ながべのレビュー一覧
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(3)が出て、嬉しいよりもホッとした私
自分でも性格が悪いかもなぁ、と思ってしまう
異種恋愛を面白い、最高だ、と思っている自分を恥じた事はない
しかし、未だに世間一般的に受け入れられてないな、と感じる事はある。オカヤド先生の『モンスター娘のいる日常』や、影山理一先生の『奇異太郎少年の妖怪絵日記』などが、種族の壁を超えた恋愛の良さを説いてくれ、株こそ上がっているけど、やっぱり、イロモノ扱いだ
人が人を好きになる事は普通だ、と常識的な人は言う。でも、その「普通」の根拠が何なのか、が私には分からない。人が人でない者に惹かれてはいけない理由も分からない
人は自分が持っていない長所を持っている他人に敬意 -
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例え、他人に好みが異常だ、と言われても、私は堂々と、異種恋愛モノの良さを説こう
人間だって、男と女、男と男、女と女、いずれにしたって、自分の思い通りに事が運ばないのだから、人種どころか種族が違ってしまえば尚更だ。と思ったら、意外にすんなり結ばれたりする
まこと、色恋沙汰ってのはどちらに転ぶか、てんで読めぬ
この(2)も秀逸な読み切り揃い。由村先生と、のばら先生は先の続きだったが、個人的には読み切りの方が好きだ。特に、高山しのぶ先生の『黒山羊のお茶会』はレベルが上に感じた。人を舌先で騙すのが商売を通り越して個性なのが悪魔だけど、時に恋する少女は、悪魔の悪知恵を上回った行動を魅せてくれる
この台詞 -
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この作品を読んだ感想として抱くのが、ちょっとズレているかも知れないが、何っつーのか、安心したってのが本音
別に隠しちゃいないが、心のどっかでは、異種間恋愛が好きな自分は業が深いな、とは思っていた。なので、私以外にも、人と人外の恋愛にフツフツと感情が滾る人間がいるんだな、とこの『異種恋愛物語集アンソロジー』を読んで、安堵感すら湧き上がって、少しだけ気持ちが楽になった。好きなんだから、堂々としてりゃ良い話なんですよね
たったの一巻で終わらせるのは、もったいないっつーか、私ら人外萌え派にゃ物足りない。是非、第二弾を出していただきたい、一迅社さん。個人的にゃ、ドラゴン縛りを希う
表紙(高山しのぶ)→掴 -
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ネタバレ 購入済み
限りなくヒト寄りに擬人化されてるいわゆる可愛いケモミミとかではなく割と動物色強めですね。
人外モノ苦手なくせしてそれすらも知らずに購入してました。
表紙からもわかりきってるはずなのに、ほんと何故。
なので買ってからしばらく放置してしまっていてこの度やっと読了。
お話自体は良かったんですが、いかんせん人外モノ苦手なのでなかなか没入出来ず…。
いや、これは完全に私の落ち度なのでこちらの作品はなんら悪くありません。
なので試し読みをちゃんとしてそういった作品と理解して購入すべきかと思います。
で、ここまで動物寄りな作風なら手を繋ぐシーンもそれぞれの生き物に沿った手足で良かったんじゃない -
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▼あらすじ
世界はモノトーンで退屈だった――彼が来るまでは。
猫のハチがいる獣だらけの学校に転校してきた蜥蜴のアオイ。
単調な毎日を持て余していたハチにとって、それも別に興味を惹かれることではなかった。
しかし放課後、アオイの小さな秘密を覗き見る。
それは目の覚めるような、強烈な、青。
必死に隠そうとするアオイにハチは一つの提案をする。
人外ストーリーテラー、ながべの獣人青春BL!
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ストーリーの完全度:普通
トーン:ほのぼの・シリアス
エロ度:なし
萌え度:普通
総合評価:★4.0
表紙に惹かれて購入。作品全体に漂う静謐な空気と繊細なタッチで描かれた獣人達がとても良き。特にトカゲ -
Posted by ブクログ
DVD同梱版は予約を逃してしまった……!
11巻で終わっていたが、いわばアンコールのような巻。
「とつくにの少女 [dear.] 番外編」という表記で、「Siúil ,A Rún」というサブタイトル。
検索してみると、
『シューラ・ルーン Siúil A Rún / Shule Aroon(Agra)』は、戦いへ赴く恋人を想い嘆く女性の心境を歌った古いアイルランド民謡。 曲名の意味は、『行って、愛しい人よ』
とのこと。ぴったり!
正編ではあまり考えなかったが、本巻はゆったりしていることもあって、シーヴァは5歳か6歳くらいかな、とか考えた。
言動が自分の娘と同じくらい。 -
ネタバレ 購入済み
テーマが分かりやすい
アオイの真面目で健気な性格や、見た目のひんやりした美しさがとても魅力的でした。
途中可哀想で可哀想で苦しくて泣けましたが、トラウマを乗り越えられそうで本当に良かったです。ただ、設定の斬新さはとても良いと思いますがこれがもし普通の人間BLだったらと考えると、よくある内容・展開ではあるかなとは思いました。