池田紀行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
萌えキャラ美咲(新人)が同僚や上司などからソーシャルメディアマーケティングのノウハウを学んでいくストーリー仕立ての教本。
著者はこの分野で著名なトライバルメディアハウス代表の池田さん。著者自身「もしドラの3番煎じ」と銘打っているように、萌え本ブームに乗っかったカタチだが、読み手によって好き嫌いが別れそう。
ストーリー仕立ての3流ドラマみたいな展開が自分には正直しんどかった。効果測定に関してロジカルな考え方を示してくれるので内容は悪くないと思うのが、できれば要点だけを整理した書き方にして、その分具体的な事例を載せてほしかった。(S.T.) -
Posted by ブクログ
「明日の広告」から続く一連の新書シリーズのなかで、ここ数年新メディアとして注目される「ソーシャルメディア」が主なテーマ。(個人的にはソーショルメディアって定義はほんとはしっくりきてないんだけど)その領域のトップランナーの一人、トライバルメディアハウスの池田紀行の著書。とにかく一気に書きたいことを書きなぐったんだろーなぁと言う印象の334ページ。新書にしてはボリュームが多いかと思います。
巻末の筆者との対談でZ会寺西さんのコトバが個人的にはこの領域のすべてを言い表わしている気がしました。
たくさんお金を出す人より、たくさん頑張った人が報われる場所。それがソーシャルメディアなんですね。
そう -
Posted by ブクログ
ソーシャルメディアを活かしたマーケティングについて
記述されている。
ブルーオーシャンはそう簡単に作れるものではなく、
メーカーはレッドオーシャンでの戦いに生き残らなければならない。
生き残るために、今後メーカーが必要なものは生活者とのキズナ。
そのキズナを作るのに、ソーシャルメディアが不可欠という論調。
マス広告の衰退は事実とした上で、
ソーシャルメディア万能論に警鐘を鳴らしている点は新しく、
注意点先行の記述は大変親切。
ソーシャルマーケティングをバス・バイラルとアドボカシーとに
分けているが、自分に置き換えると後者の必要性を実感した。
とは言え、効果測定がしにくいこと