ブルーロータス 巡査長 真行寺弘道

ブルーロータス 巡査長 真行寺弘道

880円 (税込)

4pt

53歳の真行寺弘道は、「巡査長」という肩書きが警視庁捜査一課で異例なだけでなく、きっちり公休を取り自宅のオーディオでロックを聴くのが楽しみという、刑事としてはかなりの変わり種。捜査の「お約束」である所轄刑事との相勤を避けて単独行動するなど、型破りな行動・言動で知られている。
そしてこのベテラン刑事、ヒラなのに、やけにデカい事件に当たる。
元警察官僚の尾関一郎衆院議員変死事件に続くヤマは、インド人変死事件。荒川沿いを流していた真行寺は、捜査員たちに出くわす。河川敷で死体が発見されたという。やがてこの死体はインド人男性のものであることが判明。死体の耳の周囲に残る火傷に着目し、事件性を感じた真行寺は、インドを専門とする若き研究者・時任の協力を得て真相に迫るが――。
シリーズ第1巻『巡査長 真行寺弘道』が、読売新聞、しんぶん赤旗、産経新聞、「小説推理」、「stereo」など各紙誌で絶賛された、圧倒的なスケールの痛快エンターテインメント第2弾!

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

巡査長 真行寺弘道 のシリーズ作品

1~5巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~4件目 / 4件
  • 巡査長 真行寺弘道
    902円 (税込)
    53歳の真行寺弘道は、「巡査長」という肩書きが警視庁捜査一課で異例なだけでなく、きっちり公休を取り自宅のオーディオでロックを聴くのが楽しみという、刑事としてはかなりの変わり種。捜査の「お約束」である所轄刑事との相勤を避けて単独行動するなど、型破りな行動・言動で知られている。これまた異例ながら、キャリアで捜査一課長の水野玲子警視に命じられた真行寺は、八王子の高級老人介護施設で起きた入居者死亡事件を捜査する。AI搭載の人型介護支援ロボットが関わっているらしいその事件を調べるうちに、真行寺は、自らの職業を「ハッカー」と称するオーディオマニアの青年・黒木良平と親しくなった。同事件の捜査が一段落したところに、水野課長から連絡が入る。元警察官僚で衆院議員の尾関一郎が新宿のホテルで変死したという。捜査を進めるうちに、この事件の背後に政界・芸能界・反社会的勢力などが連なる大きな組織の存在をかぎ取った真行寺は、黒木の力を借りて真相に迫るが――。 ゲノム編集や文明社会など幅広くリアルな知見に裏打ちされた、圧倒的なスケールの痛快エンターテインメント!
  • ブルーロータス 巡査長 真行寺弘道
    880円 (税込)
    53歳の真行寺弘道は、「巡査長」という肩書きが警視庁捜査一課で異例なだけでなく、きっちり公休を取り自宅のオーディオでロックを聴くのが楽しみという、刑事としてはかなりの変わり種。捜査の「お約束」である所轄刑事との相勤を避けて単独行動するなど、型破りな行動・言動で知られている。 そしてこのベテラン刑事、ヒラなのに、やけにデカい事件に当たる。 元警察官僚の尾関一郎衆院議員変死事件に続くヤマは、インド人変死事件。荒川沿いを流していた真行寺は、捜査員たちに出くわす。河川敷で死体が発見されたという。やがてこの死体はインド人男性のものであることが判明。死体の耳の周囲に残る火傷に着目し、事件性を感じた真行寺は、インドを専門とする若き研究者・時任の協力を得て真相に迫るが――。 シリーズ第1巻『巡査長 真行寺弘道』が、読売新聞、しんぶん赤旗、産経新聞、「小説推理」、「stereo」など各紙誌で絶賛された、圧倒的なスケールの痛快エンターテインメント第2弾!
  • ワルキューレ 巡査長 真行寺弘道
    902円 (税込)
    モデル事務所に所属していた17歳の少女・麻倉瞳が誘拐された。彼女の母親は、評論家デボラ・ヨハンソンの秘書を務めているだけでなく、レズビアンであるデボラのパートナーでもあった。母娘とデボラは同居しており、瞳はデボラのことも「ママ」と呼んでいる。 鑑取りの結果、誘拐犯のターゲットはデボラであり、その要求は前代未聞のものであることがわかった。出世を拒否し、50代ながら警視庁捜査一課のヒラ刑事である真行寺弘道巡査長は、元捜査一課の刑事で現在は杉並署に異動している同期の四竈とともに、捜査を始めるが――。 年末のミステリーランキングで評論家や翻訳家に注目されたニュータイプの警察小説シリーズ、待望の第3弾
  • インフォデミック 巡査長 真行寺弘道
    880円 (税込)
    情報に感染し、人は動かされる 2020年春、新型コロナウイルスが世界を席巻する。大型連休を目前に控え、内閣総理大臣は特措法に基づく緊急事態宣言を発出し、人々には外出自粛を、人が密集する事業所には営業自粛を求めた。「命を守るため」という触れ込みであった。 しかし、日本は他国と比べて異常に死者数が少ないというデータが出続ける。何が真実なのかまったく不透明な中で、人々は不確かな情報に感染(=インフォデミック)し、合理的な判断を下せなくなる。そんな中、「人は死ぬときは死ぬ」とライブ活動を続ける伝説的なミュージシャン・浅倉マリがメディアに登場。真行寺は高齢な浅倉の監視と説得を、水野玲子捜査一課長に命じられる。果たして、浅倉が仕掛けた引退コンサートはどのような結末を迎えるのか? コロナ禍の現在をリアルに抉る超エンターテイメント

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

ブルーロータス 巡査長 真行寺弘道 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    インドカレー屋で発生した殺人事件が、最新自動運転技術に関連した巨大な陰謀に発展していくという物語の転換具合に痺れました。

    0
    2021年10月24日

    Posted by ブクログ

    大学内傷害事件とインド人男性殺害事件。意外過ぎるストーリー展開。

    インドの宗教や社会、自動運転のネタがパンパンに詰め込まれ、めっちゃ面白かった。功利主義などを考える哲学的小説。

    0
    2025年03月28日

    Posted by ブクログ

    2024.11.10
    わたしはこの本が好きです。
    でもそれは私の嗜好にたまたま当てはまっただけなのに、こうした本が商業ベースに乗って文庫書き下ろしとはいえ商業出版されていることに驚きを禁じえないです。
    おもしろいけど難解だと思うからです。
    まあ深く考えず、楽しむ読者がひとりでも多くなり、このシリーズ

    0
    2024年11月10日

    Posted by ブクログ

    カレー屋の小さな事件から、最新情報技術が脅かす未来につながる流れが見事で中盤までぐいぐい引き込まれていった。音楽好きの読者であれば、主人公に共感する面も多々あると思う。

    0
    2024年10月27日

    Posted by ブクログ

    巡査長 真行寺弘道シリーズの前作よりも、率直に言って面白かった。設定自体は前作を踏襲し、ヒンドゥー教、カースト制、自動運転車などといった、本来交わることはないであろう世界をひとつにした物語は、意外に面白くて引き込まれた。是非、本シリーズの続編を読んでみたいものだ。

    0
    2019年04月26日

    Posted by ブクログ

    えーー!!なにその終わり方!!!
    ちよっとびっくり。いいのか、それで。
    不勉強なので、ヒンドゥー教のカースト制度のことなどかなり驚いた。
    色々考えさせられた。ただ推理小説として期待して読んでしまったので、そこは弱い気がする。

    0
    2018年09月26日

    Posted by ブクログ

    インド人の変死に関する捜査からインドの身分制度に関係する原因を探り出す。インドの社会的問題もあれば、国際的な自動運転開発プロジェクトあり、ロックあり。
    森園、サランとの出会い。黒木、水野とお馴染みの登場人物あり。

    0
    2025年05月13日

    Posted by ブクログ

    巡査長真行寺弘道シリーズ第2作目。
    第1作と比べると面白さがだいぶ劣る。真行寺がインドのヒンドゥー教・カーストにかかわる事件に対するが、宗教・カーストに関する考察は長く面白味もない。自由を信条とする主人公は作者の投影で、信条に沿わないものとの対決をテーマにするのは1,2作とも同様で、作者の意思を感じ

    0
    2025年01月29日

    Posted by ブクログ

    巡査長真行寺弘道シリーズ第二弾。

    インド人料理人によるインド人旅行者殺人事件。その遺体発見現場に偶然居合わせた真行寺が事件の真相に迫る。そこにはインド社会の宗教の問題や厳しいカースト制度が深く関わっていた。そして北海道のインド人コミュニティである研究所で密かに行われている完全自動運転システムの実証

    0
    2022年07月20日

    Posted by ブクログ

    2月-9。3.0点。
    巡査長真行寺、第二弾。
    荒川でインド人の死体が上がる。捜査に入る真行寺。
    背後にはインド社会の構造が。

    一見繋がらないと思う自動運転と、インド社会の背景を上手く繋げた小説。面白かった。次作も期待。

    0
    2020年02月17日

ブルーロータス 巡査長 真行寺弘道 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

榎本憲男 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す