岡野原大輔のレビュー一覧
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驚くほど分かりやすい文章で、超絶文系でも途中まで面白く読めました。後半の大規模言語モデルの仕組み?の話は、残念ながらついていけませんでした…理系の知り合いは一晩で読み終え「面白かった、分かりやすかった」とのことです。
さて、大規模言語モデルが感情を持っているように見えるのはも、あまりひどい表現(偏見に満ちた表現や攻撃的な表現など)を使わないのも、現時点(この本が書かれた時点?)では、ラベラーと呼ばれる専門家たちがフィードバックして強化学習をしているからなのだなということは理解できました。
専門家でない利用者も、ハルシネーションの問題などもあり、出された答えを闇雲に信じ込まず、その中から有益な -
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【カバー範囲】
「生成AIのしくみ」というタイトルではありますが、ここでは基本的に画像生成の原理に触れているだけです。潜在変数モデル(VAE)を歴史として紹介したのち、拡散モデルによる画像の学習と生成について、著者の視点で語られています。それらについて読んで面白かったですが、それは勉強というより専門家とされる人とカジュアルな会話している感じでした。
【特徴的と思った点】
(1) 確率モデルの説明で自由エネルギーの話をするとき、イジングモデルから説明をされていました。分配関数など統計力学の素養があるようで、それが他の類書?と異なっている気がしました。分配関数についてもページ数を割いていました。 -
Posted by ブクログ
本書が発売されて1年、大規模言語モデルの使い方や付き合い方については様々な本やSNSで活発的に議論・言及されている。一方で、平易な言葉で技術的な仕組みを語っている本はこれを除いてまだ他にないように思う。
「ChatGPTは入力内容から次の単語を確立で予測して出力(生成)している」とは聞いていたが、具体的にどのような仕組みで予測しているのかをぼんやりと理解できただけでも大きな収穫だった。脳の短期記憶と長期記憶にあたる仕組みを表現できるようになったことで、予測の精度が上がった、と理解した。
最も面白かったのは、何故この仕組みで動いているのか専門家でもよくわかっていないこと。そして、人がどのように -
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大規模言語モデルの正負両面について専門家が初心者向けに書いた本。
序章で初心者向け、とは書かれていたがIT完全初心者の私にはところどころわからないところがあった。
実際には、ある程度ITにかかわる仕事をしていたり、興味を持っている方向けの難易度だと思われる。
本書の中で何度も繰り返されていたことは、
①大規模言語モデルは間違える(存在しない記憶を作り出す)ことがある
⇒機械以外の第三者の裏どり、間違っている可能性をもって自分で考える必要性
②大規模言語モデルは「道具」であり「人間」ではない
⇒うまく使えば有益であるが、機械であるが故に基本的な常識や価値観がかけていることを理解した上で使う -
Posted by ブクログ
タイトルにある通り、
「知能」とは何か、を定式化し、大規模言語モデル(LLM)が
それを満たすといえるのかを問うたり、
あるいはLLMのふるまいから「知能」とは何かを考える
道筋をつけるものかと思って購入したが、
そういうのはほとんどなかった。
帯にあたる部分に書いてある、
「何が可能か」「どんなリスクがあるか」「どう付き合うか」
がメイン。
LLMやその他の言語学習モデルが簡単に説明されている。
同シリーズの「クオリアはどこからくるのか?」を
先に読んでいたので、そういった内容を期待して
肩透かしを食らってしまったが、
ChatGPTなどの啓蒙書としてはちょうどいいかも。