らが遭遇してきた強い妖怪とは一線を画す実力者である、黒の天狗の王子が立ちはだかり、バトルが更に熱くなっており、こちらも闘魂をブーストさせねば吹っ飛ばされてしまいそうである
    しっかし、木場先生も、新たに登場した墓井田先生も強すぎ。けど、「人間なのに」じゃなくて、「人間だから」強いんだよな、と理屈抜きで納得している自分がいる。少なくとも、人間の腕っ節的な意味での強さに関しちゃ、妖怪を倒せるようになれる程度までなら伸びる可能性がある訳だ。基本、妖怪と戦うのは巫子たちだからこそ、たまに木場先生が前に出て、強さを見せつける、その驚かし方が巧いな、柴田先生
    どの話も面白いのだが、個人的に強く印象に残ったのは、ほんのりとしたラブコメっぽさが見えた第十九話「仲間だ」である。河童もといカッパイがチームに加わったってトコも大きい
    この台詞を引用に選んだのは、いつも通り、インパクト重視だ。戦う場面もそうだが、闘いが始まる寸前、喧嘩の売り方にも色濃く出るのも柴田イズムの特徴だろう

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    2016年03月17日
  • ハチワンダイバー 35

    購入済み

    電子で 怒涛の一気読み

    駒の動かし方しか知らない私が、面白く読めました。作者も燃え尽きた事がわかりました。

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    2015年11月03日
  • 妖怪番長(2)

    Posted by ブクログ

    何度でも、声を大にして、喉が潰れるのもお構いなしで訴えるが、私の中で、『うしおととら』が一番に熱い妖怪漫画だ
    けど、もし、この熱、一点で超えないけど、届きそうな作品が他社から出ているモノの中にあるとしたら、集英社刊では梅澤春人先生の『妖怪伝奇 Roku69Bi』、そして、講談社刊では、この『妖怪番長』だろう
    柴田イズムは、理屈抜きで読み手の魂を根っこから揺さぶる事が出来るチカラ、藤田イズムに近しいモノを感じる。柴田先生と、藤田先生が人間的にも、漫画家としても、種類が似ているからだろうか?
    ストーリーにこれ以上ないほどマッチしている絵も、ファン以外からしたら、下手に映るだろう。けど、ファンには、この独特な絵柄から、柴田先生の強烈なオーラ、この2巻に登場する河童の言葉を借りるなら、“闘魂”をしっかりと感じる事が出来る
    おっぱいのデカい美女河童とのガチンコプロレスかと思いきや、まさかの乱入者で、とんでもないピンチに突入、そんな背中が煤け、濃厚な死の気配すら感じる危機の中で、目覚める底力、この展開が実に柴田先生らしく、グイグイと力のみで読み手を作品の奥深いトコまで引っ張っていく
    あえて、残念と感じた一点を挙げるなら、人類最強と言っても良さそうな木場先生の活躍がほぼ無かった事だけど、その分、次巻への期待が高まったし、この2巻では1巻以上に巫子のバトルが多めかつ激しめに描かれているので、まず、不満に感じるファンはいないだろう
    勢いに任せて突っ走って勝ってきた巫子だが、数で押してくる百騎蝦蟇との多人数戦で、ガムシャラだけじゃどうにもならない事を知り、死を一旦は覚悟した事で、戦いの中で落ち着き、敵の残数を確かめる事の大切さを知り、河童の喝で“闘魂”を覚醒させた事で、大きく成長した
    そんな彼女への、鎖子の根拠となるのが、女同士の友情でもなく、女同士の恋愛でもない、不純物一切なしの信頼も凄まじい
    また、やはり、柴田先生の妖怪デザインにオリジナリティがあって、好感が高まるばかり
    胸が熱くならない話は一つとして無いので、最もお勧めを選ぶのは難しいが、スカッとしたのは、やはり、スイッチが入った巫子が落ち武者の亡霊をバッタバッタと殴り倒していき、ついに全滅させた第17話「あと一人」だった
    この台詞を引用に選んだのは、他の台詞よりも柴田イズムが強いからだ。ぶっちゃけ、柴田先生の作品を読んだ事のない人間には、「ハ?」と思っちゃう台詞だろう。けど、これで胸が奮えるってコトは、私の中にも“闘魂”が確かにあるってコトだ

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    2015年10月21日
  • 妖怪番長(1)

    Posted by ブクログ

    濃い、じゃなく、濃ゆい
    一見かつ一読しただけで、柴田先生の漫画と理解できるくらい、画もキャラの個性も、ストーリーも濃密
    今現在、YJでメキメキと人気が上昇している『プリマックス』の原作も、柴田先生は担当しているのに、この『妖怪番長』の質がまるで下がっていない。一体、どこから、こんだけのバイタリティが湧いてるんだろうか
    私は柴田先生の作品を、『エア・マスター』からでなく、帯でも推されている『ハチワンダイバー』から入ったタイプだが、正直、『ハチワンダイバー』は将棋っつーより、バトル漫画だよな、と思っている。ある意味、柴田先生は新しい将棋漫画を描いた
    私の中で、柴田先生と言えばバトル漫画なので、この『妖怪番長』の内容はストライクだ
    これは恐らく、『巫鎖呱』の前日譚、そう捉えて良いんだよな
    一話目から、ちょっと特殊な力を生まれ持った子供らに、いきなり、教師が番長を決めさせるべく、ガチ喧嘩をするよう促すだけでも、シュールかつコアなのに、妖怪まで登場するって、そりゃ、反則だ(笑)
    しかも、登場する妖怪が、今、子供のみならずイイ歳こいた大人にも人気な『妖怪ウォッチ』(案外、面白いな、と私も最近、思い始めてる)で活躍するような妖怪らと違い、まるで可愛さがない。何周廻ろうが、可愛さに行きつかない。もし、仮にこの『妖怪番長』に出現した妖怪、烏親爺と布袋蟹に萌えを感じるのならば、そりゃ、妖怪好きじゃなく、くたびれたオッサンが好きな、やや特殊な嗜好の持ち主だ
    一巻の終盤で姿を見せるカッパもカッパで、柴田先生の女性の趣味、好みが全開っぽい
    ただ、柴田先生はおっぱいがデカい女性より、戦闘を危険なレベルで愉しめちゃう、生物的にヤバい、戦える女が好きなんだろうな、とは感じる
    妖怪と真剣勝負をかましてるのは、十歳の子供なのに、その戦闘力、ズバ抜けてる
    ただ、あくまで、彼女達の強さの本質は異能
    シンプルな、人間としての腕っ節、その一点で最強なのは誰でもなく、木場ヤスオだ
    見た目から、既に怪しいのに、妖怪の動きを封じられるだけの一撃をブチこめる武術力!
    ホント、一体、何者? 異能を使えない分、彼が一番の怪物に見えてしょうがないんだが
    また、話のキーパーソンでもある園長も結構、謎が多い。茶目っ気もあって可愛いぞ
    現実でも強いが、相手の夢の中に入り込み、その身一つで戦える巫子、自分の中に憐れな霊だけでなく、ブッ倒した妖怪を吸収し、現実化させられる鎖子、妖怪を自分の仲間にでき、意識も肉体も自由に動かせる呱子、三人一組のチームとしてバランスが相当にイイ
    柴田先生の持ち味とも言えるオマケ漫画も収録されており、ファンとしては嬉しい限り。次巻のオマケ漫画は一体、誰の裏話が描かれるのか。個人的には、鎖子の中で霊や妖怪がどんな会話をしているのか、もしくは、木場先生と園長の出会いを描いて欲しいな、と思っている
    この台詞を引用に選んだのは、藤田イズムに力負けしていない柴田イズムを色濃く感じるので、特に。さすが、長生きしているだけあって、言葉に重みがあるぜ、園長。果たして、自分は有能な人間か、そう思い悩んでしまう。あまりにインパクトがある台詞なので、自問自答しすぎて、自分を押し潰してしまいそうになるが、そうなったら、その人はきっと、まだ有能じゃないんだろう

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    2015年06月15日
  • ハチワンダイバー 35

    ネタバレ 購入済み

    将棋漫画の金字塔

    将棋の面白さがストレートに伝わる最高傑作がついにフィナーレ!
    菅田の願いと谷生の願い
    両方が叶う最高のラストだった。

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    2014年08月24日
  • エアマスター 1巻

    Posted by ブクログ

    何も考えずに楽しめる、真の娯楽漫画と言えるんじゃないでしょうか。
    絵はきっと、上手い分類には入らないのでしょうが、ストーリーにマッチした独特の魅力がありました。
    すべてのキャラが魅力的で、テラ笑えるけど、どこか格好いいのです!!!

    しかしとにかく崎山が好き!!!格好悪いのに格好いい!
    こんな脇役キャラどこにも居ないし、二度と会えないと思います。

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    2012年06月19日
  • エアマスター 26巻

    Posted by ブクログ

    とうとう深道が登場!!熱すぎる渺茫との戦い。最後にでてきて、すべてを持ってっちゃうくらいのカッコよさ。

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    2010年08月03日