池田紀行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
企業がソーシャルメディアを利用する際に注意したいことを物語風に進めながら分かりやすく教えてくれる第2作目。
前半の炎上事故に対する対応やソーシャルメディアのリスク対策は、一人のユーザーとしても注意しないといけないことでもあるので非常に興味を持って読むことができた。
後半のソーシャルメディア専門部署が取り組む活動やその効果測定などについては、よ~く意識しないといけない重要なことなんだとは思うけど、もう少し分かりやすいとうれしいかな。
ま、現時点ではソーシャルメディアのビジネス活用が本当に効果的なものであると言い切れるものではないから、答えを簡単に分かりやすく・・・という方が無理があるんだろ -
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Posted by ブクログ
ネタバレソーシャルメディア活用の前提と課題を整理した教科書的書籍。
ソーシャルメディアは「魔法の杖」ではない。まずはソーシャルメディアをマーケティング活動のどこに活用したいのかを整理し、じっくりと取り組むことの重要性というのが大前提と主張。
その上で、ソーシャルメディアの活用方法を「バズ・バイラル型」と「アドボカシー型」の2つに分類。「バズ・バイラル型」では一定量のシーディングが必要であることなど、「アドボカシー型」では組織とルールづくり、目標設定が重要であると指摘している。
今後のソーシャルメディア活用の可能性としては、「アドボカシー型」によるキズナづくりの必要性を提示している。 -
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前作に続き面白かった。
前作では、ほぼ知識が無い所から読み始め、新しい世界に触れたような感動があったが、今回はそれなりに仕事でも用いるようになり、知識がある状態で読み進めてみた。
若干説明のようなセリフが後半多かったのと、さすがに複雑に深くなってくると理解するのに時間がかかり、もう少しイラストがあって、それが大きいといいなぁ。。。
と思った。
そのため、後半になるにしたがって、同じページを読み返したり、図をじっくり見たりして読むスピードが落ちてきていたと思う。
全体的には面白い。
今後の続編はどうなんだろう?
これ以上どう進むのか。
ただ、続きそうなネタは、最後に伏線として残っていたと思 -
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”ソーシャルメディア”マーケティングの中で、①Facebookがどの立ち位置にあり、②どのようなマーケティング手法(機能)があり、③どのように効果測定(KGI・KPI)を図り、④すでに導入している企業は実際どのように活用おり、どのような効果を見込んでいるのか(事例)、がコンパクトにまとめられている。
あくまでも起業視点で描かれており、その手の本が割と珍しいので、非常に参考になる。特に、事例の中ではある意味同業企業も掲載されており、これから会社としてFacebookに取り組む担当としては、参考になった。
理論の骨子から具体的な展開まで、分かりやすい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレユーザ数が8億を越え、IPO申請もしたFacebook。もはやその名前を知らない人はいない、というほどに成長したSNSです。そのFacebookを利用したマーケティング戦略について書かれているのがこの本。Facebookの機能的な解説ではなく、いかに企業が活用すべきかをマーケティングの観点から体系的にまとめています。また、企業での活用事例も多数掲載しているためイメージしやすい(当該企業のFacebookページを見ながら、ならなおさらです)。Facebookでのマーケティングを考えている、または行っているなら一読の価値がある本です。
以下、要点と解釈の整理です。
○マーケティング上のFace -
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フェイスブックを企業がどう活用すべきかというもの。
フェイスブックのみでなく、他のソーシャルメディアとの組み合わせも大事ということでそちらも述べられてたのもいいが、「とりあえずフェイスブック使うんだ!」みたいなことではなく、今までの企業のマーケティングや本業やお客様との関係、またネットでも人と人との当たり前の関係と同じように考えてやっていきましょうというところがしっかりと書かれていた。
また、現在フェイスブックの利用者はインターネット利用者の5%、370万人とまだまだ少ないので、先行者としてのブランドを築くか、投資や実験としても側面が強いということもちゃんと記してあり好感が持てた。
通常の広 -
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転職してソーシャルメディアマーケティングの専任チームに配属された遠藤美咲。その日々の奮闘です。物語としては面白くないんですけれど、ビジネス書としては学ぶべきものがあります。
最初にはっきり言います。物語としてはあまり面白くはありません。ヒロインは営業からネット広告代理店に転職してきた遠藤美咲が同僚の拓也たちと一緒にさまざま諸問題。特に
「手段の目的化(ツイッターやフェイスブックを使って何かやりたい病)」
をあらゆる手練手管を使って解決していくというのが話の大筋なんですけれど、やたらとカタカナが多くて読みにくく、筆者の文体。具体的にいうとたとえば『ハモった』というト書きなどがどうしてもなじめま -
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コカコーラジャパン、リクルート、伊藤ハムなど大企業のFacebookやTwitterを用いたマーケティング戦略を紐解き、日本に於けるソーシャルメディアの状況やフェイスブックの特徴そして、マーケティング理論などからソーシャルメディアマーケテングを指南する。実用書あるいは教科書といった趣だ。
フェイスブックを含むソーシャルメディアではマーケティングの効果測定が難しいとして、手段の効果を測定するKPI(Key Preformance Indicator:重要業績評価指数)、目的の達成を測定するKGI(Key Goal Indicator:重要目標評価指標)について、フェイスブックページではどの -
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ネタバレ[ 内容 ]
ソーシャルメディアマーケティングは、魔法の杖ではない!
本書は、ソーシャルメディアマーケティングを煽るのではなく、その実態を理解した上での取り組み、つまり消費者との中長期的な「キズナ」をつくり、「明日の売上」につなげる施策を解説する。
そろそろ、ソーシャルメディアマーケティングの本質を語ろう。
[ 目次 ]
はじめに ツイッターで商品がバンバン売れる?まぁまぁ、みなさん、ちょっと落ち着いて
第1章 ソーシャルメディアって何?―広告が効かなくなった本当のワケ
第2章 そして本当のキズナづくりが始まった―あなたに興味のない消費者に好きになってもらう方法
第3章 すべてを「自分だった -
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ネタバレ■感想
「ソーシャルメディアマーケター三咲」と平衡して読んだが、この三咲の本のより詳細版な印象だった。
ソーシャルメディアマーケティング(以下SMM)を今後する人は必読ではないかと思う。
私はそもそもマーケティングのマの字も知らないようなヒヨッ子なので、マーケティングの考え方がなんとなく掴めてきそうな感じ。
事例も巻末に載っており、企業がどのように考えSMMをしてきたかを見ることができる。
もう一度読みたい。
■メモ
・3つのメディア(他社メディア・自社メディア・ソーシャルメディア)
・マーケティングコミュニケーションは「お見合い結婚」から「恋愛結婚」へ
ソーシャルメディアは企業がマー