ながべのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ最終と成る11巻・・・表紙がエンディングの場面と思いたい。
なんとも曖昧な終結に戸惑いました。
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最終巻のあらすじの考察。
黒の子がシーヴァになったことで得たのは“心”。
様々な葛藤と逡巡を経た後に、暗く長かった冬は、いつしか春へ。
センセはあの思い出の多い村はずれの家へ戻る。
かつて匿ってくれた人々やシーヴァやそのおばの事を思い出し、
二人は白い花(シロツメクサ)咲くの草原へ。
お気に入りの切り株の隣には、おばの木が聳える。
センセと彼女の、永遠への旅立ちを見守るように。
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全巻を再読しての、考察。
シーヴァと成る黒の子は、センセの魂の一部を残したのか?
黒の子の身体の -
購入済み
タイトルと表紙にひかれ購入。
異種恋愛物語というより交流じゃ?というタイプも多い。
アンソロにはありがちだけど、作者の人外への力量が設定や内容の説得力で透けて見える。
この第一集はほとんどが、短編ながら読みごたえがあると思う。
実験的作品も少ない方だと思うので、気になったならおすすめ。
ただ、高山しのぶ氏はこの巻は表紙のみで、作品は2集に載っています。
ながべさん、由村さんなど好評だったものは、すでに短編集で発売されているのでそちらをおすすめ。
三三さんはこちらに載っているものより、既刊の『獣の形の女の子』の方が断然おすすめな気がします。 -
絵画のような
セリフも少なく、漫画というよりは、絵本のような雰囲気
ピアズリーやティムバートンを思い出すダークな絵
一瞬で引きこまれる独特な空気、映像でも見てみたい
続きがきになる -
Posted by ブクログ
白の神と黒の神の諍いの原因がわかる衝撃!
神からの救いを求める者と狂信。王の運命は・・・。
この国はどうなってしまうのだろうか?
内つ国の城に囚われたシーヴァに危機が迫る・・・が、
助けの手を差し伸べる者たちがいた。
外つ国へ戻ることの出来たシーヴァはセンセの元へ。
変容してしまった彼に彼女がとった行動とは?
いよいよ終盤かと思わせられた、衝撃の9巻。
白の神と黒の神の真実!
それ以上に、ラスト数ページのシーヴァとセンセの姿の変容!
センセの深き想いに気づいたシーヴァは行動を起こし、
自分の言葉でセンセへの思慕を語る。
まだ一緒にいたい・・・いかにセンセの存在は大きくなっていたか。
幼い彼女の