川口俊和のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレカフェでコーヒーを飲みながらゆっくりと読むことをお勧めします。
私は前半二章をカフェで、途中から隙間時間で読みましたが、前半は世界観を楽しめたのに反して後半は少し劇的だなここが泣くポイントだなと少し冷静になって読んでしまいました。
私は第一章がお気に入りなのですが、序盤セリフ文が多く、話し方や会話内容から勝手に描いていた人物像と後に明かされる登場人物の設定にギャップがあり面白かったです。
過去に戻っても未来を変えられないものの、心の持ちよう、素直さ、伝えることを怠らないことで明るくも暗くジメついたものになることが最後に綺麗にまとめられていたすっきりと読み終わりました。 -
Posted by ブクログ
過去に戻ることができる不思議な喫茶店を訪れる人々の物語。
時空を超える上で鍵となるのが、「過去に戻って何をしても、今ある現実を変えることはできない」ということだ。
「現実を変えられないのなら、過去に戻る意味はあるのだろうか?」と思ってしまうが…
登場人物たちは過去に戻る体験を通して、物事の見え方や受け止め方を変えていく。
これは、私たちが生きる現実世界でも同じことが言えると思う。
人は生きていく上で、どうしても変えることのできない出来事に直面することがある。
そのときに大切なのは、現実を無理に変えようとすることではなく、その現実とどう向き合い、どのように、これからを生きていくかということなのかもしれない。 -
Posted by ブクログ
非現実的なストーリーではあったが、最後は心を動かされた。
過去や未来にいっても結果はかわらないから意味がない…
それが、最後には、
心が変わる。
突然死んでしまったり、予想していなかった。
でも過去に戻って死ぬ前の状態に会えたり、言えなかった言葉を言えたり。
私の現実問題としても、例えば親が突然死んだら、全然感謝を伝えられなかった、とか後悔することになると思う。
ただ、この小説の中で、そう感じる人が過去に戻ってその言葉を言ったり、聞いたり。心動かされた状態で現実に戻ってくる。
自分の行動が、かわる。
私が本当に過去に戻れるとかそういうことは当たり前にないが、こういう心境を持って人生を生きていきたいとは感じた。