榎本憲男のレビュー一覧

  • ワルキューレ 巡査長 真行寺弘道

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    2月-13。3.0点。
    巡査長真行寺シリーズ。聾唖のモデルが行方不明に。家出か、誘拐か。モデルの母は、外人の聾者と同居。

    サラッと読める。ジェンダーに関するやり取りが多く、少し読み辛い部分も。ラストはスピード感あり。次作も期待。

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    2020年02月21日
  • ブルーロータス 巡査長 真行寺弘道

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    2月-9。3.0点。
    巡査長真行寺、第二弾。
    荒川でインド人の死体が上がる。捜査に入る真行寺。
    背後にはインド社会の構造が。

    一見繋がらないと思う自動運転と、インド社会の背景を上手く繋げた小説。面白かった。次作も期待。

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    2020年02月17日
  • 巡査長 真行寺弘道

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    1月-2。3.5点。
    53歳、巡査長が主人公。趣味のオーディオを通じ、ハッカーと知り合った巡査長。
    ある議員がホテルで死亡し、殺人事件に。

    結構面白い。作者が映画監督だけあって、スケールの広げ方、回収の仕方が上手い。
    次作も期待。

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    2020年01月07日
  • エアー2.0

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    エアーというシステムは、正直そこまで話の本筋で関わることはなく、あくまでも主人公の財源として動いていることが多かった。
    とはいえ、新しい貨幣がどのように広がるのか、どのように社会に影響を与えていくのかというところは近年の電子通貨の広がりともリンクして、興味深かった。

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    2019年11月04日
  • ワルキューレ 巡査長 真行寺弘道

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    元モデルで聾唖だという17歳の少女・麻倉瞳が誘拐された。彼女の母親は、評論家デボラ・ヨハンソンの秘書を務めているだけでなく、レズビアンであるデボラのパートナーでもあった。母娘とデボラは同居しており、瞳はデボラのことを「ママ」と呼んでいる。
    誘拐犯の要求は、フェミニズムの論客であるデボラに対し「これまでの主張がすべて間違いであったと認め、今後一切の活動を停止しろ」というものであった。出世を拒否し、53歳で警視庁捜査一課のヒラ刑事である真行寺弘道巡査長は、元捜査一課の刑事で現在は杉並署に異動している同期の四竈とともに、捜査を始めるが――。

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    2025年05月03日
  • 巡査長 真行寺弘道

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    【253冊目】山本さんに勧められて読んだ本。インフォメーションテクノロジーとバイオテクノロジーがこの物語の主軸になってるという意味では、ユヴァル・ハラリの本やアニメ「PSYCHO-PASS」をチェックしてる人にとっては目新しさはないかも。

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    2019年06月29日
  • 巡査長 真行寺弘道

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    謎の気が合うハッカー黒木
    ドラマでも万能なハッカー
    ハッカーを落ちに使った話
    ラストが意外性がある
    連載打ち切りになった長編
    マンガみたいだ

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    2019年05月23日
  • 巡査長 真行寺弘道

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    ベテランの捜査一課ヒラ刑事・真行寺は、介護施設で起きた死亡事件の捜査中、自称・ハッカーの黒木と親しくなる。続く元警察官僚の議員変死事件で、背後に蠢く巨大組織の臭いをかぎ取った真行寺は、黒木の力を借り真相に迫るが―。ゲノム編集など幅広くリアルな知見に裏打ちされた、圧倒的なスケールの痛快娯楽大作登場!文庫書き下ろし警察小説。

    オーディオ関係の記述が面白い。

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    2019年04月26日
  • ワルキューレ 巡査長 真行寺弘道

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    榎本憲男『ワルキューレ 巡査長 真行寺弘道』中公文庫。

    シリーズ第3弾。文庫書き下ろし。オーディオマニアでロックフリークの53歳のヒラ刑事・真行寺弘道を主人公にした奇妙な警察小説。第2弾は第1弾がフロックだったのかと思うくらいにレベルダウンしていただけに少し心配。

    第1弾が面白かったのは、真行寺とタッグを組んだ天才ハッカーの黒木良平の活躍によるところが大きい。本作では中盤に黒木が登場し、ストーリーは俄然面白くなる。しかし、描かれる事件、テーマが限定的で今一つ面白味に欠ける。第2弾よりは持ち直したものの、第1弾ほどの面白さは無い。

    元モデルの17歳の少女・麻倉瞳が誘拐される。母親は評論家デ

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    2019年04月26日
  • ブルーロータス 巡査長 真行寺弘道

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    ネタバレ

    前作よりも宗教が入った分濃厚な味になっている。
    神を創ろうとした男がそれに滅ぼされるというお話。
    エンディングはあれで良いのか?とちょっと落胆している。

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    2018年11月26日
  • 巡査長 真行寺弘道

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    やっとこ読めた。
    はじめはまあまあのスピードで読めてたのに、
    途中から別の誘惑が‥。
    しかし、それに負ける程度かと言われると、
    いやいや、彼じゃない、私が悪かったんですと
    謝罪したくなる本でした。

    面白いんだけど、頭が付いてかない。
    でも理解したい。

    まあ、音楽が好きなひとはいけるかも。
    そこか?

    この本題、結構 ほんとかもと思ってます。
    だってみんな、優秀でいて楽したいもの。
    作られた毎日万歳。
    自分の子ですら、自分の子じゃない。
    哀しい世の中だけど、死にたくないしね‥。

    なにが幸せなんだろう、あー 午睡したいわ。

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    2018年11月15日
  • 巡査長 真行寺弘道

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    新刊の広告を見て惹かれたものがあったのだが、シリーズ物の2冊目と分かり、1冊目のこの本の評価も良かったので、それではこちらから読んでみることにした。
    先々週の金曜日にネットで注文したのが木曜日になって漸く到着ということで、先週は久し振りに本を読まない通勤時間になってしまったが、たまにはまあいいとする。

    主人公の真行寺、53歳にもなって巡査だが、作中、次第に明らかにされる通り、ただのごく潰しではない。
    冒頭、介護ロボットのソフトが乗っ取られる事件を担当するが、たまたまコンピュータの技術者(ハッカー)と仲良くなって事件が解決してしまい、その都合の良さが気になりつつ読み始める。
    本線の政治家殺しに

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    2018年10月09日
  • ブルーロータス 巡査長 真行寺弘道

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    榎本憲男『ブルーロータス 巡査長 真行寺弘道』中公文庫。

    シリーズ第2弾。前作よりもボリュームがあり、期待したのだが、明らかなるレベルダウンに驚いた。オーディオマニアでロックフリークの53歳の刑事・真行寺弘道を主人公にした奇妙な警察小説。第1弾はフロックだったのかな。

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    2018年09月30日
  • 巡査長 真行寺弘道

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    53歳で巡査長ながら、捜査一課に在職中、オーディオオタクのロックマニアというトンデモな刑事が主人公。
    そんな刑事が、ひょんなことから自称ハッカーと相棒を組み、政治家殺害事件の謎を追ってゆくというユニークな警察小説。
    主人公がロックマニアゆえ、事件の局面に合わせてロックの題名が繰り出されるが、読み手にはとんと不可知(笑)。
    この事件は、出世を拒否し、自由を買った主人公にとって、その自由を守る戦いでもある。事件解明の過程で浮かび上がるのは、政府によるその自由を奪いかねない計画、「国民〇〇〇化計画」。
    果たして、事件を解決し、計画を阻止できるのか。
    事件捜査の打合せの中で、上司が主人公と交わす。

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    2018年06月08日
  • エアー2.0

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    福島原発、オリンピック、金融緩和、官僚体質、AI、、、今の社会情勢が随所に盛り込まれており、よくできてるなーと思う。一方で、結局おっさんが偉大だというだけで、読後の印象は薄い。

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    2017年08月16日