甲斐田紫乃のレビュー一覧

  • 王女殿下は心配性につき!1

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    特産物がダイヤモンドだけ、な国の胃痛持ち王女殿下。
    突如として隣の大国の公爵殿下からのお呼び出しに出かけてみたら
    ものすごく胃が痛くなるような問題発生。

    落とし前をどうつけてくれる? と言われたら
    売った人間をはいどうぞ、で終わらせますが
    さすがにそれをしたら…話が終わってしまいます。
    問題解決にうろうろしておりましたが
    さらなる問題もひょっこひょこ。
    まさに不平等条約を結んだ国の、分かりやすい姿!
    で、軽んじられてるかと思いきや…そういう落ちですか。
    ならば、大概の人間は見下されますね…w

    大変な事が起きそうになるたび、ぎりぎりと痛む胃。
    薬代だけでばかにならない出費な気がしますが
    弟が

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    2014年05月15日
  • 皇子殿下は画策中につき!

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    ネタバレ

    2巻目。なんだろう。
    おもしろい設定なのに、ヴィルベルトがグリゼルダを試すことばっかしてて、ヴィルベルトに好感が持てないなぁ。
    たまに出てくる甘いシーンも「裏があるでしょ?」って思っちゃうからかなぁ。

    明らかにヴィルベルトがグリゼルダを気に入っていて、絶対に妻にするためになにやら画策してる感じがしますけど、もうちょっと甘い設定欲しいあぁって思います。

    秘密に裏でコソコソしてるヒーローって、そればっかだとおもしろくないって感じでした。

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    2014年01月14日
  • 王女殿下は心配性につき!1

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    ネタバレ

    日頃から胃痛に悩まされる苦労性のグリゼルダは小国ながらも貴重なダイヤの産出を誇る鉱山を有するエルヴェティア国の王女。彼女がこんなにも胃を痛めているのは、亡くなった両親に代わり、国の重要な仕事である鉱山の管理を任されているからなのか。はたまた、頑張りすぎるその性格からなのか。そんな胃痛持ちの彼女をさらに悩ます事件が勃発。隣の大国・ミトラス帝国から、グリゼルダが管理する鉱山のダイヤが偽物だったという手紙が届いて・・・。

    胃痛警報(笑)
    事件のピンチ度を胃痛で判断するってスゴいww

    グリゼルダは知略を武器に胃痛と戦いながら(笑)頑張る良い子ですね。でも、そんなに胃薬ばかり飲んでたら効かなくなるん

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    2013年09月01日
  • 兎月恋絵巻2 ~悪縁は円満な刻にやってくる~

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    “「ちぃっ、まったく往生際の悪い……!」
    伝月が宙を駆ける。そして彼はそのまま、両手を突き出し——
    「てぇいっ!」
    「ぬぅ!?」
    断月の両目を手で塞ぐ。
    「今じゃっ、行けい!!」
    その姿勢のまま、伝月は鋭く叫んだ。
    「……へ?」
    「へではない、早く行かぬか!わしが比奴を押さえている間に!」
    必死に叫ぶ伝月は真剣そのものだが、体勢のせいでふざけているようにしか見えない。
    一方で断月は、しばらく動きを止めていたが、ややあってからこう叫んだ。
    「急に夜になった!!」
    「既に夜じゃドアホ。ほれ、さっさと行け!」”[P.58]

    2巻目。
    前後巻になってたみたいで閉幕。
    最後のちょこっとした話、ああいう

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    2013年03月21日
  • 兎月恋絵巻2 ~悪縁は円満な刻にやってくる~

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    ネタバレ

    前後編の後編にあたるってことで、これで完結?
    ラストで清子と稀国が結ばれたみたいですし。

    1巻は面白い!って思ったんですけど、2巻は思ったほどではなかったかも。伝月の双子の弟の断月が出て来て、大きなはさみを振り回したり、意外と兄より強いってところはよかったんですけど、もうちょっと星影の宮にヤキモチをやく稀国とか、自分から清子の元から離れた稀国が荒んだ生活してるところとか、もっと何かあってもよかったかなぁ。帝とか出てこなかったし。

    でも最初の方に稀国と清子の交換日記みたいなのがあって、真顔で稀国が清子に愛を語る姿が想像できたのは、ちょっとニヤニヤしちゃいましたけどね。

    ちょっと疑問なのは、

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    2013年01月18日
  • 兎月恋絵巻1 ~良縁は余計な刻にやってくる~

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    ネタバレ

    読めないわけじゃないが、なんちゃって平安にも程がある。ファンタジーなのでなんちゃってでいいんだけど、あまりにもな……。あと、オチが冒頭から察しがつくのはともかく、キャラクターが弱い。そして、妄想姫は別レーベルに続き三作目です。同じもの出せば売れるとでも思ってんのかしら?

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    2012年12月16日
  • 兎月恋絵巻1 ~良縁は余計な刻にやってくる~

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    “「あああああもう、また!また馬鹿にされたわ!!」
    ぎりぎりと清子は歯を嚙みしめた。
    「毎回毎回蒸し返して、もう……!せっかくいい気分だったのに、台無しじゃないの!」
    「んー。そうかのう」
    一方伝月は、因幡の格好のまま、顎に手をやって唸っている。
    「わしにはどうもあの男…………おっと、随分時間が経っておる。清子、わしらも急ぐぞ」
    言うなり彼は袖口に黒ウサギをしまうと、さっさと牛車を出て行った。
    「あっ、待って伝月!その子……そこにしまうの?」
    清子もまた、その後を追う。——今度は、もう何も起こらなかった。”[P.97]

    結構面白かった。
    一巻限り?
    孤独丸が好き。
    本人の知らない、本人の噂・

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    2012年10月17日
  • 花嫁のヴァンパイア1 -月光城の偏食当主-

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    新しい話を読んでみたくて第12回えんため大賞奨励賞受賞作ということで買ってみました。
    あらすじは…。

    少女・アデルは、ユーニ村で平和に暮らしていた。ところが、月光城に住む吸血鬼との「盟約」により、アデルは花嫁(=生贄)にさしだされることに。城へ無理矢理連れてこられたアデルの前に現れたのは、吸血鬼・アハロンと従者・ダニエルだった。しかし、アデルが帰りたがると、アハロン達はあっさり村へ帰してくれるという。なのに、なぜか城から出られないくて――。

    吸血鬼・アハロンと従者・ダニエルは全然怖くなくて、いい人(?)です。純粋ラブで読んでてかわいいです!最初はどんなキャラなのか掴めませんでした。でも、読

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    2013年01月07日
  • 大魔王は笑わない!!1 -起きてください、魔王サマ-

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    ヒロインとヒーローがそれぞれ宿敵同士なんだけど…という感じのお話。ヒロインの周りにいる個性豊かな魔物たちの倫理観(?)が、割と悪魔らしい考えなので結構面白かったです。
    ひたすらどもってばっかりだったり、とにかく言動がことあるごとに悪魔的な解釈に捉えられるのは、ある意味才能なんだろうか。

    ヒーロー側の考えていることがちょっと分からないところもあるのは、まだ一巻だからかな。
    結構読み手側がおいてけぼりを食らってるような感じなのですが、次巻に期待で。

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    2011年11月29日
  • 大魔王は笑わない!!1 -起きてください、魔王サマ-

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    主人公のベルナ嬢、とことん他人から見ると悪い人に見えるのが気の毒で笑える。かつての聖女=今王子もきちんとした前世の記憶が無く断片的。まあありがちな過去かもしれませんが、このノリは結構好きなので、続きは買うと思います。

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    2011年11月13日
  • 花嫁のヴァンパイア1 -月光城の偏食当主-

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    ヘたれ吸血鬼が面白かった。
    ヒロイン一人称はちょっと気になるものの、一気に読む分にはさほど問題はない程度。この手の元気なヒロインは、まあ、「あたし」でもいいかな。好みの問題だと思うので、この辺りは好き好きだと思います。

    個人的には、当主よりもおつきのダニエルの方が好みです(笑)。

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    2010年10月29日
  • 旺華国後宮の薬師 四

    購入済み

    騒動も解決しよかったですが…えここで終わり…?とがっかり感が否めませんでした…。
    もっとこう…関係性が更に先へとか思い描いていたものが結実せず物足りなさが残ったので残念です。。

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    2024年10月13日