尼野ゆたかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
作家同士で原作と執筆のコラボってどういうことなのかすごく気になって手に取った1冊、世界観の作り込みもテンポの良い文章も読みやすくてとても面白かったです⟡.*
急に妖怪が住まう国の妃として本来輿入れするはずだった妃の身代わりとなった人間の月麗が、その占筮の力を使い少しずつ周囲の人々(妖ですが笑)に認められていく様子が読んでいてほのぼの楽しかったです!まだ始まったばかりですが、後宮らしく、そして妃たち同士の戦いの伝統もある不穏な場所でどんな風にこれからのお話が動いていくのかとても楽しみです♡
狐も鼬も鼠もみんな個性があって侍女たちもキャラが濃くて興味深いです。
あと、もこっていう妖怪の宦官達が -
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Posted by ブクログ
大阪・日本橋は「とらのあな」が参考にされており、日本橋で買い物をするヒトには、なんとも馴染みのある話がチラホラ。
他店をお邪魔する際の描写なんて、「ああ、そうだよね」と納得してしまいます。
私も特典目当てに専門店で購入するヒトですから、このような舞台裏がお話になるのは大変興味があります。
故に、これからアニメ専門店で働こうとする人には、指南書とも言えるような内容ではないでしょうか。
そして読んだ方は、舞台裏の苦労を少しは理解できると思いますので、あまり店や店員さんに無理を言わないようにしましょう。
もとがパロディだけに、作品や会社名にもいろいろと入っています。
だからというのは言い訳で、大 -
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Posted by ブクログ
傷心のいずこの、旅との出会い。旅って、出会いなんだなぁとしみじみ。景色や、感情や、人、そして自分とも出会えるものなのかな。素敵だなぁ。
いずこはかっこいいね。ポンコツなところも含めて、等身大の自分のままで背を伸ばしてる。それはマルコとの出会いのおかげかもしれない。けど、その縁もいずこが引き寄せたものだよね。他のみんなとも。とりあえずわたしはあいつにざまぁみろ!と叫びたい!笑
旅先でファミレスだって、チェーン店だっていいんだよね。ふらりと気ままに出かけてみたくなる。今は難しいけど、だからこそ、いつかやろう!を楽しみにして今を過ごせるなぁと思った一冊。
あとマルコの一人称がマルコなのかわいい -