瀬王みかるのレビュー一覧
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ネタバレ面白くて最後は感動的で素敵なお話でした!⟡.*
搾取され続け、それでも人を助けることをやめられないお人好しなヒロインの気持ちを汲んで長期戦で口説くことに決めた、最初は政略主義で1歩引いていたヒーローが本気出して溺愛してくるの最高にきゅんです(*´`)♡
好きな人にここまで言われてしまったらヒロインが折れるのも時間の問題だなぁとニヨニヨ( ´艸`)
300年前の大聖女の生まれ変わりであることを突然思い出したヒロインですが、思い出してすぐに自分に出来ることをと忙しく動き回るの、ほんとヒロインらしくてちゃんと自分の幸せ見つけて自分のためにも生きて欲しいなと願ってしまいます...( இ﹏இ )
秘密 -
Posted by ブクログ
ああ・・・。すごい好き。この本すごい好き・・・。
文章は、
「◎◎している」
と、羅列されることもあって、ややシナリオ調でいうたら私の好みでないはずやのにそんなんがどうでもよくなるぐらいの、内容・・・。
オレンジ文庫がコバルト文庫の流れをくんでいるというのを知ってしまったせいもあってか、
これぞ、大人のライトノベル・・・
と、なっております。
オレンジ文庫の他の本ももっと読みたいー。
購買リクエストをかけるしかないのか・・・。
しかしそんなに面白いのに付箋はなし。
細かいことに立ち止まるより先が知りたくて、どんどんページを繰りました。
凪の過去はギリギリ、朱璃の過去はほぼ覚えてないけ -
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前回も思ったけど、著者の「別名義」って何なんやろう・・・。読んでみたい・・・。
このシリーズは、食べ物ももちろん登場するしおいしそうやし、とにかく私が好きな
「食べ物にまつわる人と過去を読み解く連作短編集」。
文句なし!
食べ物がおいしそうというよりは、
人間の一生って何て短いんやろう
と、しみじみ思う・・・。
月一族に関わった人たちの人生を客観的に語られるので、私が好きではない伝聞調での説明のみのうえに、
「〇〇になる」
「〇〇になる」
の、羅列で、物足りないはずやのになあ。
実際、日暮旅人シリーズや綾崎隼氏の小説はこういった「〇〇になる」の文章が羅列するのに
「もうちょっと表現の方 -
ネタバレ 購入済み
まとまったお話でした
物語の骨格はしっかりと書かれていました。
設定、伏線の回収、作り込まれていたので楽しかったです。
が、恋愛パートは弱かったかな?
偽装結婚で、「仲が良いフリ」をしていた2人が
物語がクライマックスになる頃に急に「好き」って言い始めた感がありました。
王子の方は少し書かれていたけど、ルルカが彼に惹かれた経緯がちょい物足りなかった気がします。
終わりも呆気なくて寂しかったかな。 -
Posted by ブクログ
なんとなく入った古本屋さんで目に留まり、3冊をまとめて購入。初読み作家さん。
月一族という、不死ではないが歳を取らない青年、朱璃。その一族でも稀有な存在だという300歳の少女、八重姫。ヘビーな生い立ちを持つ、凪と若葉。この4人の「家族」としての日常が描かれているストーリー。
1、2巻でそれぞれの過去に触れ、何故今に今至るかが描かれ、3巻でそれぞれの過去との向き合い方、未来へ向かう姿を見ることが出来る。
時にせつなく、温かく、人を思いやれる気持ちに溢れている。
血の繋がりがなくても家族になれる、とは聞くけれど、お互いに思い合えなければ、家族には到底なれない。
歳を取らないことが羨ましく思 -
Posted by ブクログ
ファンタジー要素の強い食事を通した人々の交流お話。
主人公は親に捨てられ人と交流することをなるたけ避けてきた女の子。
登場する人たちはみんなそれぞれ傷があるけれどいい人です。
タイトルのわりに食事シーンが案外あっさりに感じてびっくりしました。
「共に食事をすることで血をわけていなくても絆や思いは共有できるし家族と匹敵する関係は作れる」がテーマだと考えるととても面白いと思いました。
多分そっちのほうが主題だったのかも?
いわゆる「同じ釜の飯を食う」ってやつですね。
それに不老長寿伝説って世界中にあるものだと思うし作中の世界観は夢があっていいし好きです。
最初はその設定や世界観に戸惑ったんです -
Posted by ブクログ
フレンチトースト、味噌汁
マロングラッセ、花見弁当。
置いて行かれた友人の赤ちゃん。
それに関して何があったかというと…な話。
納得するまで話をせねば、何があったのか
何が起こったのか分かりませんから。
味噌汁の話は、何だかもう楽しいような綺麗なような
でも悲しい話、でした。
最後の記憶操作は、連れてきた二人のため。
けれど主賓の彼女のため?
それよりも悲しいのは、3話目でしたけれど。
どれほど愛していようとも、中身が変わらなかろうとも
外見が変わっていくのは、とても辛い事。
まして女性の方となると…。
一転して、の楽しい花見。
けれどその場所にいたのは…という状態。
覚悟しても大変なの