アトラスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ゲーム開発の流れがインタビューからわかる。
インタビュー形式というのも素晴らしい。
客観的な時系列や質問でドキュメントといった印象。
個々の機能開発というよりは、
プロデュース、プロジェクトマネージメントの視点で
個人的には教科書にすべきと思うくらい、素晴らしい本。
広く売るために最初からプロモーションの視点があり、
コストコントロールするために開発の進捗にとても敏感になり、
そして遊びやすさのために徹底的にUIや機能をフレンドリーにしている。
この本をやる前にメタファーは少し遊んでいて、
とても遊びやすくしている印象だったが、
本当にそう意図して作っていたんだと感動した。
ゲーム開発 -
アクションゲーム「ドラゴンズクラウン」の漫画版が出てたことを今更知った。
ゲームのドラクラをプレイしたのはだいぶ昔なのでうろ覚えだが、漫画はおおむねゲームに準拠した内容になっている。ゲームをプレイしていれば「懐かし~」となるネタが満載。反面、ゲームを知らないと、展開が急過ぎてついていけないと思う。あと、魔法使い(女)の性格が想像してたのと違った。もっとお姉さまっぽい高慢な性格かと・・・。
ちなみに、絵がすごくエロい。作者の他の漫画も読みたいが、あまり漫画を描いてない人っぽい? せっかく画力があるのに、とても惜しい。もっと描いてほしい(できれば18禁で) -
ネタバレ 購入済み
アンリ・マンユ!
この漫画がなければ、悪魔絵師金子一馬氏がアンリ・マンユを書き下ろすこともなく
女神転生D2で高クオリティで忠実にイケメンモデリングされて実装されることもなかったでしょう。
そして恐らく、ゲームで野生のアンリ・マンユが仲魔になるというデマの発生源です(苦笑)
また、アトラス公式のアプリのハザマ編にて絶対悪に徹しているのと違って
仲間や部下思いの熱い魔王として解釈されているのが面白い。
なお、この漫画のあとは漫画版カーン(真・女神転生1をベースにした続編)と小説版カーンにルート分岐するのですが
漫画版が真1の登場人物のキャラの性格がいい意味で裏切ってくれたり、仲魔達と意外な再開 -
Posted by ブクログ
P5コミカライズ15巻。
丸喜コープとニイジマパレス完結。
この時の丸喜のセリフから、あの3学期になるとは思いもよらない。
「今ある現実に抗う。この研究でもっと世の中をよくして見せるよ」がどうしてあの結論を出してしまったのか。あの世界は幸福な世界であることは否定しないけど、怪盗団の面々が乗り越えてきたものを否定する世界なので、嫌なんです。
何度も言っていると思うけど、何度も言う。
しかし、怪盗団の正体を知っている人間が予想よりも多い。義賊なので、真実を知った皆も秘密にしてくれてますが、その信頼を裏切った時にはどうなることかわかるよね、という鎖を巻かれているような気になります。
盲信でなく、信 -
Posted by ブクログ
ネタバレアトラスが手掛けた名作ファンタジー『メタファー』の制作秘話。いわゆるインタビュー集に近いかな。
『ペルソナ』シリーズ自体が割とRPGとして完成されているので、『メタファー』を作り上げるうえで何を捨てて何を引き継ぐのかって部分が面白かったかな。
特にプレイしていて違和感はなかったんだけど、確かに今までの学園ジュブナイルから純ファンタジーに移行する上で世界観ってのは構成しなくちゃならない。貨幣とか言語とか建物とかね。
現実とは違ってファンタジーとはその背景すら曖昧だからこそ一つの世界観を不整合なく作り上げることが難しい。ここらへんは言われるまで気付かなかったなぁ。今までプレイしてきた作品がいかに -
Posted by ブクログ
珍しく小説じゃないものを読んでみました。
昨年プレイしたゲーム「メタファー」が製作されるさまが時系列でいろいろ語られる。とても、非常に興味深かったです。何気なくプレイしてるゲームもこうやって作られてるんだなあ・・・と月並みな感想。プレイしてる側はなかなかに気づかない細かなこだわりや調整。こういうのは橋野桂さん独自のものなのか?それともゲームを制作する人共通のものなのか?他の人の「つくりかた」も見てみたいです。
いやもうホントに「大変そうだなあ・・・」の連続。それでも泣き言いわずに・・・まあインタビューだから言ってないだけかもしれませんが、必死に取り組む姿は読んでいて心に響くものがあります。それ -
Posted by ブクログ
P5コミカライズ14巻。丸喜と芳澤がいるし、コープも進行しているのでP5Rコミカライズになるのか。ニイジマパレス攻略大詰めです。オタカラルート確定、明智コープ。
明智とのメメントスでの一騎打ち。
後の展開を思うと、ここでのきれいな明智から垣間見える黒さがとても良い。自分の本心を隠して目的のために行動している明智ですが、ふとしたときに溢れる黒さが「こいつ信用できない」+「何か隠し持っている」の印象をどんどん強くしていってくれますね。
白の明智と黒のジョーカー。白と黒からくる正道と邪道のイメージ。実は、白の自分よりも黒のジョーカーが正道を征こうとしていることに、腸煮え繰り返っているのでしょう。そ -
Posted by ブクログ
P5コミカライズ13巻。引き続きニイジマパレス攻略。日常は明智コープに、芳澤と丸喜。
新島姉妹の亀裂が感じられる表紙。友人や家族など、一番身近にいる存在との乖離がペルソナには多く存在していて、そこを修復克服して成長してゆくというのが一つのテンプレになっています。P2罪はもう、父親越えという王道ですし。
イカサマカジノにはイカサマということで、ナビのハッキング駆使して攻略進める怪盗団の面々。立ちはだかる中ボスにノルンが登場しますが、ノルン近辺の悪魔が出てくると、物語も中盤越え始めたなと思います。今の三女神と時計のデザインもいいけど、ifの時計抱えたえっちなノルンもいいです。あのデザインはもう -
Posted by ブクログ
P5コミカライズ12巻。文化祭からニイジマパレス突入まで。
このタイミングでクロウこと明智が加入。後々わかることですが、仮面も猫もまだまだかぶっている彼でございます。
怪盗団を取り巻く世論の変化。急激な変化に戸惑う面々。自分たちの行いの正しさ。それが認められなくても、自分たちが信じている正義のために行う。そう心に刻み込んで活動してきたわけですが、いざ賞賛を浴びるとそれが後押しになってしまう。承認欲求の怖さがここにあると思いますね。
怪盗団の知らないところで、二重三重に罠が静かに構築されてゆく。
この時期のゲームプレイ中は、閉塞感がすごかった記憶があります。コープで気を紛らわしていたのかなあ -
Posted by ブクログ
ワイルド2巻を買ったので、揃えてしまえということで続け様に購入。
ヒゲダンスネタあるけど、最近の子たちはわかるのだろうか?と思っていたら舞い込んできた訃報。こんな形で広まるのは悲しい。
まだセクシーコントが地上波で放送できた時代に、「バカ殿」を見て育つことができた自分は幸せ者です。
もちろん、「8時だよ」や「加トケン」「だいじょうぶだぁ」「大爆笑」もです。
不謹慎かもしれないけど、ボケちゃって右も左もわからなくなってしまって、というよりは良かったのかもしれないと思う。
大山のぶ代が認知症で、ドラえもんがわからないと聞いたときのやるせなさときたら。大山のぶ代や志村けんに限らず、テレビをつけたら