田中耕比古のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
考え方の考え方の本。
伝わりやすい説明の仕方というのが主題ではあるが、その他の部分でもハッとさせられることは多かった。
たとえば、今まで意味がわからない単語を調べる時に、意味だけ読んでわかった気になっていた。
なかなか知識が定着しないのはそこに甘えがあるからで、もし語源や例文などを合わせて読んでいれば、一度で知識として定着できたかもしれない。
あとは「戦略とは捨てること」。
目標を成し遂げるために何をするかではなく、何を捨てるかを考える。
とある髪の毛黒金の成金YouTuberも言っていた気がする。
捨てられるなにか、日常の範囲から考えてみよう。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ私は人に説明をするのがすごく苦手だ、と感じていたので、この本を手に取りました。
説明が得意な人にとっては、当たり前のことばかりかもしれません。
私には、有益な内容ばかりでした。
意識して、取り組んでいきたいことを以下にまとめておこうと思います。
これから、人に説明をするにあたり意識したいこと
・今日は、あなたが知りたい内容のうち、この部分だけをお話しします。と話すことで期待値を調整する
・聞き手に、どんなアクションをして欲しいのか最初に話す。改善点、意見が欲しい。など
・(営業の場合)「導入事例と、解決された課題を紹介するので、御社の状況に近いものがあったら教えてください。」
・説明上手にな -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者は田中耕比古氏。アクセンチュア、IBMを経て、株式会社ギックスの取締役。
感想。サクッと読めて、ポイントを再確認できる。
備忘録。
・自分が考えた順番ではなく、相手が聞きたい順番を考えて話す。
・何をどの順番で話すかを考える、説明する相手の理解度を意識する、何を言いたいのか決めてから話す。
・聞き手の立場を理解すべきと分かっていてもそれが難しい。その理由は、自分の都合で話す方が「思い出して話やすい」「準備負担が少なくて済む」「自分としてしっくりくる」。
・結論の前に、聞き手に期待する行動を伝えよう。「承認して欲しい」「アドバイスが欲しい」「手伝って欲しい」とか。
・「今日はこの -
Posted by ブクログ
仕事をする上で心がけるべきだが、筋道立てては教わらないようなことを丁寧に解説している本。。
上司や同僚、顧客とのすれ違いやストレスの原因はこんなところにあったのかと気づかされる。社会人3年目の自分でもできない部分が多く、耳が痛い
例えば、作業期間と納期の違いについてである。作業期間はその仕事の工程を積み上げた結果必要と判断される所要時間のことだが、これは必ずしも納期とは一致しない。仕事を請け負った時点で納期タイトであれば外注するなり、工程を減らすなりできるが、作業期間を見誤ると気合と労働時間に頼るしかなくなってしまう。
定期的に読み返して、一つ一つの基礎力を積み上げたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ仕事術の本。
奇をてらった内容や、ドラスティックな内容が書かれているわけではなく、極めて常識、定石的な内容が書かれている
メモ
・仕事を進める基本の型 GRAPH
goal目的を定める
route道筋打ち手を考える
agreement擦り合わせる
progress 実行する、進捗管理する
harmonize 調和させる
・会議に先駆けて、目線をそろえておく
・アイデアを出し切ってから掘り下げる
・話し方の順番
前提を揃える
結論
根拠
補足情報
促したいアクション
・仕事を振る前にやっておくこと
全体像を把握する
どのかたまりをお願いするのか決める
伝える