蛭子能収のレビュー一覧

  • ひとりぼっちを笑うな

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    自分の自由を守るために、他人にも無闇に干渉しないというスタンス。
    個性論には共感を覚える。個性はひとが決めることであって、自ら「個性的」であろうとするのは自意識過剰ではないか。
    ひとりの人間としては平凡でありたいと思いながら、自分の作品は個性的だと思われたい。この矛盾とも思える考えに、強く共感する。

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    2022年04月14日
  • ひとりぼっちを笑うな

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    蛭子さんって子供の頃からぼんやりしているけど、結構毒の有る事言うおじさんとしてインプットされていました。元々漫画家なのはしているけれど読んだ事無いし、何なら何がメインの人なのか良く分からない存在でした。
    近年では太川陽介と路線バスで旅をする、マイペースおじさんとしての姿でしょうか。数年前に引退した時は意外な程寂しい気持ちになったのを覚えていますが、あの感情はなんだったんでしょう。別に何か特別好きだったわけでは無かったんですが。
    そんまマイペースおじさんが一人で楽しむ事の尊さをじっくり語ってくれています。
    僕はここまでではありませんが、人と過ごすことが苦手です。妻子供は大丈夫ですが、それ以外は出

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    2022年04月11日
  • 認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本~

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    認知症になった蛭子さん。
    前半の奥さんやマネージャーのエッセイを読むと、やはり周りは大変なんだなと思う。
    世に広く公表したのは、奥さんが介護をするのが大変だったからとのこと。

    それに対して、後半は、相変わらずの調子で人生相談にいいかげんな回答(それでいて本質をついていそうな)をする蛭子さん。
    認知症だろうが、その人の好さや強みはそのまま。ということがよくわかる。
    蛭子さんは、いつまでもお金を稼いでいたいという気持ちが強い。その気持ちがある限り仕事が続けられるのではないか。

    あと、マネージャーとの関係も良好でよさそうです。
    「仕事がなかった時期は一緒にギャンブル。タレントとマネージャーを超え

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    2022年04月03日
  • おぼえていても、いなくても

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    蛭子さんののんびりした語り口が聞こえてきそうな一冊。
    忙しない師走に、前書きにあるように「ゴロゴロ寝転びながら、くすっと笑」いながら読んだら力が抜けてほっこり。

    若い頃は、髪の毛ボサボサでいかにもギャンブル場にいそうな風貌が苦手だったけど(失礼)、今なら蛭子さんの魅力がわかります!

    いつも控えめなニコニコ顔、優しい口調、ヘタウマでそこが味なマンガ(本人も認めています!)。
    お金大好きでなるべく楽して稼ぎたいとさらりと言えるところ、
    タレントではなく漫画家という自負があって、手を骨折して描けなくなった時に描きたいと思ったエピソード、
    女房が笑っているのが一番というところなど、
    いつも体に力が

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    2021年12月21日
  • おぼえていても、いなくても

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    蛭子さんはとことん正直を貫いてる。
    ニコニコしながら貫きすぎ。
    最後のほう、文章が上手くなった気がするが、本人が書いたのかな?
    鈴木奈々のくだりは蛭子さんらしい。

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    2021年11月30日
  • 認知症になった蛭子さん~介護する家族の心が「楽」になる本~

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    蛭子さんの奥さん、マネージャー、本人の置かれた状況と思いを語るインタビューと蛭子さんの人生相談集。意外とこういう当人と周りの人の感じ方をまとめた本はない気がするが、それぞれの反応や考えを知ることができる。
    蛭子さんの人生相談も、認知症の人だって、こうやって人の言うことを理解して感想を述べることはできるのだ、ということ、それなりのサポートがあれば仕事もできるのだ、ということの一つの例としても興味深い。
    読みやすいのでぜひ読んでみて。

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    2021年05月26日
  • 死にたくない 一億総終活時代の人生観

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    蛭子さん4冊目。
    老いや死について、独自の観点から語られる。
    とにかくタイトル通り、死にたくないがそこかしこに出てくる。そして生き抜くためには働く事、争わない事。ギャンブル好きはお金にだらしないイメージがつきものだが、実際はそれだけ大事に考えているという事。
    そして、全ては奥様への愛に溢れている。これだけ信頼されて、愛されている奥様は幸せだろう。是非とも見習いたい。
    気になったワードを。プライドより現金がすべて、暴力は弱い者が必ず犠牲になる、人は群れるとおかしくなる、僕が死んだら妻は誰かと幸せに。

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    2021年02月28日
  • 蛭子の論語 自由に生きるためのヒント

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    蛭子さん2冊目。論語の一節から蛭子さん自身の人生論?を語っている。
    論語は自分も読んだ記憶はないので、それなりに興味を持って読めた。確かにいくつか共感出来たが、そうでないのもあった。
    前作でも思ったが、今の時代は正直に生きにくいなと思う。必要以上に相手の事を推し量ったり、場の空気を読まなくちゃいけなかったり。自分は蛭子さんまで吹っ切れてないから、どうしても外では周りの目を気にしてしまう。家でもそれなりに気にはするけど、本心からしているから自然体に近いのかな。
    自分にウソをつき続けたら自滅する

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    2020年08月18日
  • 死にたくない 一億総終活時代の人生観

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    ネタバレ

    蛭子さんの言っていることは共感できる。自分も「死にたくない」って思っているし、死に対する恐怖も強い。友人との距離の取り方もなんだか似ている。死ぬまで働きたい、ということも同意である。でも、違うのは、蛭子さんには信念のようなものがきちんとあるということ、そして夫婦で過ごす時間を幸せと明言できていること。核にあるもの、芯となるものがあるかないかの違いはとても大きい。自分にそれはない。(まだない、と言いたい)
    ある程度の意志はもちつつ、基本的には流されるまま生きてきて、人と比較することもよくするし、自分にとってこれが良い、と言えるものがない。そこが一番不幸なところなのかもしれない。小さい幸せを感じら

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    2020年08月13日
  • 蛭子能収のゆるゆる人生相談

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    面白い本だった。すぐに読めてしまった。
    蛭子さんは自分がどんな風に生きたいのか自覚していて、その為には何が大切な事なのか(守らなきゃいけない事なのか)を知っている。
    蛭子さんの印象が少し変わった。

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    2020年08月09日
  • ひとりぼっちを笑うな

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    蛭子さんのイメージが変わった。
    お葬式で笑ってしまうと聞いてあんまり好きじゃないなと思っていたけど、奥さんを無くして初めて悲しみや孤独を知ったり、孤独を紛らわすために自分を知らない人が集まるギャンブルへ出かけてぼーっとしていたり。
    集団が苦手で息を潜めて目立たないようにして早く帰りたいというところもわかる!と思う部分も多かった。

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    2019年12月25日
  • ひとりぼっちを笑うな

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    ネタバレ

     蛭子能収さんの漫画では『黒いギャンブラー』というギャンブルをテーマにした作品集が好きで、お会いした際にその中の特に好きな漫画について話したら「描いたらすぐ忘れちゃうんだよね」と言って本当に全く覚えていないようだった。マッスル坂井さんに以前、オレが蛭子さんに似ていると言われたことがあって、どこが?と思ったのだけど、この本を読むとすごく同じ考えのところが多々あった。友達付き合いも用があるときしかしないところなど、本当に一緒だ。なので用を作らないと人付き合いが皆無になってしまうため、無理矢理用を作っているほどだ。

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    2019年11月06日
  • 蛭子の論語 自由に生きるためのヒント

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    ひとりぼっちを笑うなの続編的。論語の解説はともかく蛭子さんの考えに似てると言うか寄せてると言うか。前作ほどではないけど、内向的な自分には蛭子さんの考えは頷けるものが多いです。

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    2019年10月05日
  • ひとりぼっちを笑うな

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    ネタバレ

    昔から感じていた違和感とか色々なものが上手いこと言語化されていたました。

    締めくくりが、やはり漫画や小説とは違った現実がある話で凄く良かったです。

    人柄が凄く伝わる、そしてテレビで見かける印象と少し違う印象も感じられました。

    群れることについての考えも似通っていました。

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    2019年07月10日
  • ひとりぼっちを笑うな

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    ・評価とは他人が決めるもの。
    個性で悩む必要はない。個性は自分にとっての当たり前(=無意識にできてしまうこと)、つまり他人にとっての非当たり前。だから他人でないと気づきにくい。

    自分の日常が、他者の視点を介して個性に変わる。

    個性に縛られる必要はないよ。あなたがあなたらしくいること。

    気になった箇所を抜粋。

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    2019年02月28日
  • 蛭子能収のゆるゆる人生相談

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    蛭子能収さんの人生相談集

    はじめに
    1コース 仕事とお金
    2コース 愛と性
    3コース 家族
    4コース 生と死
    5コース 22年前の゙ひどすぎ人生相談゙
    6コース 人生いろいろ
    密着ドキュメント「ゆるゆる人生相談@ボートレース場」?~?
    あとがき

    蛭子さんの適当なようで、芯がぶれない独自の理論で、人生を少し明るくしてくれる人生相談。

    この人クズだなぁと思う発言もあるけど、ルールを守って自分の生き方を貫いているのは、単純に尊敬する。

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    2018年11月18日
  • 蛭子の論語 自由に生きるためのヒント

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    漫画家でタレントの蛭子能収が説く論語。

    論語を通じて彼の人生訓を話してるだけだが、肩ひじ張らずに論語を知ることができて面白かった。

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    2018年11月11日
  • ひとりぼっちを笑うな

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    ・俗に言う「プライド」みたいなものは、持っていたとしても、それをもの凄く低い場所に置いておくのが『蛭子の流儀』です。自分のことを、あらかじめ低く、低く見積もっていたほうが、人生ってラクですよ
    ・自分がいくら持っているとか、いくら稼いでいるとかということは、あまり他人には言いたくないし、知られたくもない。お金が介在することによって、人間関係がギクシャクしたり、おかしな感じになっていくことが嫌なんです
    ・自分のなかで限界がきているようだったら、そのときは迷わず逃げていいと思う。逃げてばっかりはダメだけど、人生のなかで何度かは、別に逃げてもいいんじゃないかなあ。僕は自分の経験からそう思っているんです

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    2018年11月04日
  • 笑われる勇気

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    タイトル、嫌われる勇気に寄せてる笑 人生相談、隙あれば競艇をぶっ込んできて、話の枕もだいたい競艇。でもさりげなく書かれた言葉が突き刺さるのは蛭子さんが考えて答えてない、自然体だからだろうね。みのもんたや加藤茶に流れ弾が当たってるのも忖度なしで良かった。

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    2018年08月31日
  • 笑われる勇気

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    最近の蛭子さんの本は、
    どれも似たような感じだけど、
    不思議と刺さる。
    自分をよく見せたいとか全く考えてなさそうで、
    生きづらさなんて無縁そう。
    太川陽介の悪口がお約束で笑える。
    良い意味で?何にも残らない。

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    2018年01月21日