瀬王みかるのレビュー一覧

  • 卯ノ花さんちのおいしい食卓 しあわせプリンとお別れディナー

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    【収録作品】一、プリンの章/二、バーベキューの章/三、クリスマスディナーの章/四、バレンタインチョコの章 
     甘ったるい話なのだが、擬似家族を必要としている人は多いのかもしれない。

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    2017年02月14日
  • 卯ノ花さんちのおいしい食卓

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    読みやすいが、思っていたより料理感がないかな


    「おまえがずっと鉄製だと思っていた籠は、もしかすると体当たりしたら簡単に壊せる木製かもしれない。人生なんでもやってみなけりゃわからないってことさ」

    誰かを大切に思えば、必ず自分が傷つくことになるのだから、心を動かしてはならないとあれほど誓ったのに。
    それでも、これでよかったのだと思う自分もいる。
    傷ついてもつらい別れを経験しても、なにもないよりはよほどいい

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    2016年11月13日
  • 卯ノ花さんちのおいしい食卓 お弁当はみんなでいっしょに

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    ネタバレ

    【収録作品】一、フレンチトーストの章/二、味噌汁の章/三、マロングラッセの章/四、秋のお花見弁当の章 
     赤ちゃんを連れ、途方に暮れている若葉の施設仲間・愛実の話。朱璃の青年時代の話。卯ノ花邸の持ち主だった頼子の話。そして若葉を捨てた母親を見つけた話。
     不老長寿の哀しみが描かれている。 

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    2016年10月15日
  • 卯ノ花さんちのおいしい食卓

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    ネタバレ

     子供の頃に母親に捨てられ、その後施設に引き取られ、今は工場に勤めながらアパートで細々と一人暮らしをしている藤宮若葉。彼女はある日アパートが火事になり、突然ほとんど全てのものを失ってしまうことになる。途方にくれる若葉であったが、ひょんなことから自宅でカフェを営む凪、朱璃、八重姫の卯ノ花家に居候することなる。
    しかし朱璃と八重姫にはある秘密があって…。

     この作品は表紙を見たときに食べ物に重きをおいたものなのかなと考えていたが、それ以上に様々な人間ドラマが含まれているなと個人的には感じた。特に八重姫は見た目とは裏腹に複雑な過去を背負っているのだなと感じた。
    また個人的には八重姫の話し方や仕草が

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    2016年05月29日
  • 卯ノ花さんちのおいしい食卓 お弁当はみんなでいっしょに

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    待ち時間に読んでいました。今回は、ありがちな話ばかりと言ってしまうと身もふたもないんですが、ほぼそればかりでした。

    幸せな家庭を夢見たはずなのに、妊娠出産してから恋人から連絡が取れなくなり、若葉の元へ訪れた友人の話等々。

    時間待ちに読むにはいい本なんだとは思います。悪意の塊の人物がいるわけではなく、物語は予定調和のハッピーエンドで終わりを告げる。

    可もなく不可もなくという感じでしょうか。嫌な気分になりたくない、純粋に優しい物語を望んでいる人にはお勧めします。

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    2016年04月23日
  • 卯ノ花さんちのおいしい食卓

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    【収録作品】一、おにぎりの章/二、コンビニ肉まんの章/三、焼きりんごの章/四、バースデーケーキの章
    *一人だけ過去が書かれなかったなと思ったら、続編出るとのこと。定番のストーリー展開ながら読み心地はよい。

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    2016年04月03日