今泉敦子のレビュー一覧
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㈱魔法製作所シリーズ3作目。
大団円を迎えた前作ですが、早くもトラブルの連続。というか、最初から最後までトラブル続きでした。
訳の分からないことばかりでケイティが不憫なのは毎度の事ですが、今作では本当に可哀想です。
が、自分でなんとかしようというのは自信のなさの裏返しであり、オーウェンも言っているように周囲の人々を信頼していないとも受けとられます。
真面目さと自虐さが彼女の長所でおもしろい所でもありますが、同時に欠点でもあるというのが本作で露呈したように思いました。
そしてまさかあんな結末になってしまうとは!!
ところでロッドは凄く良い奴ですね~。 -
Posted by ブクログ
㈱魔法製作所シリーズ2作目。
展開としては前作と同じく魔法世界に振り回されるケイティがてんやわんやするどたばた劇です。
相変わらず真面目なケイティとド派手な周囲とのギャップが楽しい。
しかし今作の仕事は社内のスパイ探しであり、ケイティの人間関係が大きく動きます。
前作で、シリーズを通しての敵役とするならイドリスがちょっとしょぼいなと不満だったのですが、今作ではこのイドリスの性格が確定されとても良く活かされていました。
優秀でありながら集中力に欠けるなんとなく憎めない悪党。バイキンマンみたいです。
次々と事件が起きて大混乱の楽しさがあり、免疫を失ったケイティがロッドのめくらましにふらふらしているのがおもしろかったですが、せっかく強烈なキャラクターであるケイティの両親が登場したのだから彼らにもっと活躍して欲しかったとも思います。
史上最悪の上司ミミの様な上司を持ったことがある為、ケイティが今の職場にいたい、前の様に戻りたくないという思いにとても共感してしまいました。
そしてなによりもこのシリーズの肝といえばオーウェンとケイティの恋愛。
2人ともシャイで奥手なもんだから恋愛パートが一向に進まない。このもどかしさが王道ですね。
やきもきしながらも非常に楽しい気分になる1冊です。 -
Posted by ブクログ
シリーズ4作目。
ファンタジーですが、コージー・ミステリに近い雰囲気。
ロマンスもありの楽しい話です。
ケイティ・チャンドラーは普通の女の子。
ニューヨークに出て友達と同居し、勤めて1年、魔法が実在すると知ります。
ケイティは魔法が効かない特異体質のイミューン(免疫者)として、魔法製作所にスカウトされました。
同じ会社に勤める恋人オーウェンは、シャイで純情な美男で、力の強い魔法使い。
ところが、ケイティの存在が彼の弱点になってしまうため、ケイティはけなげな決意をしてニューヨークを離れ、故郷に戻ることに。
そして3ヶ月。
オーウェンが自分のことをどう思っているのか気にしつつも、事情から連絡も取れないケイティ。
ところはテキサス州の田舎町コブ。
世話焼きな両親にくわえて、3人の兄とその妻達というにぎやかな家族が登場。
長兄はまあ穏やかな普通の男、次兄ディーンはすごくハンサムだが世渡り上手でいささか信用できない所がある。
三兄のテディはケイティのすぐ上で仲が良い。研究家で仕事熱心すぎるが時には兄のディーンの歯止め役ともなっていた。
ディーンの妻シェリーも派手な女性で店番をさぼり気味とあまり感じが良くないが?
退屈な田舎町のコブは、魔法のパワーが弱い場所だったと判明。
ところが、魔法を使われている形跡が…?
ケイティの母親は、自覚していないイミューン。
それどころか、変わり者と思われていた祖母が、実は魔女の血を引く本物かも知れない?
ケイティの親友ニタはインド系で、コブ唯一のホテル経営者の娘。
そのホテルに、魔法使いらしき人物が集まってくる…
ケイティは会社のトップのマーリンに連絡を取り、救援を求めます。
まず、やって来たのはガーゴイルのサムでした。
じりじりさせつつ、オーウェンもやってきます。
さて?
2008年発表。 -
Posted by ブクログ
宇宙。やっぱり好きだな・・ スピード感は大事だな。
<響いた言葉>
ーあなたが引き寄せているのは、潜在意識があなたにとって正しいと感じた事。
自分の望む事を引き寄せるには、顕在意識と潜在意識の意見を合わせる必要がある。
ー宇宙とのコミュニケーションは、自分思いこみというフィルターを通している。
ー宇宙はスピードを好む。
ーあなたが持っているものはすべて、あなた自信が引き寄せたもの。
ー行動を起こしたとき、奇跡が起こる。
ー行動を起こそうという意欲は、自分が「クリア」であることの表れ。
ー「100%満足よ。ただもっと欲しいだけ。」
ーお金はスピードが好き、宇宙はスピードが好き、アイディアをもらったら
動け!
ー自分にはできないという事を知らなければ出来る。自分に出来ると知らなければ出来ない。
ーいまこの瞬間に心から感謝すること。そうすると次がおのずとやってくる。
ーそれ以上を必要とせず、それ以上を求める。
ー一見そうは見えないものかもしれないが、不幸な人はそれを望んで、あるいはそうなることを選んで不幸になっている。
ー記憶ではなく、創造主から送られたシグナル「インスピレーション」をもとに行動する。
ー「愛しています」と言えば良い。
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Posted by ブクログ
シリーズ一作目。
ケイティ・チャンドラーは、テキサスからニューヨークへ出てきて1年。
学歴も経験も役に立たず、ヒステリックな上司の気まぐれを堪え忍ぶ日々。
ニューヨークは全く変わった所だと思っていた。
というのは、教会の屋根にはガーゴイルが出没し、背中に羽根をつけている服飾学校の生徒や、宙に浮いている大道芸人がいても、誰も驚きもしないで通り過ぎるのだ。
実は、それはすべて、実在する妖精や魔法。
ケイティは自分にしか見えていないと気づかないままだったのだが…
ある日、地下鉄で知り合った男性二人に、転職の申し出を受ける。
なぜか回りじゅうの女性の注目を集めているが、ケイティには全く魅力が感じられない男性ロブ。
一緒にいたオーウェンのほうがよほど魅力的だと思うのだが、長身でハンサムな彼は伏し目がちで異様にシャイで控え目。仕事では有能だが、それ以外はろくに口もきかず、目が合うと真っ赤になる始末。
それにはある理由が…
ケイティが思い切って訪ねた会社は、魔法制作会社だった!
辞めた社員が、悪意のある魔法を売りさばこうとしていると知って、それを止めるために働くことになる。
楽しく読めるファンタジー。
地味なワーキング・ガールの現実から、一気に面白おかしい世界へ。
「ブリジット・ジョーンズの日記」よりも普通なヒロインはなかなか感じが良いです。