【感想・ネタバレ】エアー2.0のレビュー

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Posted by ブクログ 2022年05月14日

過去1が出ました。
私がこの物語の主人公の立場になった時、思ったり願っている事の、ほぼ全てを作中でやっている。
そこで起こるであろうトラブルもその対処法も、全てが理想と言わざるを得ない。
激しさの中にある優しさにも、とても満たされました。
超最高でした。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2020年10月07日

内容は現在の日本におけるパラレルワールドのようなもので、この作品内でも国が抱える問題や予定されている行事が行われていく。
ちょうど2020年のオリンピック前後を舞台としているので、まさに今読むべき作品だと思う。
エアー2.0の世界ではコロナは流行らないが、もっと大変なことが起こり始める。そして面白い...続きを読むことが。

とにかく登場人物の描き方が素晴らしく、中谷やおっさんの掛け合いをもっと見ていたかったし、市川という女性がどんな容姿をしているのか非常に気になる。

作者によると続編エアー3.0の執筆も考えているようで、出版されたら誰よりも先に買って読もうと思う。

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Posted by ブクログ 2020年02月28日

とても面白い!かなり挑戦的な帯だったからどうかと思ったけど、とても満足。社会の「空気」を読んで将来を予言するシステム「エアー2.0」の話。ただし、システムどうこうというよりはそれを用いる、あくまで用いる「人」やそこから先の可能性の話。ラスト30Pの展開はちょっと強引な気もしたけど、主人公の設定も物語...続きを読むもぶれずに進んで満足、面白かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2019年11月29日

中弛みがなく一気に読める危険な本

今年一面白い、いや今まで読んだ中で一番面白かった!
記憶をなくして再び読みたい

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Posted by ブクログ 2018年07月29日

楽しかった、とても。終盤は残念な終わり方だなと思って読んでいたが、そんな事はなかった。楽しく爽快だった。

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Posted by ブクログ 2018年07月28日

「巡査長 真行寺弘道」が面白かったので、こちらも読んでみた。すぐに物語に引き込まれて一気読み。
今の日本人が欲しているストーリーを紡ぎ出している。
この痛快さを堪能できて幸せを感じる。

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Posted by ブクログ 2024年02月24日

北上次郎氏(RIP)推奨。読みやすい文章と意表をつくストーリー展開。登場人物の姿がもっと具体的に見えると、さらに魅力的だったと思う。しかしそれを差し置いても国産小説としては高レベル。他の著作も読んでみたい。3.8

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Posted by ブクログ 2023年06月11日

とにかく盛り沢山!
技術、経済、政治と多方面で考えさせられる。
最初はSF小説なのかな、という印象で読み進めていたが、次第に上記の面が浮き彫りになっていく。
自分はエアー2.0を手に入れたら、何に使うだろう?ろくでもないことになりそう。

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Posted by ブクログ 2022年09月21日

東日本大震災の後、東京五輪の前、そんな時代に書かれた一冊。テーマはタイトルどおり「空気を読む」。
世の中の空気を読むことで作り出したものを、世の中の空気を読まない破天荒な方法で還元していく。
非現実的な夢物語と言ってしまえばそれまでかもしれないが、単純明快なビジョンに魅かれたのは確か。
空気を読むっ...続きを読むて何なんだろう。

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Posted by ブクログ 2019年09月08日

詐欺かなんかの話か?と思ったら違いました。
主人公が淡々としてて、
とんでもないことをしているわりには、
スムーズに話が進んでいきました。

人間の感情を数値化するというのが面白かったです。

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Posted by ブクログ 2016年11月06日

題名であるエアー2.0、これが主題かと重いきやこれは物語のベースのベース部分でしかなく、主題は福島の復興、もしくは復興を題材にした資本主義経済の再構築だった。
ディープラーニングの研究が進んでいる今、エアー2.0の設定は決して絵空事ではないと思う。
これもしも映像化されるとしたら、主人公は山田孝之し...続きを読むか思いつかないなぁ。あと、こんな話がもしも現実で進行したら、TOKIOが黙ってないな。

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Posted by ブクログ 2020年10月26日

こちらも出張のお供に。
この著者も初めて読みます。

読んだ感想は、「何か石田衣良っぽい感じの小説」。
文章が重すぎず、ライトな感じで、
でもストーリーはその後の展開が気になり、
どんどん読み進めていくことができる感じ。
テーマも自分の好みに合致していて、
楽しんで読むことができました。

簡単にス...続きを読むトーリーを紹介すると、
工事現場で出会ったおじいさん(おっさん)に万馬券を渡され、
突然お金持ちになった主人公が「エアー」という空気を読むマシンを使いながら、
原発事故で廃れてしまった福島を何とかしようと奮闘するお話。
資本主義の次のシステムに関する記述や
主人公が色々な本を読んで少しずつ賢くなっていく成長シーンなどは、
個人的にはドンピシャのシーンでした。
特に、おっさんからの読書リストは著者にもっと公開してもらいたかった!
ライトな小説な割には、経済に関して深い議論がなされていて、
理解できないくても十分小説自体は楽しめますが、
理解出来ればもっと楽しめるつくりになっていると思います。
(自分の理解度は50%くらい!?)

続編も出てきそうな終わり方でしたので、次も楽しみです。

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Posted by ブクログ 2020年08月15日

TOKYO2020 東京オリンピックの年に読んだ。
エアーがおとぎ話にでてくる魔法のようで、都合良すぎる。狂言回しのおっさんもしかり。結局は魔法で作った金で好き放題と評するのは意地悪かもしれない。

スピード感ありサラッと読め、痛快である。
福島第一原子力発電所のこと、東京オリンピックのこと、官僚の...続きを読むこと、政治のこと…。イマ抱えている問題を題材にうまくまとめている。

コンピューターやガジェット類が登場こそするが、最近の骨太のSci-Fiに比べると一昔前の古さが否めない。そこは気にせずに読むようにすると良い。
ただ、これをして暗号通貨を予言したとは言い難い。

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Posted by ブクログ 2019年11月04日

エアーというシステムは、正直そこまで話の本筋で関わることはなく、あくまでも主人公の財源として動いていることが多かった。
とはいえ、新しい貨幣がどのように広がるのか、どのように社会に影響を与えていくのかというところは近年の電子通貨の広がりともリンクして、興味深かった。

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Posted by ブクログ 2017年08月16日

福島原発、オリンピック、金融緩和、官僚体質、AI、、、今の社会情勢が随所に盛り込まれており、よくできてるなーと思う。一方で、結局おっさんが偉大だというだけで、読後の印象は薄い。

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