地図十行路のレビュー一覧

  • お近くの奇譚 ~カタリベと、現代民話と謎解き茶話会~

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    題材が面白いと思った作品。
    そこら中にある、所謂『噂話』というもの。それが本物なのか偽物なのか、あらゆる視点から考えて、危険な噂話を危険じゃない噂話に『語り変える』。
    表紙に載っている三人の関係性が一話ですでに出来上がっていて、どうやってこんな関係になったのかどうしてこんな風になったのか。それがわかったのかが結局最終話だったわけだけれども、読み進めていくたびに少しずつ分かっていく感じが面白く感じました。
    ただ、私はどうしてもキャラで読んでしまうのでとても楽しく読めたけど、話で読む人にとっては物足りなく感じる内容だと感じるかもしれないですね。

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    2015年02月27日
  • ひみつの相関図ノート

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    物語の前に相関図が書かれているが
    読み進めていくうちにその関係がガラッと変化

    この歳ながら最初の話きゅんきゅんしてしまった笑
    少女漫画によくありそうな話だったけど久しぶりに味わえて良かった、、、笑

    1話ずつさくっと読めて読みやすかった

    小6〜高校生

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    2025年08月01日
  • ひみつの相関図ノート

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    望月麻衣さん以外は初読みの作家さんの8つの短編でしたが、タイトルにあるように作品の冒頭にある程度の相関図が描かれていて、それを見た上で読み進めていくと相関図に描かれていない部分も出てきたり明らかになったりしてそういうテイストで楽しめて読みやすかったです。(^_^)

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    2024年10月07日
  • ひみつの相関図ノート

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    4.5年から。いろんな人間関係にまつわる8話を人気の児童書作家さんたちが描く。今売れている作家さんの作品をお試し読みできて贅沢だが、期待している作家さんばかりなのでもうちょっと読みたいと思うものばかり。設定がさまざまで、思いつかないところも多くチャレンジ感のある作品が面白い。

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    2024年09月22日
  • ナゾノベル 怪ぬしさま(1) 夜遊び同盟と怪異の町

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    子供向けなのでハッピーエンドと思いきや結構怖くて救いがない。続編があるらしいので今後いい方向に行けばいいけど…。

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    2024年04月02日
  • てのひら怪談 こっちへおいで

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    ネタバレ

    わずか、800文字以内で書かれた数々の怖い話達。それは、両の手のひらに収まるほどの小さな話ですが、途方も無く怖い話達なのです。あっという間に終わってしまう、短い話だからと油断していると、痛い目をみますよ。

    ***

    発売前から気になっていた一冊。ポプラ文庫、MFダウィンチ文庫を経て、ポプラキミノベルへと様々な本を渡り歩いているこちらの人気シリーズ。現在も第一線で活躍しているホラー小説作家、怪談作家が集まり織りなしていく。800文字以内、原稿用紙に換算してわずか2枚という短い物語たちであるが、流石、そうそうたるメンバーである。何とも恐ろしい物語がつづられていた。
    純粋に怖い話、不思議な話、意味

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    2022年07月03日
  • てのひら怪談 こっちへおいで【試し読み】

    購入済み

    考えられている作品

    この作品の一番のウリは、話ごとに読むページの数が少ないことで、短時間で読者に不思議なイメージや経験を与えられる、という点だと思います。必要以上の装飾や余計な飾りは省くことで、自ずと物語の本質に迫れるという特長からは、児童書を読む比較的年少の子供たちにとって情緒を発達するうえで役に立つ面があって良いと思いました。

    #タメになる #怖い

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    2022年07月01日
  • 世にも奇妙な商品カタログ(2) ピッタリもらえる懸賞ハガキ・道の種他

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    私は、この本の1巻を、読んで面白い!と思っていたら、2巻が出ていたので、読んでみました!エピローグとプロローグのあいだに、黒い本があるように、見せていて、面白い!と思いました。3巻も出て欲しいです!
    この本は、子どもにオススメです!

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    2019年08月29日
  • お近くの奇譚 ~カタリベと、現代民話と謎解き茶話会~

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    噂を作り替えてくれるカタリベさん。街自体も怪異と隣り合わせな不思議な世界観。登場人物の謎も多く続編ありそうだけど…。ないのかな?

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    2016年04月26日
  • お近くの奇譚 ~カタリベと、現代民話と謎解き茶話会~

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    面白かった…。いや、なんか地味だなあと思って全然期待していなかったけど、面白かった…。確かに地味だけども。
    異角という町のいたるところに、いつの間にか置いてある黒電話。電話の向こうにいるのは異角の噂話を集めて語る「カタリベ」…。
    郷祭事務所の所長代理ハルと、なぜか「カタリベ」の居場所がわかる久路の、現代民話の源を探る謎解き茶会。
    最後で「出会い」のきっかけが語られていますが、まだまだ登場人物たちの背景はわかっていないことが多いので、ぜひ続きを出してほしい。

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    2016年01月13日
  • お近くの奇譚 ~カタリベと、現代民話と謎解き茶話会~

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    町中に黒電話が置かれている異角(いづの)。受話器を取ると異角の噂話をカタリベなる者が語ってくれるという。

    奇譚、都市伝説、何か不思議な力が宿った町…と雰囲気が良い。作者が十字路とか好きな要素を詰めたんだろうなぁ。
    茶話会という表題、毎回お菓子を入れてくるのは編集の指示だろうか、今流行りだし。設定は好きなんだけど、もうちょっと展開に幅があれば。

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    2015年02月28日
  • お近くの奇譚 ~カタリベと、現代民話と謎解き茶話会~

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    ネタバレ

    ねえ、こんな話を知ってる——?

    町の至るところにある、誰が設置したのかわからない「黒電話」
    ダイヤルも何もついていないその電話の受話器の向こうから聴こえてくるのは
    そんな言葉から始まる「噂話」
    電話の相手の「カタリベ」が語るのは、
    現代に生きて形を変えていく、そんな噂話の数々だった



    ***ネタバレ有り感想***


    町に怪異を引き起こしてる「噂話」を、カタリベに語り直させて変える、
    それが話の目的
    その噂話は偽物だから語り直せ!というのを、カタリベに納得させるために理屈をコネコネ…もとい推理していく
    ちょっと、こじつけかよ!!!と思わなくもない所もあったけれど
    面白かった
    その噂話が偽

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    2014年09月01日