関眞興のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この本ををスラスラと読んで理解できる人は、この本を読む必要はないのだろうと思う。
次々と現れる、脈絡があるのか無いのか判別の難しい話が、細切れに語られる。
自分だけかも知れないが「バルカン半島ってどこ?」な人が読むのは不可能に近い難行である。
しかし、今はAIがある。Geminiに分からないところは教えて貰いながら読み進めるうちに少しずつだが理解が出来る様になってきた。
複雑な民族と宗教。地域ごとに異なる歴史は簡単には頭に入らないが……
現在の東欧の国々の名前を言われてその場所がすぐさま分かる人は少ないのではないか。
たぶん、自分も読後にその位置を正確には把握出来ていないだろうと思う。
国々の -
Posted by ブクログ
1800〜1900年代に数多くの化学者や医者を生み出したドイツ。野口英世の伝記を読んだとき何人かドイツ出身の化学者が出てきたので、「なんでドイツは、軍事力、統率力、科学技術が発展していたのに戦争に負けたんだろう」としっかりと理解できていなかったため、ドイツ史を勉強してみました。
ゲルマン人の大移動から始まり、ヨーロッパ内での数多くの戦争が分かりやすく簡潔に解説されており、ドイツ史の理解が深まりました。
また、メルケル元首相が東ドイツ出身であったことも、今回初めて知り、吃驚しました。
他の国の歴史も勉強したいときっかけを作ってくれた一冊でした。 -
Posted by ブクログ
その土地に1日でも滞在したり、そこの住人を1人でも知っていれば、得意顔で「その地」を語る場合もあるだろうが、全く未経験のエリアに関しては勘が働かない。中東はまさにそんな場所だ(仕事の関係で付き合いが無くはないが)。
で、何度もトライしては頭が混乱するが、本書はそのトライの一環。初心者向けなので、より頭の整理がし易い気がする。
ー イランは、かつて最高気温74℃を記録したことがあるほど夏は暑く、降水量が少なく乾燥しているため砂漠も広がります。ただ、山麓には川が流れ、カナートと呼ばれる地下水路も整備されており、農業がさかんな国でもあります。
序盤からマジ!?って何かメモを間違えたかなと疑いネ -
Posted by ブクログ
1.本を読む前の問い
■何を学びたいのか?
建国100周年の節目をきっかけに親日と言われるものの、そんなに親しみのないトルコの歴史の外観を知りたい。
■それを学んで自分はどうなりたいのか?
歴史を辿ってわかる一般法則や再現性のある出来事について理解を深めたい。
読んだ後の問い
■この本の問題提起は何か?
トルコに興味がある人に向け、わかりやすく歴史の外観を示すのにはどのような本が適しているのか。
■問題提起に対する解決策は何か?
トルコのおこりから今に至る歴史の外観を適切なボリュームと平易な文章で示すこと。
■自分の理解を3つに絞ると何か?
・世俗権威と宗教権威の分離/統一
・世襲化し -
Posted by ブクログ
ネタバレ領土の広さは世界一のロシア、モスクワからウラジオストクまでのシベリア鉄道は9300㎞。ウクライナ・キエフはかつてロシアの政治経済の中心地、その後中心がモスクワに移る。1922年ソ連邦の成立、最初はロシア、ウクライナ、ベラルーシ、ザカフカースの4ヶ国。最終的に15ヶ国に。NATOvsWPTの長い時代。1989年冷戦終結。1991年ソ連解体、CIS(独立国家共同体)として、ロシア、ウクライナ、ベラルーシ3ヶ国。エリツィンの10年。2000年からプーチン。2014年クリミア併合。2022年ウクライナに侵攻~。2020年の国民投票で、プーチンは84歳になる2036年まで続投の予定。