浅見ようのレビュー一覧
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ううん…
原作:日向夏ということは、今人気の「薬屋のひとりごと」と同じ原作者。
という事で期待をして読み始めた人も多いと思う。
舞台は中世っぽい異世界。
主人公は転生者とかではない、観察眼と洞察力に優れた神官見習い。
この辺りは「薬屋の~」と真逆の世界観であり、その点は新鮮。
ただ、話が進むと結局推理モノっぽい。
身近に身分が上の男性がいる点、「4人の聖女候補の中から犯人を捜す」という点も含め、プロット的には完全に「薬屋の~」と同じ。
これは作者が悪いのではなく、編集部が二匹目のドジョウを狙って似たような話を西洋バージョンで作らせたっぽい。
ただ、キャラは悪くないもののちょっと古臭い絵、「薬屋の~ -
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チーロ○害事件が解決。
ついに、チーロ殺害事件の全貌が明らかになりました。解決編なので、最初から怒涛の展開でした。
クロエの魔道具がすべて消費されたことに気づき、ゾエの祝福が判明。そして、物語の根幹である「神子」と「聖女」の違いに着目し、事件の衝撃的な真相にたどり着く流れは、読み応えがありました。ゾエの祝福についてはある程度予想していましたが、チーロ自身の秘密についてはまったく考えていなかったので、意表を突かれましたね。
しかし、個人的には気になる点もいくつかありました。ゾエが伯爵令息や聖騎士団など、かなり広範囲に祝福を行使していたのは、少し都合がよすぎるように感じました。これだけの人数を、いつ、どのようにして操 -
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あまり面白くなかった。
内容としては、舞踏会の本番とクロエが伯爵令息に襲われた事件、そしてクロエの回想が挟まり、チーロ○害の実行犯が判明して、モニクとゾエがお見舞いに来て終わり。正直、前巻よりさらに盛り上がりに欠け、内容も薄くあまり面白くなかったです。
増えた情報で重要だったのは、チーロ○害の実行犯が伯爵令息だと判明したこと。また、クロエの魔道具が 2 回分消耗していたことが判明したこと。伯爵令息に接触して魔道具を 1 回消耗しているので、残り 1 回はバザーか舞踏会で消耗している。気になったのは、伯爵令息から魔道具で打ち消したのはてっきりサロメの魔性のことかと思っていたが、クロエの考えによると洗脳系の祝福っぽい。 -
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1度寝たらその前の日の記憶が全て無くなってしまう"忘却探偵"が事件を解決する、てな設定の物語。今日子さん独特の謎解き(リセットする時に一旦寝るとか)は面白いのですが、犯人の動機や事件の背景が明確に描かれない事も多く少しモヤモヤ。今日子さんが記憶を失くすようになった理由、それまでの彼女の生活、そして不幸吸引体質な隠館くんの想いの行方は…等々気になる事が沢山あるので、それが語られる日が来ると良いなと思います^^
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未来を知っているだけに…
本編の方の展開を知っているので、この後死んでしまう人がわかり段々読むのがつらくなってきました…
でも気になるので続巻も購入予定です。