川口俊和のレビュー一覧
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ひとは本音で話せなかったこと、相手の本心に気付けなかったことが心残りとなることがある。
失ったり離れたりして初めて相手の大切さを知ることもある。
そんなとき、あの時に戻れれば、と願う人はたくさんいると思う。
会えるのはコーヒーが冷めてしまうまでの数分間だけ。それでもきっと過去や未来で会うことができる...続きを読むPosted by ブクログ -
シリーズ5作目
同じ構成なのだが、それぞれの想いが複雑に絡み合い、過去へ行く。
皆少なからず、過去に戻れたら・・・。と思うことはあるだろう。
そんな事を思わせる1冊です。Posted by ブクログ -
設定がわかっているのでスムーズに読めた。このシリーズはいつも感動する。今回は武士語を話す高校生のお話が泣けた。
時系列はバラバラで、前の話と繋がっているわけでもないけど、全部のシリーズの全部の話を読めばなんとなく頭で整理して繋がりを見つけることができる。出てくる人も同じだし。時間の行き来がどうなって...続きを読むPosted by ブクログ -
どの話を読んでも涙が出るシリーズ。
現実は変わらないけど、会いにいく意味と、それにつながる未来。
涙と一緒に、少し前向きにさせてくれるお話し。
計さんも少し出てきてちょっと嬉しい。Posted by ブクログ -
現実は変わらないというルールを
受け止めながらも決心をして会いに行く人たち。
どの話も境遇は辛いなと思いますが、
会いに行ったあとはみんなスッキリしていて
素敵な場所だなとおもいます。Posted by ブクログ -
シリーズもののようだが、今作を初めて読む。
過去に戻って(又は未来を知って)今を変えようとする物語は多いが、何をやっても今は変えられないと分かっていて、誰かに何かを伝えようとするのは、葬式に似た何かがあるようにも思う。
葬式は亡き人のためではなく、今の自分たちがこれから生きていくためにするものだ、と...続きを読むPosted by ブクログ -
久しぶりに感想を書きます。と言っても
このシリーズは良かった、泣けた、ホントは泣いてないけど、としか書けないんです。
ホントに同じ作りの中で、毎回これだけ心を揺さぶられる話を描いていただくことにホントに感謝です。
私も友人を早くに亡くしているため、例の喫茶店に行きたい(>人<;)Posted by ブクログ -
前作に続き、とても温かい気持ちになる素晴らしい本でした。平易な文章でとても読みやすいのもありがたいです。
亡き母に会いに行く息子
亡き妻にネックレスをプレゼントしに行く刑事
Posted by ブクログ -
「好きだ」と言えなかった青年の話
泣けました
コーヒーが冷めないうちには 読み直すたび泣けます
起きた過去は変えられないけど 未来は変えることができる
起きた現実は切ないけど変えられない、 気持ちだけ 少し変えられるかもしれないPosted by ブクログ -
【コーヒーが冷めないうちに】シリーズの2作目。
過去に戻れる喫茶店が舞台の短編集で、前巻から数年後の喫茶店でのお話。
今回も感動できてあたたかいお話でした。
誰かを想っての嘘は切ないけど心が暖かくなるなぁ。Posted by ブクログ -
シリーズ3作目、2018年9月出版。
このシリーズはいいですね、やっぱり大好きです。なんとも言えない読後感が本作にもありました。
絶妙な展開で舞台は函館「喫茶ドナドナ」に。新たな個性的な登場人物も増え、停電のシーンを紙面を暗転させるという演出などとても楽しませてもらいました。強いて言うなら、悲しい死...続きを読むPosted by ブクログ -
七十日目で流産してしまった母親に向けて
『君がこれから幸せになれば、その子は君を幸せにするために七十日という命を使ったことになるんだ。そのとき、その命には意味が生まれる。その子が命を授かった意味を作るのは君なんだよ。だから、君は絶対に幸せにならないといけないんだ。それを1番望んでいるのは、その子なん...続きを読むPosted by ブクログ -
細かな人間関係、結構たくさん登場人物が出てきますが、皆のことが好きになりました。後半は泣きっぱなしでした。読んだあとは温かい気持ちになれ、今を大事にしようと思えました。
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読み終わった後、とても温かい気持ちになりました。
そして家族を大切にしなければという気持ちと現実には過去に戻れないので後悔しない生き方をしたいと思わせてくれる本でした。