川口俊和のレビュー一覧

  • やさしさを忘れぬうちに

    Posted by ブクログ

    第一話「離婚した両親に会いに行く少年の話」
    第二話「名前のない子供を抱いた女の話」
    第三話「結婚を許してやれなかった父親の話」
    第四話「バレンタインチョコを渡せなかった女の話」

    私が泣きそうになったのは第四話。悲し過ぎます。


    0
    2024年12月16日
  • 思い出が消えないうちに

    Posted by ブクログ

    コーヒーが冷めないうちにのシリーズ3作目

    過去に戻れる喫茶店は函館に。
    今回は死をテーマにした話が多かった。つまりはそれだけ切ないもどかしい物語である。

    もし、明日、世界が終わるとしたら?100の質問という本を中心に話が進んでいく。

    人の死自体が、人の不幸の原因になってはいけない。なぜなら、死なない人はいないからだ。死が人の不幸の原因であるならば、人は皆不幸になるために生まれてきたことになる。そんなことは決してない。人は必ず幸せになるために生まれてきているのだから…

    0
    2024年11月22日
  • この嘘がばれないうちに

    Posted by ブクログ

    とても面白かった。読み進める度に隠されていた事実が次々分かって興味が湧いた。次の作品を読むのが楽しみである。

    0
    2024年11月18日
  • 思い出が消えないうちに

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ①コーヒーが冷めないうちにシリーズはやっぱり感動と面白さ満点!ずーっと読んじゃう!
    ②人の死が不幸にする訳じゃないという言葉がすごく刺さった!その人の気持ちや生き方次第!人は不幸になるために生まれた訳じゃない!
    ③100の質問、時田ユカリさんが書いてたんかい!予想外過ぎてびっくりしたー!!

    0
    2024年11月04日
  • 思い出が消えないうちに

    Posted by ブクログ

    シリーズ3作目の作品
    心残りになっている想いを伝えるために過去に戻りたい、という気持ちはきっと誰もが思うことかもしれない。
    毎回飽きさせることなく心に沁みる物語をたくさん生み出してくれる作者は、やっぱり今回もすごかった。

    幸が読んでいる『もし、明日、世界が終わるとしたら?100の質問』という本が最初から最後まで出て来て、幸がみんなに問いかける。
    その度に、明日世界が終わるとしたら、自分だったらどうするんだろう?と考えさせられる。
    きっと明日世界が終わるとしても、生を諦めないで、心残りがないように今日を生きるということなのかなと思った。
    生きることも死に対しても深く考えさせられる作品である。

    0
    2024年11月03日
  • さよならも言えないうちに

    Posted by ブクログ

    読み始めてから4巻目と気づきましたが、丁寧に設定の説明があったので前の巻を読まなくても理解出来ました。
    4つお話がありましたが、動物と親子愛に弱いからか号泣しっぱなしでした。

    0
    2024年11月01日
  • この嘘がばれないうちに

    Posted by ブクログ

    コーヒーが冷めないうちにシリーズ。文章から喫茶店の雰囲気、コーヒーの音、香りがしっかりと伝わってきてとても落ち着けた。他にも喫茶店小説を読みたくなった。
    "嘘"と言う言葉からはどうしても悪い物を連想してしまうし、私は常に"嘘=悪"と言う理念を持ってて、「優しい嘘なんてない!いらない!何が何でも嘘は悪!」と思って生きてきた
    でもこの本の、四つの、優しい、そして確かに必要な、嘘の物語にまんまと涙を流してしまった。(笑)
    そこでついに正義(理念)を改訂することにしました。
    「嘘をつくことが、"何よりの"愛なのであれば、愛のための嘘も必要」「

    0
    2024年10月30日
  • この嘘がばれないうちに

    Posted by ブクログ

    過去に戻れる喫茶店。
    亡くなった人に会いに行くとやっぱり時間忘れちゃうよね。
    過去に戻れるコーヒーを淹れる事が出来るのは時田家の女性だけで、しかもその女性が妊娠してその子が女の子だったらその力が引き継がれるってのもおもしろい。
    数の時代はこれで終わりなのかな?
    ミキのシリーズになる予感。

    0
    2024年10月29日
  • さよならも言えないうちに

    Posted by ブクログ

    過去と現在はパラレルワールドじゃなく、パラドックスで元に戻ろうとする…
    でも、人の気持ちや記憶に影響は与える…
    物理的な時間移動も可能…
    ややこしいルールだ…

    0
    2024年10月29日
  • 思い出が消えないうちに

    Posted by ブクログ

    ミステリのような最後の伏線回収が素晴らしい
    特殊能力が引き継がれる…って増殖するような?暖簾分けするときの初めの一人はどう現れるのか?謎は深まるばかり…

    0
    2024年10月29日
  • やさしさを忘れぬうちに

    Posted by ブクログ

    過去に戻ることができる不思議な喫茶店のお話。伝えたかったこと、言えなかったこと、募る後悔。誰しもが、歩んできた過去について、やり直したいと思うことはいくつもあるだろう。しかし、その喫茶店にはルールがあって、、、
    泣ける!短編集で僕は特に最後の話が好きでした!シリーズとなっているので、全部読みたいと思いました!
    泣きたい時にどうぞ!

    0
    2024年10月27日
  • この嘘がばれないうちに

    Posted by ブクログ

    コーヒーが冷めないうちにの続編。

    皆さんは現実が変わらないとわかっていても過去に戻りたいと思われますか?

    それでも過去に戻って、起こった心温まる作品です。

    妻にプレゼントを渡せなかった老刑事の話が良かったです。

    0
    2024年10月24日
  • 思い出が消えないうちに

    Posted by ブクログ

    「コーヒーが冷めないうちに」シリーズ第3弾。
    過去に戻れる喫茶店は、北海道にもあった!?
    函館にある「喫茶ドナドナ」で起きた、切なくもどかしい4つの物語。

    1番印象に残ったのは第4話。
    「好きだ」と言えなかった青年の話。

    人なんて、いつ死ぬかなんてわからない。(中略)
    明日が来るかどうかなんて、本当は誰にもわからない。当たり前の日常が、いかに大切で、大事な人がそばにいることがどれだけ幸せなことなのか… 〜本文より抜粋〜

    本当にそう思った。当たり前の日常がおくれるのは幸せなことなんだと。

    0
    2024年10月21日
  • 愛しさに気づかぬうちに

    Posted by ブクログ

     過去に戻れる喫茶店に訪れるお客さんたちの、悲喜交々。タイトルにあるとおり、大切な人を、大切だと気づく前に失ってしまった(あるいは失いかけた)人々の物語。ウェイトレス、数さんの時間も動いていく。

    0
    2025年12月07日
  • 思い出が消えないうちに

    Posted by ブクログ

    第3作
    今回は函館の喫茶店でで流れの娘幸、数、流が店員として登場。
    死んだ親へ、死んだ妻へ、死んだ妹へ、好きな人へ、時を超えた四つの物語。このシリーズは心が温かくなる。

    0
    2024年09月29日
  • 思い出が消えないうちに

    Posted by ブクログ

    姉から借りた本、シリーズ全部持っているらしいが何故だか4作目から持ってきてくれて今回は3作目…笑
    まぁ、それでも内容はしっかり理解できて楽しめる。

    大切な人との別れは必ず誰にでも訪れる。そんなとき人は生きる希望を無くしてしまうこともある。だけど人間には本来どんな困難も乗り越えていける力がある。人の死自体が人の不幸の原因になってはいけない。人は必ず幸せになるために生まれてきたのだから…
    これから先もずっと覚えておきたい言葉

    0
    2024年09月24日
  • 思い出が消えないうちに

    Posted by ブクログ

    タイトル通り、思い出が消えないうちに、
    大切な人に会い、自分の想いを伝え、相手の幸せを誰よりも願いたいです。

    0
    2024年09月14日
  • やさしさを忘れぬうちに

    Posted by ブクログ

    このシリーズはいつも涙が溢れてしまう。泣こうなんて思ってないけど、切ないけど心が少し温かくなるような涙がほろりと溢れてしまう。
    後悔を後悔のままにしたくないと思う人たちの物語。
    過去や未来に行くことで自分の思いだけではなく、その相手にとってもその瞬間から気持ちの持ち方が変わるはず。
    みんな、少しでも前向きに生きられますように。

    0
    2024年09月02日
  • やさしさを忘れぬうちに

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    永遠の別れを終えてから、大切なことに気づくのはどれだけ辛いことだろうか。
    夫の優しさを理解した妻、父親の不器用な愛情に気付いた娘、親友の恋心を知った友人。みな生きている間に知っていればと悔やむ。
    ファンタジーな設定だが、現実のことのように思えるのは細かなルールのおかげだろう。ただ好きな時間に行くことができるだけで、歴史が変えられるわけではない。それでも彼、彼女らは時空を越える。伝えなければならないことを伝えるために。彼女たちは、後悔を抱えながらも、触れたやさしさを糧にこれからを生きていくだろう。
    現実にフニクリフニクラは無い。消えてしまう前に、やさしさを日々受け止められるような自分でありたいと

    0
    2024年08月07日
  • やさしさを忘れぬうちに

    Posted by ブクログ

    シリーズを増すごとにルールや人物相関が複雑になっていて、把握できないところも、、、。4つのストーリーは切なさと暖かさがあり、とても良かった。

    0
    2024年06月06日