岡野原大輔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルにある通り、
「知能」とは何か、を定式化し、大規模言語モデル(LLM)が
それを満たすといえるのかを問うたり、
あるいはLLMのふるまいから「知能」とは何かを考える
道筋をつけるものかと思って購入したが、
そういうのはほとんどなかった。
帯にあたる部分に書いてある、
「何が可能か」「どんなリスクがあるか」「どう付き合うか」
がメイン。
LLMやその他の言語学習モデルが簡単に説明されている。
同シリーズの「クオリアはどこからくるのか?」を
先に読んでいたので、そういった内容を期待して
肩透かしを食らってしまったが、
ChatGPTなどの啓蒙書としてはちょうどいいかも。 -
Posted by ブクログ
著者が大事にしていることを理解できた。
深層学習、強行学習についてもたくさん触れられていて、
とても勉強になった。
★motivation driven ; 熱意を元に
自分たちが自ら選び、成果と真剣に向き合う。
簡単すぎるコンフォートゾーンと、難しすぎるパニックゾーン、そのあいだにあるラーニングゾーン。
今よりちょっと背伸びできるタスクがラーニングゾーン。
ラーニングゾーンを目標に設定すべきである。
★演繹的なプログラミングから、帰納的な手法へとパラダイムシフトが起きている
★相手のことを尊重できて、自分自身にちゃんと取り込めているのかといった成長の軸が大事である
★どんどん新しいことにチャレンジし続けられる環境をつくること、壁があれば取り除いてあげることが私にはあっている -
Posted by ブクログ
日本人エンジニアの憧れ企業の価値観と思考を学ぶ。コンピュータの力で実世界の課題を解決する企業を目指して
●本の概要・感想
グーグルなど有名スタートアップから転職者が集まるPFN。彼らの会社の沿革と、ビジョンを知ることができる。
*PFNは途中で分社化して誕生した企業
もともとは検索技術などの会社だったが、2014年に転換を決意。IoTと深層学習を組み合わせて、リアルタイム機械学習技術の会社として誕生した。それまでは、機械のデータをAIで処理する、ということは誰もやっていなかった
*技術で飯を食うビジネスモデル
PFNは、これまで研究を「ビジネス」として利益を上げ、成長してきた。「受託開発をやらない」ことを一貫し前提として、自分たちが高い技術を保有する。そこで、「技術を使って何かやりたい企業」からの共同研究 を受注するのである。 顧客が実現したいビジョンをサポートする、高い技術力を保有しておくことで、「共同研究」によって飯を食うことができる。だから、PFNの社是には「Learn or Die」がある。様々なエキスパート、一流ジャーナルへの寄稿経験が豊富な者が集まるのだろう。売れるビジネスの基本は差別化であるが、PFNの戦略はその点シンプルだ。「他の企業よりも技技術力がある」、その点が大きな強みであり、他社にとっての参入障壁でもある。「日本国内でトップレベルの研究開発が可能なAI技術者集団」である、あり続けることがコアコンピタンスを作っていると分かった。
*分散深層強化学習によって「おもちゃの自動車がぶつからずに走る」
*深層学習によってロボットと自動車を進化させる
パソコンがOSによって様々なデバイスを抽象化し広まった。あらゆるデバイスで同一のプログラムが流れた。それと同じように、ロボットは現実世界の環境を抽象化する。多様性に強い深層学習によって、現実世界での膨大な学習を重ね、「現実」というOSの上で柔軟に稼働するロボットを創造する
●読んだきっかけ
みんな大好きつよつよエンジニアが集まる企業の本なので、駆け出しエンジニアとして読んでおくべきかと思った