川口俊和のレビュー一覧

  • 愛しさに気づかぬうちに

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    シリーズ6作目。どうしてこの本はこんなにも読後やさしい気持ちになるんでしょう。亡くなる前に会えたとしても未来は変わらないけれど、自分の気持ちを整理して未来を向くことができるんだなぁ。自分も何かしら亡くなった父への想いはあって、後悔もあり自分なりに消化していくけれども、伝えたかったことはあったなぁ。後悔しないよう、今できることをするのみ、だと読みながら考えてる。

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    2025年10月04日
  • コーヒーが冷めないうちに

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    10年前の作品ですが、本屋大賞入賞作品だったので読んでみた。

    数分間のタイムトラベルができる。
    それだけを聞くと凄いことなのに、ルールが厳しくて、使えるのは常連さんぐらい?なので人も押し寄せてこない。
    そんな喫茶店での、短いタイムトラベルの話。

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    2025年09月20日
  • 愛しさに気づかぬうちに

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     過去に戻れる不思議な喫茶店『フニクリフニクラ』で垣間見る大切な誰かとの交差点の物語、シリーズ≪コーヒーが冷めないうちに≫の6作目です。

     毎度おなじみの面倒くさいルールを知っても、過去に戻りたい、未来に行きたいと願う人々の物語が4編収録されている。義母を「お母さん」と呼べなかった女性、彼女からの返事を待ち続けている男性、自分の未来を知りたい女性、父親に会いたい少年。大切な人がいるからこそ、誰かを大事に想うからこそ、彼らはその時間を移動できる席に腰を下ろす。

     6作目ともなると、いつものルールの説明などはヒーローや少女アニメの変身シーンのように『毎度おなじみの展開』という感じで、そうそう、

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    2025年09月08日
  • この嘘がばれないうちに

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    ネタバレ

    『コーヒーが冷めないうちに』の第2弾。
    不思議な喫茶店で過去や未来に行く話。
    同じようなパターンでちょっと飽きたかも。

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    2025年09月04日
  • コーヒーが冷めないうちに

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    タイムリープするだけの話かと思っていたけど読み終わる頃にはその思いは変わった。
    結果が変わらなかったとしても現在に戻った自分のこれからの思いや考え方が変わるという事が素晴らしい!

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    2025年08月27日
  • コーヒーが冷めないうちに

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    大切なのは、心の持ちよう。
    わかってはいても、なかなか難しいこと。
    そんなキッカケをくれる椅子には、やはり意味があると思う。

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    2025年08月22日
  • 愛しさに気づかぬうちに

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    第一作から全部読んできた。同じ設定なのにマンネリ化する事なく、心を暖かくしてくれる。それぞれの人生で大きな岐路に立った話だが、優しく綴られる文章が心地よく、重くなりすぎないのがいい。まだ続きがありそうで楽しみだ。

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    2025年07月21日
  • 愛しさに気づかぬうちに

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    川口俊和さんの本を初めて読んだのがこの本でした。登場人物の名前に漢字一文字が多くて、
    ちょっと読みづらかったと思うのは、私だけでしょうか。
    短編4作、どれもじんわり心に染み入るお話でしたが、自分の未来を知りたい女の話は、最後の手紙の部分で泣けました。
    過去と未来は実は繋がっている…
    一瞬で戻ることはできなくても過去の延長線上にが今がある。未来は変えられる。
    私は過去にどうしても戻りたいと思う経験がまだないので、それはそれでいいのかもしれないが、
    戻りたいと思える何かがあったら、もっと違う角度で読めたのかもしれない。

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    2025年07月14日
  • 愛しさに気づかぬうちに

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    ネタバレ

    コーヒーが冷めないうちにの第六作。今回は、義理の母に素直になれなかった子、バレンタインに素直になれなかった子、自身の病気のせいでプロポーズに素直になれなかった子、亡くなった父に会いにきた子の4作。メインストーリーは進んでるのか進んでいないのか…主人公の恋愛模様が少し進んだかもだけど、もう少し、客のストーリー、心の変化に寄り添った形の方がいいのになと、感じる。今回は相手の愛に素直になれない人たちのストーリー。これらを見て自身の恋愛にも少し素直になったといえばそうなのかもしれないけど、もう少し触れて欲しかった。これからメインが大きく進むことを期待したい。

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    2025年06月14日
  • 愛しさに気づかぬうちに

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    未来にも行けるのは意外だったな…。過去や未来に行っても会いたい相手が店に居ないことが今回は多かったけど、直接目的の相手に会えなくても時空移動に満足して止まっていたそれぞれの時間が再び動き出す展開で良かった。第3話の、未来に行く女性の話が印象に残った。自分が時間移動してまで会いたい人って誰かなあ…フニクリ・フニクラのメンバーにも変化が出てきているようでこれからの展開が楽しみ。

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    2025年06月11日
  • 思い出が消えないうちに

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    シリーズ3作目。登場人物が多すぎてメモしてばかりの始まり。「もし世界が明日終わるとしたら?100の質問」というのが作中に出てきた。実際に出版してほしいぐらい。

    ※人の死、自体が人の不幸になってはいけない。なぜなら死なない人はいないから。

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    2025年05月27日
  • 思い出が消えないうちに

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    またまた「コーヒーが冷めないうちに」の続編!ドキドキで嬉しい気持ちで読んでいたのに、だんだん悲しいというか感動してしまいました。

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    2025年05月12日
  • 思い出が消えないうちに

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    ネタバレ

    毎回ちょっとあらすじ忘れてるとこから始まる。
    と思ったら、今回割と突然の展開で始まってたっぽい?ついていくのちょっと大変だった。

    シリーズ3作目ともなればこっちももう現実を変えられないのに戻る意味はあるのかとか一切思わないけど(その人にとって戻る意味は確実にあるから)、出たねー意味ないと考える人。

    絶対最終戻るだろ君と思ってたら案の定だった。

    それにしても過去や未来に行ける制約だらけの席があるっていうとんでもぶっ飛びファンタジーなのにそこ以外は恐ろしいほど現実的な展開用意されてたな今作も。

    菜々子は生きると思うじゃん奇跡起きて。

    シビアすぎるー。

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    2025年05月11日
  • この嘘がばれないうちに

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    コーヒーが冷めないうちにの続編。相手を思うあまりについてしまう温かい嘘。コーヒーが温かいうちに亡くなった人に会えるという喫茶店。どの話も温かくてハッピーエンド。生きている人が幸せになることが亡くなった人の幸せ。
    そのとおりだと思えた。

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    2025年05月08日
  • やさしさを忘れぬうちに

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    シリーズ、4話の物語

    離婚した両親に会いに行く少年の話
    名前のない子供を抱いた女の話
    結婚を許してやれなかった父親の話
    バレンタインチョコを渡せなかった女の話

    短編なので、通勤など細切れの時間に読みやすい一冊でした。

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    2025年04月29日
  • 愛しさに気づかぬうちに

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    二美子(映画だと波瑠)が語り部だったり、平井(映画だと吉田洋)が出てきたりと、映画とは名前が違うけど新谷(伊藤健太郎)など、映画をオマージュしたようなまだ話してなかった過去にこんなのもあったエピソード集みたいな感じで、この手法なら永遠に続けられるかもしれない。
    ちびネコ亭とかの似たような作品と違い一番丁寧で読みやすさは抜群で良かったです。
    このシリーズの悪いところは、とある話しは一体何作目なのかさっぱり分からなくなるところですね。
    本としては面白くよめるんだけど、どの本が良かったか?というのは明確に言えない

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    2025年04月09日
  • やさしさを忘れぬうちに

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    面白かった。ありきたりな展開かと思ったら全く予想だにしないストーリーで一つ一つの話が面白い。本当にこんな店がどこかに存在していたらぜひ行ってみたいと思った。

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    2025年03月27日
  • この嘘がばれないうちに

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    コーヒーが冷めるまでの続編
    いくつかルールがあり
    依頼人はあるカフェに行き時を超え、過去、未来へ行く。
    今回の依頼人は、過去のプロポーズする女性に会いに行く事、未来で好きな人が幸せになってるか確認しに行く人、過去へ母親に会いにいき、そのまま自殺を試みる人
    今回は終盤になると、その時を飛ばす儀式をする数という人物から ミキという女の子に引き継ぐシーンもある

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    2025年02月16日
  • やさしさを忘れぬうちに

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    離婚した両親に会いに行く少年の話は、これはフィクションだから素敵なお話しで終わってるものの、現状でしたらキツいなぁと思いました。本の話ですからいいですけど、子どもにこんな思いさせてはいけないと思ったお話し。

    やさしさを忘れぬうちに、伝えなければいけない人がいるならば、後悔する前に伝えなきゃですね。

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    2025年02月15日
  • この嘘がばれないうちに

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    ネタバレ

    倉田さんが麻美さんに言った言葉がとても心に響いた。 ああいう考え方ができるって素敵だなぁと思う。
    数が自分をゆるすことで要さんも解放されたような終わり方もよかった。ただ依然席に居座るお爺さんがいるのは謎。

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    2025年02月07日