夏見正隆のレビュー一覧
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夏見氏のスクランブルシリーズで登場人物も顔馴染みの安定感。アジアの曙も仇役として健在である。前作で突然F-22が小松に飛来し、漆崎と鏡のいる206航空隊と模擬空戦をおこなったが、本作の前段となっている。前々作、フェアリー環礁でフルボッコにされたアメリカ空軍がアジアの曙との実戦経験がある206航空隊とアジアの曙との排除のため作戦を始動させるという設定なので夏見氏の構想も大掛かりになってきた。その、対戦経験がある206航空隊と合同でアジアの曙の掃討作戦、いよいよ集大成か。本作にもポリティカルイシューが織り込まれており、韓国の慰安婦問題とベトナム戦争における韓国部隊の虐殺と慰安婦をぶつけている。これだけでも十分破壊力がある。後編に期待。
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Posted by ブクログ
本作では、北朝鮮のテロ組織「アジアの曙」は、中国の秘密作戦に傭兵として駆り出される。対峙するのはスービック環礁に造られた中国の滑走路を爆破に赴く、6機のベトナムSU30と恐らくそれを直掩している米国機である。対する米国は、最新鋭のF-22ラプター小隊である。よく練られた作戦であっという間に6機のベトナムを中距離ミサイルで屠ったあと、壮絶な空中戦に突入する。牙と玲蜂のペアは、積乱雲と民間大型機を巧みに使い一機また一機とF-22を落としていく。実際には無敵と言われているラプターが落とされるのは若干腑に落ちない部分でもあるが、必ずしもステルス性能や機動性能で勝っていても接近戦は別ということだろう。今回登場したガブリエルは、なにやらゼロファイターの血を引いているらしく、航空自衛隊との共同で牙を狩り出すエピローグが次回作を期待させる。
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スクランブル 要撃の妖精
- カート
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試し読み
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今、日本周辺はキナ臭さが過去10年と比較して若干強くなっている。ロシアは、冷戦時代ほど直接的な脅威ではないものの北方領土に軍事施設を作り、既に領土問題はなきが如く振舞っている。朝鮮半島に目を転ずれば、相変わらずテポドンやノドンを撃ってアメリカを交渉のテーブルにつかそうと画策しているし、韓国では嫌日家パク・クネ大統領が中国に擦り寄り、嫌日ネットワークを形成しようと躍起である。しかし、ジャパンバッシングも慰安婦問題の端緒となった朝日新聞の記事が捏造と判明し、振り上げた拳の下ろしどころがみつからない。中国は、年5%の経済伸長を背景に軍事大国に成長し、南沙諸島の実効支配、尖閣諸島への影響と力の行使を強めている。ただ、何れも軍隊同士の衝突には至っていない。小競り合いはあっても戦争は起こさないという暗黙の了解があるからなのだろうか。
本書は、日本の法とシビリアンコントロールの元で、意図的軍事衝突を持っている相手に接敵した場合の自衛隊や文官の立ちい振る舞いを描いている。多少、デフォルメされているところがあるとしても現行と法の解釈では自ずと限界があるという事実を白日の下に晒した点は評価される。もちろん、限界は存在する。ただ、他の諸国に照らし合わせ日本がどうだという疑問符を読者に持たせくれただけでも意味がある。また、外交においても大戦以降卑屈になりがちな政府の姿を現している。経済による国力の推進が過去ほどには望めない現在、夏見正隆氏が提起した政府や自衛隊は日本を守れるかという本課題は、実に重い。外交や安全保障は一国の根幹をなすテーマである。平和憲法の元、自衛隊という軍備を適切に使用とする試みは、安倍総理ならずとも時代に合うよう弛まず検討すべきであろう。
本作は、漆沢三尉が小松に配属されるところからはじまる。着任早々にアンノンによる韓国旅客機と救援に出た小松のF15が撃墜されるという前代未聞の事件から幕を開け、西に転進したアンノンにより尖閣諸島で巡視船とイージス艦が爆撃されるという事態に発展する。
急遽編成されたアンノン対策を旨とする特別飛行隊のメンバーにコンピューターは漆沢と鏡の新人女性パイロットを選出した。部隊の中がしっくりこない中、いきなりアンノンとの対決が出来する。 -
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夏見正隆の描く東アジアの情勢は、極め付けにキナ臭い。与党である主権在民党自体が怪しげであり、政権の閣僚内部にも売国奴が多数いる始末で、背景設定が雑なところはご愛嬌。なにせ、竹島の上空でKF16とドンパチやろうという設定なのだから、ある程度は仕方がない。純粋ヒーローものとしてなら十分読める内容である。差し詰め日本版クライブ・カッスラーというところか。今回は、新規参入の航空会社が日本キャリアーとして初のA380を韓国に向けて就航便に、レンジャー研修明けの漆沢美砂生と山澄二尉が拉致される。前作から代わり映えのしないプロットである。しかし、本作では、政敵排除のため巧妙な罠が仕掛けられているが、拉致された二人の女性尉官の活躍により敵の排除に成功する。しかし、オートパイロットにより操縦されている機体の自由は中々取り戻せず、そうこうしているうちに韓国軍のF16が上がってくる。竹島を国土とし領海設定を変更するウルトラCで現地に急派された二機のイーグルは丸腰、駆るのは風谷と鏡。後半の空戦シーンの描写は、流石と思わせるものがある。
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スクランブル イーグル、生還せよ
- カート
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試し読み
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帯にはシリーズ完結編の文字。もと女優の天才的パイロットの鏡黒羽が、双子の妹と間違えて北朝鮮首領への貢ぎ物として拉致されてしまう。NGOによる青少年平和訪問団、ワクチンの輸送を隠れ蓑にした、現金と「貢ぎ物」をのせた旅客機が舞台。追ってくる攻撃ヘリ、戦闘機をかいくぐって、北朝鮮からどのように脱出してくるかが現役パイロットの著者によってマニアックにかつリアルに描かれます。また、海保のビデオ流出を下敷きにしたエピソードも盛り込んであり、まさに緊急で書き上げたんでしょうねぇ。今回の主役は予想通り鏡 黒羽。悩める風谷の出番はほとんどなし・・・悩みもだえながらこれからも国を守るため損な役回りを引き受けて行くのでしょう。ラストで理不尽な首相命令にも自衛隊は「規定」通り対処する、このひねった感覚に、思わず苦笑い。手放しでは喜べないエンディングにも、やっぱり今の憲法第9条と自衛隊法について考えさせされてしまいます。
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スクランブル 尖閣の守護天使
- カート
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試し読み
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年末は海保の尖閣諸島近辺での衝突事件のビデオで大騒ぎになりましたね。国内では内閣に対して厳しい評価ですが、海外メディアでは「大人の対応」と高評価のようです。まじめな話、あんなことを真剣にやってたら普通は戦争状態にはいりますよね。ってなことになったら、登場することになるのが自衛隊ですが、軍隊ではないため「交戦規定」もなく、最前線で攻撃されても中央の許可が無くては反撃もできません。当然、海保の船も目の前で撃沈ということもありうるという怖い話。このシリーズは文庫化される前から読んでいたのですが、その現場と規則の矛盾点にはまり込んでつらすぎる状況に追い込まれるパイロット、風谷君に身もだえします。ナイーブ過ぎる26歳のこのパイロットのお株を奪うアイドルから転身した天才的パイロットが活躍しますが、このまま主人公となってしまうのか?次巻が最終巻とのことで、急展開。ううん、がんばれ風谷!女だてらにカッコよるぎるぞ鏡!国を守るということはつらいなぁ。
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スクランブル 尖閣の守護天使
- カート
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試し読み
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スクランブル イーグルは泣いている
- カート
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試し読み
Posted by ブクログ
一話完結だと思って読んでいたらツヅキモノっぽくてなんだか哀しくなった本……←
航空自衛隊が部隊という、珍しいような本。作者自身が所属していたらしく、その内部権力の陰惨さやF15の操作の情報はとても緻密かつ分かりやすく書かれているので、面白く読めます。
憲法の話や、自衛隊の話など、現在直面している壁についても如実に語っているので、其のあたりも勉強になります。
自衛の為の組織、そのなんと歯がゆい事だろうか。
読んでいて何回もイライラしてしまいまいた。面白いですが、そういう意味では精神的によくありません(笑)
自衛官には珍しい名前が多いなーと前々から思っていたのですが、小説でもやっぱりそう(笑)これは何か特色があるのか?? 気になる所です。 -
スクランブル イーグルは泣いている
- カート
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試し読み
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購入済み
消化不良
「スクランブル 決戦! 日本海上空」と「TACネーム アリス 尖閣上空10vs1」を読了。話の中身は同じ。自衛隊・外務省・チャイナスクール・中国・ぐふう・ぐぬおうのワンパターン。そして話の結末は無しに中途半端に終了。もう読まないっと。
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購入済み
消化不良
「スクランブル 決戦! 日本海上空」と「TACネーム アリス 尖閣上空10vs1」を読了。話の中身は同じ。自衛隊・外務省・チャイナスクール・中国・ぐふう・ぐぬおうのワンパターン。そして話の結末は無しに中途半端に終了。もう読まないっと。