【感想・ネタバレ】とつくにの少女 [dear.] 番外編のレビュー

あらすじ

今日も明日も明後日も。何も起こらないから、美しい。 道行きを見届けた人々へ贈る、ふたりからの平凡な日々の手紙。朝と夜の宵に生きるが故に、辛苦の道行きを歩いたふたり。その道程の中にも描かれぬ煌めく日々があった。嵐のさなかに訪れる、心地の良い時間。何も起こらない、常の日こそ――。朝と夜――その深い断絶の宵に佇んだ、ふたりの御伽話。その番外。

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Posted by ブクログ

DVD同梱版は予約を逃してしまった……!

11巻で終わっていたが、いわばアンコールのような巻。
「とつくにの少女 [dear.] 番外編」という表記で、「Siúil ,A Rún」というサブタイトル。
検索してみると、
『シューラ・ルーン Siúil A Rún / Shule Aroon(Agra)』は、戦いへ赴く恋人を想い嘆く女性の心境を歌った古いアイルランド民謡。 曲名の意味は、『行って、愛しい人よ』
とのこと。ぴったり!

正編ではあまり考えなかったが、本巻はゆったりしていることもあって、シーヴァは5歳か6歳くらいかな、とか考えた。
言動が自分の娘と同じくらい。

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2022年04月16日

Posted by ブクログ

春から冬へ。季節の移ろいの中で過ごした、
幸せに溢れていた頃のシーバとセンセの日常を描く、番外編。
シーバからセンセが教えられた、数々の事。
センセが育んだ、シーバの“心”。
シロツメグサの冠、アップルパイ等のエピソード。
おばさんとの記憶に残る、シーバが得たもの。
こんな幸せな時間を過ごしていた二人の姿は、
優しさと慈愛が込められたおとぎ話の如く。
本編の深い悲しみを思い出すと、切なくなってしまう。

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2022年03月27日

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