高座朗のレビュー一覧

  • エルミタージュ

    RN

    ネタバレ 購入済み

     ベルリンの壁崩壊前夜のソ連が舞台の物語。KGBにスパイ容疑で拘束監禁尋問暴行凌辱される受けくんと、それをする攻めくん。容易にストックホルム症候群とかリマ症候群とかの発想が出てしまうのですが、なかなかどうして受けくんが墜ちないです。攻めくんは自覚が無かっただけで割とすぐに陥落していたように思います。
     えちは多いです。もう少し微に入り細を穿つくらいの濃厚さも欲しいと思いましたが、今から20年程前の作品だとこのくらいの濃さかもしれません。

    1
    2024年10月13日
  • 愛欲契約

    匿名

    購入済み

    面白かった

    モデルの世界のお話だけど、そんなにガツガツに掘り下げた訳じゃなく、しかし旬を過ぎて葛藤する譲加の心情が伝わった。海良は大人でスリムだけど結構嫉妬深くて可愛かった。面白かった!

    0
    2024年08月13日
  • 手を伸ばして触れて

    購入済み

    更なる続編を読みたいです。

    年下の受×社会人の攻
    純粋な青年と擦れた生き方をした成年のストーリー。
    サスペンスの要素もあり、幸彦の健気さと素直さ、桐山の気持ちの強さが、愛し合う二人を伝えていました。
    幼なじみがいい味出してる

    #泣ける #ドキドキハラハラ

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    2021年12月31日
  • 氷原の月 砂漠の星

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    仕事に関しては冷静で優秀なのに、自分のこととなるととんでもなく不器用なルシアン。ローグとのすれ違いは、とにかく焦れったくなる。お互いのことを大切にしたくて仕方がないのに、両方とも素直になれないのだから。
    見栄っ張りで臆病なところがある2人の間には今後もすれ違いは起きるかもしれないけれど、離れることもできなさそう。言い合いをしながらも、楽しく暮らしていく姿をもっと見たくなった。

    0
    2020年02月13日
  • 蜜夜の忠誠

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    異母兄(騎士)×弟(君主)。
    兄×弟ものとして、すれ違いや葛藤、兄弟としての愛情等々理想的にときめきました。最近読んだ中で一番萌えたかも!
    ストーリーもテンポが良く最後までハラハラしながら面白く読めました。君主として成長していく主人公が、西洋風架空歴史ファンタジーらしく面白かった。
    受けが結構可哀想な目に合うのと、時代がかった口調が読む人を選びそうですが、自分は大好きです!
    贅沢を言えば、2段組にしてもっと二人の子供時代なんかも読んでみたかった。
    ぜひ続編が出てほしいです。

    1
    2014年07月06日
  • ルール

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    なかなかスゴい人に捕まってしまった高森さん。
    誰がなんと言おうと、男運は最低だと思います(笑)
    何考えてるんだ?篠宮さんは。主従ともによくわからない人たちです。

    0
    2010年04月05日
  • リスク

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    表紙に惹かれて購入。一気にBL小説ベスト3にランクインした作品。
    水壬楓子さんの「スキャンダル」スピンオフ作品ですが、スキャンダルを私は読んでません。
    読まなくてもこれだけで大変美味しかったです。

    30代といういい年なのに、それに輪をかけたようにいいお年の大物政治家であり恋人である久賀先生に翻弄される城島が可愛くて仕方ないです。無邪気な子供のように久賀に甘えることも出来ず、プライドとの狭間でそれでも久賀に食いついて取引しようとする城島がもう・・・!

    因みにさらにスピンオフ作品「ルール」が発売されてます。城島の浮気相手(?)高森さんのお話。
    「リスク」が割とエロ少なめだった(久賀先生はねちっ

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    2010年03月13日
  • エルミタージュ

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    東西冷戦末期、ベルリンの壁崩壊前夜のお話です。

    命がけで相手を想う、切なくも痛々しい恋物語。
    モスクワに留学した和沙がスパイ容疑で逮捕され
    監獄で過酷な尋問に合うシリアスなお話ですが
    文中の情景描写にからめての心理描写が素晴らしく
    魂を揺さぶられます。
    囚人と拷問吏といういびつな関係から、いかに
    相手を愛するようになっていくかという過程が
    心に重く響いてきます。

    歴史物、シリアスにどっぷり浸りたい方に
    是非ともお勧めします。

    0
    2009年10月04日
  • 蜜夜の忠誠

    購入済み

    兄ちゃんこえ〜

    濃厚で熱く、キュンキュンさせられたお話でした。
    それにしても兄ちゃん、半端ねー強さでびっくり!あとがきにもありましたが、いったい何人殺したのよ⁈絶対敵にしたくない人でした。そんな強い兄ちゃんに愛された弟は、幸せになる事間違いないです。

    #ドキドキハラハラ

    1
    2023年03月09日
  • たとえ初めての恋が終わっても

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    ネタバレ

    ▼あらすじ
    戦後の闇市に暮らす稔は、GHQの日系人大尉・ハラダと知り合う。
    彼に親切にされ、徐々に惹かれていく稔だったが…。

    ***

    終戦してまだ間もない頃のお話でした。
    作者さん曰く闇市の雑多な雰囲気が大好きという事で、このお話はそういった内容をテーマに描かれております。
    戦後、闇市、GHQ、と何やら不穏な単語がずらりと並んでいた為、シリアス路線の重たいお話なのかと思っていたのですが、思っていた以上に糖度高めで個人的には凄く読みやすかったです。
    攻めも傲慢系かと思いきや割と紳士だし、甘々好きには嬉しい誤算でした。

    かと言ってサラッと読んではい終わりというようなライト過ぎる印象はなく、色

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    2020年03月11日
  • 24パートナー【イラスト入り】

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    探偵同士

    攻め:利重義実
    受け:天野広基

    元刑事の利重は広基と組んで裏の仕事の探偵をしている。広基は利重よりは年下だが探偵歴は長い、頭脳明晰、沈着冷静な広基と正義感が強く熱い利重は互いを信頼し合ってるパートナーとして難しい依頼をこなしてきていた。
    プライベートはお互いなに一つ知らなかったがある事件で助かるために、利重が広基を抱くことになり。そこで利重は広基に対する気持ちに気づいてしまう。


    面白かったぁ。二人の関係性や事件のことなど序盤が長く感じたけど、ただの相棒がどうやってそういう相手になるのだろうと思いながら読んでいて、なるほどなっとくの展開でした。こうなるのは必然、仕方ないような展

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    2014年05月01日
  • ルール

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    この『スキャンダル』シリーズでは、一番萌えました♥
    年の差CPばかりの作品で、それほど年の差がないお話しでしたが、うん・・・冷静沈着大人な男が、受に対してどんどんドSぶりを発揮していくお話しでもありました。
    決して俺様ではありません。でも受攻共にプライド高いです。

    政治秘書×キャリア警官です。
    どちらも敬語で話します。もちろん言葉責めも敬語・・・エロい・・・。

    ショートではバカップルぶりも発揮しておりまして、このシリーズでは一番甘いCPなんじゃないかな~♪と、感じております。

    全4巻
    1.「スキャンダル上」
    2.「スキャンダル下」
    3.「リスク」
    4.「ルール」

    0
    2014年01月14日
  • リスク

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    「スキャンダル」スピンオフ。下巻で馴れ初めが書かれていたCPです。
    ベテラン政治家×刑事。18歳差のすっかりアダルトな危険な恋です♥
    スキャンダルがシリアスだった分、こちらはもう少し軽め。
    コメディまでは行きませんが、笑わせてくれるショートもあり、満足な一冊です。
    おじさま好きな方にオススメです。

    全4巻
    1.「スキャンダル上」
    2.「スキャンダル下」
    3.「リスク」
    4.「ルール」

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    2013年12月19日
  • 硝子の迷宮

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    横井と香純がいたから納まるところに納まることができたんだけど、直樹が二人にどんな仕返ししようとしたのか気になる。やっぱBLにこういう女はいらないわ

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    2013年10月06日
  • 手を伸ばして触れて

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    「仕事はデキるけれど本当の愛を知らなかった男が、清純な美形にころりと落ちる話」が非常に上手い名倉センセです。こちらはその土曜サスペンス調バージョン。ツッコミどころは満載ですが、土サスをBLにしたら大体こんな感じだと思うので比べれば遜色なしでしょう。
    桐山は、仕事のためなら手段を選ばない雑誌記者です。そんな彼が、ある事件の真相を追究する目的で、目の見えない雪彦にあざとく接近しようとします。桐山の小芝居を疑うこともなく、素直に好意として喜ぶ雪彦。その上、警戒心のまるで無い雪彦になつかれてしまい、良心がチクチクしてしまうことに。
    一目惚れですね。
    気がついたら攻が天然受にメロメロになってるストーリー

    1
    2012年11月07日
  • 夢想監禁

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    バーバラセンセと言えば、監禁陵辱のエキスパート。ハードなだけじゃなくエロティックで程よい甘さを内包していて、いつもドS心を満足させてくれます。
    でも、こちらはそんなタイプの監禁モノとは違ってひとひねりあり。
    おとなしくて弱そうな作家が、色男の頑丈そうな編集者を「取材旅行」と騙して1週間別荘に閉じ込めちゃうという、いつもとは逆バージョン。面白かったです。

    全く対人スキルがなくネガティブ思考で、自分の恋心をはっきり告げることもできない那須。恋焦がれていた担当編集の中浦が結婚すると噂で聞いてショックを受け、思い詰めるあまりの行動でした。やらかしちゃったんですね…30歳の男としては思慮不足で極端です

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    2012年04月12日
  • 快楽報酬

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    》快楽報酬
    愛欲契約
    ヤクザ×ディーラー
    仕事したり調教したり主にエロエロしてる、受が濡らし過ぎ

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    2012年02月13日
  • 愛を売る男【特別版】

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    ☆4ー。ラブ度が高いところはとてもよいのですが。
    バーバラさんを思い出すうだうだ加減。挿絵が高座さんだったから思い出したのかな。

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    2010年11月07日
  • 快楽報酬

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    愛欲契約を読んで、読み返したくなってたまらなかったので。☆5にしようかとも思ったが、手元においてなかったことを思えば☆4+で5に近いところといった感じか。ちゃんとヤクザもんでも、仕事がからんでるところも好きだ。
    おまけが甘いよ。満足する。

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    2010年10月28日
  • 愛欲契約

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    作者復活本。片ち○びで前の本を読んでることを思い出すけど、どんな話だったか思い出せなくてもどかしいな。好きだった記憶もあるのに。後半の登場シーンにも、なんとなく喜ぶので、読みなおそう。
    この話自体は☆3+というか、4-というか。困った愛にあふれてるところはよろしい。最初のエロが一番楽しいのは言葉責めのせいか?

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    2010年10月28日