結月さくらのレビュー一覧
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匿名
購入済みナガツキくんいいキャラしてる!
イトマキグモも可愛いです。
トウカさんは優しいなぁと思います。
“生きている”と“死んでいる”の境目はどこか、という話に「そうくるか~!」と思いました。
この先、彼らと一緒に“本質”について考えるのが楽しみです。 -
匿名
購入済み昇降機は決まった場所にあるわけではなく、生えるのか!と驚き&妙に納得しました。
トウカさんのどこか寂しそうな笑顔がなんともいえず好き。
水魚飯店の店主も好きです。 -
匿名
ネタバレ 購入済み髪を下ろしたトウカさん
髪を下ろしたトウカさん、あまりにもビジュが強い。
普段髪を結んでいるキャラが髪を下ろした瞬間からしか得られない栄養素があります。最高です。ありがとうございます。
(ブックライブさん、何とかこちらを単行本に、できれば紙にしてもらえませんか。実物を手元に残したいです)
結月さくら先生が描かれるキャラクターの表情がとても好きで、特に、ちょっとした間や意味深さを感じる瞬間が好きなんですけど、今回は10ページ目のアカリヤくんが気になります。
「(トウカさんは)僕らに対して自ら一線を引いてる気がする」「一匹狼」と評したアカリヤくん、他者の機微に聡い人だと思うので、そういう人がナガツキさんに対して思う -
匿名
ネタバレ 購入済みペットのイトマキグモちゃん
ペットのイトマキグモちゃん、私もほしい……!と思ってしまいました。破れた服を縫ってくれるなんて最高じゃないですか。背中に糸巻き背負ってるの可愛いですね!終端街で生きる生物の生態とは一体……。終端街(死者の街)と生きている人の世界では生き物も違うのか……それはそうか……と、新しい発見でした。
今のナガツキさん、ピアスばちばちに空いているのに、飛び降りた時に右耳に穴がないので、不死だと気付いた(もしくは気付く前)に傷がつくかどうか試したのかな……まろやかな自傷だったのかな、と勝手に想像して切なくなりました。
それはそれとして、ピアスのデザインめちゃくちゃ好きです。
「どれだけか細くても 希望は -
匿名
ネタバレ 購入済み2話の引きが強すぎて
2話の引きが強すぎてそのまま3話を購入しました。
ピアスばちばち怪しくも格好いいフードお兄さん、ナガツキさん。
扉絵の人(メインキャラ)だ……!と気付いて嬉しくなりました。
扉絵だと目の色が青(コートと同じ色?)に見えるんですけど、実際はどうなんでしょう……カラー絵もっと見たいです。
優しく穏やかで寂しそうなトウカさんが、ナガツキさんというイレギュラーの登場で色んな表情(警戒や焦り、苦渋の表情)を見せてくれるので、ハラハラしつつも「ナガツキさん視点(高身長)から見下ろすトウカさん、身長差によるナイスアングルありがとう」という気持ちになります。17ページの上目遣いで睨むトウカさんの表情、すごく -
ネタバレ 購入済み
九龍城砦や寂れた中華街あるいは
九龍城砦や寂れた中華街、あるいは、どこか異国のような(でも何故か看板は日本語や英語で読むことができる。しかし、それもどこか明治大正のような古びたものを感じる)不思議な街。
異世界!という感じで面白いです。
でも、赤いランプの扉からは「化け物」が出て来る。
1話を読んで、平和な死者の街かと思いこんでいたのですが、何やら不穏な気配。
ヒーローみたいなトウカさんにも思惑があり……と、この謎めいた感じが好きです。
ところで、水魚飯店のメニュー沢山ありますね!?
老舗のお店っぽいメニューの染み、これは絶対美味しいお店。そりゃトウカさんも推す訳です。ほかほかの肉まんを見ているとちょっとお腹が空きました -
ネタバレ 購入済み
なつかしき日々の、忘れ難き宝物
荒れ狂う河のように流れてゆく過去の残骸、打ち壊されたものたちの中に、
かけがえのない思い出の欠片が浮かんでいる。
どうしようもなく捨てることができなかった記憶は、
「わたし」が「あなた」を思い出す道標となる。
人である以上、全てを持って行くことができないのならば、見送る者が必要だ。
終端街の在り方を知るトウカは、人と共に在る人でもある。
彼は誰もを見捨てるものかと、死者の手を取る。
「あなた」がいたことを忘れまいと言うかのように、
まるで星々の輝く夜に空を迷い見上げるように、
いずれ朝の光に溶けゆく彼らの、最期の輝きを憶えている。 -
匿名
購入済み背景の旨味がすごい
寂しそうに笑うトウカさん、あまりにも顔が良い。こんな男、秒で好きになってしまう。
冷めた表情の皮肉げな死神かと思いきや、優しさとぬくもりを内包した情の深い行き先案内人で、こんな人(※見た目は人だけど実は人じゃないかもしれない…?)に見送ってもらえる世界なら死ぬのも悪くない――と思ってしまうようなお話でした。読後には気持ちが穏やかになります。1話の完成度だけでもすごいのに、このお話、まだ続くんですか? 最高じゃないですか。ありがとうございます。
過去作で「死さえも歪める魔法使いたちの物語」「生きているからこそ苦悩や絶望がある、しかし優しさも共に在る世界の物語」を描いてきた結月さくら先生の新作が -
購入済み
仄暗いようで暖かな世界
突然の事故で死んだトアは、気付けばエレベーター(昇降機)の中にいた。これは夢かと思うトアだが、そのエレベーターが止まった階で青年トウカに果ての見えない真っ直ぐ伸びた通路へ案内される。トウカはそこを死者の国へ行くための通過地点と話す。
通過地点で直面するのは、自分の中に佇む目を背けてきたものたち。それを乗り越えると、次の世界に行けると言うがーーー。
22-23ページのトアちゃんの歩く速度と同じように心に忍び寄る描写と、24ページでそれが堰を切ったように爆ぜる瞬間が最高に素敵!
トアちゃんの心の柔らかい部分に触れながら、それを昇華させる運びが美しくて……本当に読んでほしい……彼女の願いがそこ