竹村猛のレビュー一覧

  • モンテ・クリスト伯 上

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    やっと手にできたモンテ・クリスト伯!フランス文学の中には、やみつきになって止まらない作品がある。
    レ・ミゼラブルもそう。
    はらはらドキドキの展開。面白い

    2024年、本国フランスで映画が大ヒットしたらしいので映画も観たい!

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    2025年04月03日
  • モンテ・クリスト伯 上

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    もはや半世紀以上前になるでしょうか。その頃、世界文学全集を持っていて、その中に同じ題名の本・・確か厚い本で3巻に分かれていたと思います。
    それを読み始めてから気になって夜もろくに眠れなかったくらい。
    そして読み終わってからしばらくほかの本を読めなかった‥‥

    もっと子供の頃はラジオで、巌窟王 として放送されていて、
    ♫牢屋の石の壁は俺の心を知っている 虚しく過ぎた14年 忘れられないこの恨み♫

    多分誰も知らないと思いましたが、私は鮮やかに思い出してしまい、読み始めました。少年文庫というのを複数の中から選びました。
    そして「上」を読み終えました。
    薄い記憶の底にあったものが少しづつ浮かんできま

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    2024年11月01日
  • モンテ・クリスト伯 上

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    岩波文庫から出ている方を読んだ方がいいのかもしれないけど、あんまりグロテスクだとしんどいかと思ったので岩波少年文庫の方を読むことに。
    結果的に登場人物の言い回しや表現が古い作品だけあってなかなか慣れないところがあったのでまずはこっちを読んでおいてよかった。

    無実の罪で囚われたエドモン。何となくで知っていた冒頭もこういうことなのか!となりながら読めた。
    脱獄後、これから復讐が始まっていくのだろうけど今はまだ嵐の前の静けさといった具合。次巻からどうなってくるのか楽しみ。

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    2024年04月11日
  • モンテ・クリスト伯 上

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    無実の罪を着せられた男の復讐物語。岩波文庫から完訳版がかなりの長編で出ていますが、こちらでも十分楽しめました。

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    2023年05月03日
  • モンテ・クリスト伯 下

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    長くもなく、文字も大きいため読みやすい本です。

    デュマの作品は三銃士から入りましたが、この本も同様に貴族の暮らしが垣間見えるようでワクワクして読み進めることが出来ました。
    単に復讐譚で終わらないあたり、大人から小さい子まで、考えを深められそうな一冊でもあります。

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    2022年08月04日
  • モンテ・クリスト伯 上

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    ストーリーが巧妙に構成されていて、作者の頭の良さに驚いた。当時のパリの社交会の様子も面白かった。必読の価値あり。

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    2021年03月04日
  • モンテ・クリスト伯 上

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    全7巻を読破する下読みとして。 あらすじとして青い鳥文庫の岩窟王を読んで見ました。 上中下とあるだけに巌窟王よりも端折ってなく、それなりに楽しくて読みやすい。 なにしろ登場人物の名前が似ていたりで、この程度の物でも相関図は必要。このあたりで作って置くとよいかも。

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    2019年04月20日
  • モンテ・クリスト伯 下

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    ネタバレ

    復讐を果たしていく中もまた悩み悔やみ、なかなか幸せになれないダンテスさんが復讐を終えて、幸福への道が開かれるところで終わり、とてもすっきりしました。メルセデスがちょっと切ないですが、次読もうと思っている完全版でもう少し描かれているといいなと思います。

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    2018年02月26日
  • モンテ・クリスト伯 中

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    ネタバレ

    着実に復讐を進めていくエドモンさん。駒を増やし、じりじりと迫っていきます。他の人と比べてダングラールのことは、社交辞令もあまりなく素で嫌い感が出てるように見えるんですが気のせい・・?

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    2018年02月24日
  • モンテ・クリスト伯 上

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    ネタバレ

    巌窟王のはじまり。嵌められて投獄されて、中で出会った博識の老人に勉強を教わり、復讐のために脱獄。老人に教えてもらった財宝を手にして、復讐開始。じわじわと外堀を埋めていってます。

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    2018年01月03日
  • モンテ・クリスト伯 下

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    勧善懲悪の復讐劇。
    冒頭のエドモンが嵌められるところで、もう腸が煮えくり返っていたということで、この作品の読者を引き込む力は相当なものだと思います。きっとエドモンがなんの汚れもない無垢な好青年として完璧に描かれているからでしょう。
    登場人物は多いようだけれど、それぞれ性格がはっきり分けられているのであまり混乱はしません。(とはいっても、私はダングラールとヴィルフォールが中巻まで混ざっていました。まあ名前が似ているからということで)
    読者としてはばっさばっさと悪者を血祭にあげて復讐を完遂させることを期待するのですが、途中でエドモンが迷い始めるところで若干イライラします。でも読み終わる頃には、その

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    2014年12月04日
  • モンテ・クリスト伯 下

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    見事復讐を成し遂げたモンテ・クリスト。
    単なる残忍な復讐鬼ではない彼は、慈悲の心を持ち、果たしてこれでよかったのかと後悔しはじめます。
    最後は復讐のためのみに生きる人生から、新しい人生へ旅立っていきます。
    「待つこと、そうして希望を持つこと」
    モンテ・クリストからのメッセージです。

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    2014年01月30日
  • 三銃士 上

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    ネタバレ

    銃士隊に入ろうとフランスの片田舎からパリにやって来た若者、ダルタニャンが、友人となった三銃士と波瀾万丈の生活を送りつつ、やがて銃士隊長になるまでのお話。それ以降の続編は、また別の物語として語られる。

    個人的に今まで読んだ中で一番好きな冒険活劇小説。発生する事件はいちいち突拍子もないのに、最後の最後にはきちんと収まりが付くのが凄い。ダルタニャンと三銃士のアトス、ポルトス、アラミスはそれぞれかなり違うタイプのキャラクターなので、読者にはそれぞれの贔屓が出来そうだが、私は落ち着いた雰囲気のアトスが纏め役と思いきや、単体では相当の無茶をやらかす辺りに惚れた口。

    差し当たって冒険活劇が好きなら、余程

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    2013年11月18日
  • モンテ・クリスト伯 下

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    復讐のために生きながらも、結局ダンテスは復讐鬼にはなり切れない。
    それは彼が生まれついての善人であり、誰よりも優しく、人を愛する心を持ち合わせているからなのだろう。
    そして、マクシミリヤンとヴァランチーヌ、そしてエデという純粋な心をもった三人に巡り合えたからこそ、ダンテスの心も救われたのではないかと思った。
    『待つこと、そして希望をもつこと』。

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    2013年03月16日
  • 三銃士 下

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    全体を通しては、フランス対イギリスの構図だが、なんといってもミラディーの悪女っぷりが凄い。本能に忠実でもあり、策略家でもありそばにこんな人がいたら・・・怖い。
    もう一人の悪役、枢機卿はミラディーとは対照的に異常なほどの好感度アップ。

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    2012年08月15日
  • モンテ・クリスト伯 上

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    新しい船長として将来を期待される青年エドモン・ダンテスは、披露宴の席上で突然逮捕され、投獄される。囚人の神父の導きで教養を身につけたダンテスは、脱獄しモンテ・クリスト伯と名乗り復讐を開始する……。

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    2012年07月28日
  • モンテ・クリスト伯 中

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    パリの社交界にデビューし、たちまち人気の的となるモンテ・クリスト伯。自分に陰謀をはたらいた知人たちの欲望と秘密を掌握しながら、巨万の富と強靭な意志をたよりに、着々と復讐の準備を進めていく。

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    2012年07月28日
  • モンテ・クリスト伯 下

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    人を欺き、名誉と地位を欲しいままにしてきた男たちが迎える結末とは。「待つこと、そして希望を持つこと」 モンテ・クリスト伯の最後の言葉の意味とは。愛と正義に貫かれた人間ドラマのクライマックス。

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    2012年07月28日
  • モンテ・クリスト伯 下

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    モンテ・クリスト伯は「岩窟王」という書名でもその名を広く知られている。岩波少年文庫で読んだので、本来よりコンパクトにまとまっているが、それでもモンテ・クリスト伯の魅力は十分に把握することができる。今までで一番面白い本に出会ってしまったかもしれない。上・中・下巻とあるが、下巻では泣き通しだった。エドモン・ダンテスは友人らにはめられ、婚約披露宴中に逮捕され、14年間の牢獄生活となる。出獄した彼はモンテ・クリスト伯という名で社交界に進出し、次々と友人らに復讐していく。

    14年間の牢獄生活の間に、婚約者は自分をはめた友人と結婚。父は飢え死に。復讐するには十分な理由があった。そして、牢獄での老神父との

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    2012年07月25日
  • モンテ・クリスト伯 下

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    大人になった今、こうやって読み返してみると、あのナポレオン時代から王政復古の時代のフランスの社会描写も巧みで、筋書きには無理がいっぱいあってもそんな情景描写が持つリアリティが勝っているところもあるように感じました。

    因みに岩波文庫の完訳版は全7冊。  対するこちらの少年文庫の抄訳版は全3冊。  KiKi はどちらも読んだことがあるけれど、話のあらすじをちゃんと知っておく・・・・というレベルを求める読書だったらこちらの岩波少年文庫版で十分だと思います。  ところどころに入る挿絵も雰囲気があってなかなか素敵です♪

    (全文はブログにて)

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    2012年01月03日