高座朗のレビュー一覧
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ガチ兄弟もの。禁忌な香りがしますね…でも、こちらは「禁断」の関係というよりは、兄ちゃん好き好き物語りになっていて、甘味成分がかなり大量。ちょっとドキドキしながらも気楽に読めちゃう感じでした。
小説リンクスで既読。その時もガチ兄弟設定におおっと喜んで飛びついた覚えが。途中がかなり加筆修正されていました。白根先生の登場部分が増えてます。すっきり整理されて良くなったけど、その分弟の鬼畜な言葉責めが削除。ミルクがミルクがと執拗で卑猥すぎた?
公私共に順調だったのに、不慮の事故で失明してしまった慎也。そのせいで仕事も婚約者も失い投げやりな日々を送る慎也をかいがいしくお世話する弟の直樹。
最初は兄の世 -
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ネタバレ五十嵐優季は十八歳。
就職のために、故郷から上京したもののほどなく勤め先が倒産。
元々母子家庭で、生活も苦しかったことから、実家に帰るに帰れずに、バイトをしながらハローワークに通い、就職先を探す日々。
ところが、そのバイト先である喫茶店でエリート医師の神宮寺と出会う。
神宮寺は、優季を一目見て、驚いた顔をした後、三日と空けずに喫茶店へと通いつめ始めた。
そのうちに常連の客の一人として、優季との距離も近くなっていった。
ところが、ある日、優季がバイト帰りに歩いていると、喫茶店に向かっていた神宮寺と鉢合わせした。
すでに店も閉まっている時間で、優季も食事がまだだったことから、神宮寺 -
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ネタバレ譲加はそれなりにキャリアを積んだモデルだった。
ところが、男性モデルの旬は短く、レギュラーだった仕事が減り始め、少し焦りを感じるようになってきた。
そんな中、その焦りにつけこまれるようにして、資産家で趣味で映画を作っているような映画監督の誘いに乗って連れてこられた先は、秘密クラブ。
見えないカーテンの向こう側では、淫らな遊びが展開されていて、知らぬ間に薬を盛られていた譲加は、その中に引きずり込まれそうになる。
けれど、ちょうどそこに現れた男に助けれる――も、今度はその男に疼く体をまさぐられ、犯されてしまう。
譲加を犯した男の名前は海良。会社のオーナーをしているというのだが、もう二度 -
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ネタバレ研ぎ澄まされた美貌と一流の腕を持つ証券会社ディーラー・秦部直弥は、あるクラブで、夜な夜なもてあまし気味な自分の心を慰めるために、あるクラブに出入りしていた。
そこは、同性愛の性癖を持つ人々が出会いを求めて、集まる場所で、直弥はそこに行き、誰の誘いにもなびかないことで、「自分はそうではないのだ」ということを確かめていたのだった。
ところが、ある夜、そのクラブであった男に突然肌をまさぐられてしまう。
直弥の行きつけのクラブは、どちらかといえば、紳士的な振る舞いをヨシとするような場所で、そんなことをされたことは一度もなく、直弥は怒りに震えるけれど、圧倒的な存在感を持つ斉木という男に、不埒なま